第3回GA文庫大賞(後期)募集要項の変更点に関して

 よく見るサイトは「徒然雑記」、サトです。5月31日に第3回GA文庫大賞(前期)の募集が終了しました。たくさんのご応募、誠にありがとうございます。順次、受領メールをお送りさせて頂きますので、ご応募頂いた方は今しばらく、お待ちください。
 さて前期募集の終了と共に、後期の募集を開始しました。今回はこの第3回GA文庫大賞(後期)募集要項の変更点に関しての話になります。
○主な変更点
■1 プリントアウト原稿が不要になりました。
これまで42文字×34行で印刷して頂いていたプリントアウトデータが不要になり、原稿に関してはテキストデータだけの応募になりました。
その頂いたデータを、当編集部で審査を担当するそれぞれが、42文字×34行で印刷して読ませて頂いたり、PC上で読ませて頂いたりすることになります。
※プロの作家さんとの原稿チェックも、タイミング、相手にもよりますが、頂いた原稿データを、出力してに手書きでチェックする場合、PC上でチェックする場合と様々です。今はPCでチェックする場合が多いようです。
■2 期待賞の新設
半期で選出する≪奨励賞≫とは別に≪期待賞≫を新設させて頂きました。
これはGA文庫の編集者が、その応募者さんに直接アドバイスさせて頂く賞となります。
評価シートでのコメントでは伝えきれないニュアンスや、より具体的な改善案などをやり取りしながら、新しい作品に取り組んでもらったり、または改稿した作品で再チャレンジしてもらったりします。
そうした実際の編集者とのやり取りを通じて、スキルアップしてもらいたい、という賞です。
■3 エントリーシートのデータ送付が追加されました。
これまで「別紙」として頂いていた情報を「エントリーシート」として、印刷したものと、データの両方で頂くことになる変更です。
データのみの作品応募に切り替えた関係上、データの抜け、破損等の問い合わせの増加が予想されます。そのため、メールアドレスは必須とさせて頂きました。
エントリー用のデータに必ず、メールアドレスを記入ください。
以上のポイントが主な変更点になりますが、この変更で特に注意をお願いしたいのがルビの処理に関してです。
ルビに関しては該当する文字の後ろにまるカッコで表記頂ければ幸いです。
詳しくはこちらの記事をご参照ください。
https://ga.sbcr.jp/bunko_blog/cat381/014124/
原稿執筆時にWordや一太郎の機能でルビを手配されている方は特にご注意ください。テキストデータに保存した時、ルビの部分が文字化けしている場合が多いです。
他の新人賞に投稿した作品を改稿して当社にご応募頂く場合、ルビ部分の修正もあわせてご手配頂くと良いかと思われます。お手数をお掛けして申し訳ありません。
文字化けする際の一つの回避方法として、ワープロの原稿と、テキストの新規ファイルを開き、ワープロの原稿部分の全体をコピーして、テキストのファイルに張り付けると「漢字(ルビ)」で保存できる場合があります。
他には、一度Excelに原稿を貼り付けて、メニューの「書式」から「ふりがな」の中の「表示非表示」を使って「ふりがな」を非表示にし、それをコピーしてテキストに張り付けるとルビなしのテキストデータが保存できます。
また、ワープロ機能で付けたルビを全削除できるフリーソフト等もあるようです。
ルビをカッコ表記で行なうと原稿の文字数が変わってしまうという面がありますが、ルビは初出のみで結構ですし、そのレベルのボリュームの調整はプロになった後にも必要な技術ですので、なんとか応募規定内に収めて頂ければ幸いです。
 第3回GA文庫大賞の後期の締め切りは11月30日(当日消印有効)です。応募要項をよく読んで頂き、ご応募ください。お待ちしております。