
35MAX ブラッドサッカー:黒き吸血鬼はレッドショルダーの亡霊
マックスファクトリーの「35MAX(サンゴーマックス)」シリーズ。第4弾は黒い吸血鬼「ブラッドサッカー」の登場だ!
ブラッドサッカーは、OVA「ザ・ラスト・レッドショルダー」において、生き残りのレッドショルダー部隊用に用意された新開発のATだ。PSのイプシロンが乗り込んだ瞬間に恐ろしい強さを発揮し、グレゴルーやムーザの乗るスコープドッグターボカスタムを撃破したのが印象深い。
まあ、それ以外だと単にターボカスタムに蹴散らされたザコメカという感じもしなくはないんだけども。
■現実にスコープドッグが目の前に現れても恐いだろうが、ブラッドサッカーはもっとイヤかも……(笑)
とにかく、プロポーションは絶品だ。ブルドッグのような獰猛な顔つき、半光沢の全身黒ずくめの姿、バックパックまで一体でデザインされた上半身のボディラインなどなど、悪役ATに必要な凶悪さと精悍さのすべてが凝縮している。
設定画と比べると、このブラッドサッカーはむしろ頭が小さめ。純粋にメカとして見た場合のカッコ良さは、今のところシリーズイチオシだ。
作画上の制約が少ないOVAだからと思うが、デザイン的にもディテールが増やされている。その造形的な面白さも、ブラッドサッカーの魅力だぞ。
■細かいディテールが、大きなラインの流れの上に配置された造形。人気があるわけだ!
ヘビー級ATらしい重量感。これまでにラインアップされたどのATよりも重厚感が溢れている。写真で見るとスケール感が惑わされてしまうが、もちろんブラッドサッカーも1/35スケールだ。
肩の赤は、血潮で濡れたような血の色。全身黒なのに肩だけの赤。この視覚的な凄みもイカスぜ。ちなみに全身半光沢が基本の35MAXにあって、この赤い肩だけは光沢塗装になっているのがポイントだ。
■専用マシンガンは“ブラッディライフル”。背中のバックパックの立体的な形状もカッコイイのだ
レッドショルダー隊の生き残りが使用……というよりは、最初のイプシロンの搭乗機という印象が強いブラッドサッカー。
この時のイプシロンは初めてATに乗ったにもかかわらず、キリコにはっきりそれと分かるPS特有の機動を見せながら肉薄した。戦闘の最中まったく言葉を発せずにキリコたちを追い詰め、仲間を屠ったその圧倒的なまでの残忍さとパワーが、このATの印象を決定的づけている。
35MAXのブラッドサッカーは、そのキャラクター性を見事に再現しているぞ!
■銃を持つ手首は、左右でそれぞれ2種類ずつ付属する。きちんとグリップしているところが嬉しい
角度の異なる手首のパーツは、どの35MAXシリーズATにも付属しているが、具体的には右の2枚の写真のような違いがある(写真15&写真16)。
■足首サイドの3本突起のグライディングホイールが特徴的だ。吸血鬼の牙を連想させる
ちなみに、「35MAX」にはディテールアップのために各種デカールが付属しているが、今回撮影に使用したモデルには1枚も貼っていない。ブラッドサッカーの腰フロント装甲板の目立つマークは、はじめから塗装済みだ。
今回はお借りしたサンプルということもあってデカールを使用していないが、どのモデルも劇中のイメージには近いと言える。さらなるディテールアップを目指す人は、デカールを活用するといいだろう。
■胸前部の左右のライトなど、ストライクドッグに継承された(という設定の)デザイン部分なども興味深い
スコープドッグやスタンディングトータスの時もそうだったが、箱から出したそのまんまで撮影していることに再度注目していただきたい。このブラッドサッカーは機体色が黒なので汚し塗装らしき部分はほとんどないが、まったくの塗装いらずでここまでの出来のATが飾っておけるって、幸せなことだよなぁ。
せっかくの権利を捨てて卑しい道を選ばず、素直に神になっておこうじゃないか。「35MAX」はやはり、買いだ!

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35MAX AT-COLLECTION SERIES 04 ブラッドサッカー
発売:マックスファクトリー
価格:5,040円
発売日:発売中
原型:マックスファクトリー可動検討課(森本貴至・長谷川慎次)
仕様:1/35 塗装済み完成品アクションフィギュア
購入はこちら→Amazon.co.jp

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