
りゅんりゅん亭「ぷにカラー教室」レポ!初心者が「シマ」に挑戦っ -2-
「ぷにカラー23」シリーズは最近のガンプラと同じように、塗装をしなくても立派な可愛いフィギュアができあがるように設計されている。
プラモデルとの大きな違いは、部品がランナーについてない代わりにバリがある点と、部品を繋げるために自分で穴を開けて補強のための真鍮線(銅線がオススメ)を埋め込む必要があるというところだろうか。
プラモデルを組んだことのある人でも、改造をたしなむ人でもなければピンバイス(※)は持っていないことが多いと思う。経験のない人が尻込みする理由の1つがこの「穴開け」作業ではないだろうか。でもこの「ぷにカラー教室」では、そんな穴開け初心者にも初歩からていねいに教えてくれるので安心だ。
コツが分かると、穴開けそのものが楽しくなってくる。女性の参加者たちも、最初こそ恐る恐るピンバイスを回していたが、そのうち「これ楽しい!」とか「穴開け、ハマりますよね~」と口にしながら作業に熱中するようになった。穴が曲がっちゃったりしても、レジンを熱湯に浸けてグイグイ曲げて馴染ませる。遠那氏いわく「レジンで発生する問題はだいたい熱湯で解決します」とのこと。パーツの歪みなどもこれで矯正できる。
ガレージキットの組み立ては「精密」さばかり要求されるわけではない、と分かって初心者的にはホッとする。ベテランの貴重な体験からの知識がさりげなく、ダイレクトに得られるのも、「ぷにカラー教室」の素晴らしいところだ。
※ピンバイス:部品に穴を開けるドリル状の工具。開ける直径に応じて、さまざまな太さのドリルがある。

■ナックル付きグローブに付け替え式のロケットパンチ、サンバイザーが特徴の豊島区精霊「シマ」
この「ぷにカラー23」の特筆すべきところは、普通ならどうしても塗ったりデカールを貼ったりしなければならない「瞳」までもが色分けされているところにある。ボクの組み立てたこの「シマ」も、念を押すようだが瞳はおろか、全身のどこにも塗装をしていない(ホントはグローブのナックルに銀色を足すといいのだけど)。
細かい瞳のパーツを自分で組めば、必ずその設計の緻密さと工夫にうなるハズだ。組み上がった時には「おおっ」と嬉しさがこみ上げてくるぞ。
遠那氏によると、色を分ける意味だけではなく、睫毛(まつげ)や白目、瞳にそれぞれ微妙に凹凸が付けられるので、どうしてもこの方式でやりたかったのだそうだ。開発には相当苦労したとのことだが、なるほど、デカールや色塗りだけで表現した瞳とは違い、この大きさなのに立体感と精密感があってため息が出るほど感心してしまう。

■ちなみに5人のキャラクター中、一・二を争う貧乳だ。そんなところも好きでおじゃるよ
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