
凄いぞ!F-TOYS バルキリーコレクションに感動した
かねてからリリースされていた「超時空要塞マクロスバルキリーコレクション」が、去る4月15日、ついに発売されたのだ。
遡ること数日前。 とりあえずオンラインで予約だな……、などと余裕の表情でページを検索してみると、どこも予約終了との文字が赤文字で大きく表示されているではないか。いやな予感がする。売れてますね! との同僚の指摘に冷静さを装い頷きつつも、頭の中では警告音が鳴り響きまくっていたのだった。
過去、書籍化を企画しながら、現実のものと出来なかった憧れの「バルキリー」。
ソフトバンク クリエイティブ 社内イチのバルキリーファンであることを自負する身としては、今回の「マクロスコレクション」は(しかもファイター形態のバルキリー)どうしてもはずせない。
予約出来ない以上、店頭で買うしかない! 発売日の特定が先決のため、まずは情報収集。マスメディアの基本である。
日頃培って来た人脈を遺憾なく発揮し販売元であるハピネットさんへ電話。出ない…。ふと時計を見ると午後11時。普通の会社なら当然である。
いつもお世話になっている担当のYさん(女性)へ携帯電話をとも考えたが、駄目人間にも多少の常識はある。深夜、まさかバルキリーの発売日おしえてくださいとは言えない奥ゆかしさは持ち合わせているのであった。とりあえず発売日決は何時ですか? との探りメールを発信し終電で帰宅。むろん、帰り道、目に付くコンビニを片っ端から徘徊したのは当然の努力である。
――翌日。
新たな書籍打ち合わせのためお邪魔した大手アニメ製作会社さんとのミーティングも無事終了、帰社するむね連絡しようと見た携帯メールに「バルキリー本日発売です!」との文字が……。
瞬間。閉まりかけた山手線のドアをオリンピックに出場するアスリート並の動きですり抜け(よい子は真似しないように)、急ぎ玩具ショップに転がり込む。
平日なのに大勢のお客でにぎわう店内。皆が同じ獲物(バルキリー)を狙うライバルに見える……。過去の経験から売り場を絞るが発見できない。即座に狩り場を変更。素早4階に移動すると、ありました、発見しました! 全部で5箱ほど積み重なっているではありませんか!
ほかのファンへの配慮も忘れない大人の自分は、とりあえず2箱ほどを新種の化石を発見した考古学者の様な慎重な手つきで採取しつつレジへ。
両手にバルキリーを抱え、ほくほく顔で迫るオッサンに引き気味の店員さんはしかし、笑顔で慇懃に対応してくれるのであった。
いい、凄くいい。
全体の印象はH社のプラモデルに似ている印象である。1/144スケール全長100ミリ、過去このサイズのプラスチック製のバルキリーでは吸盤付きのピタバンバルキリーと、バルキリーの各形態(4タイプ)が入ったイマイのプラモ(変形しないヤツ)くらいであろうか?
合金製、ガチャポン等々のアイテムも存在するが、このサイズでスケールキットライクなバルキリーは初めてである。
機首はバルキリーの中でもっとも特徴的な部分。正面から見ると三角おむすび型、横から見るとつんと反り返った得意調的な機首を良く再現している。
小さいながらオメガ型に整形されたキャノピーにも注目だ。キャノピー、それはロボットでいうところの顔である(と思っている)。その作りが甘いと飛行機は駄目だ。なので、形状、透明度も抜群のバルキリーは合格点! 良い感じだ。
コクピット内も、細かいディテールが施されて良いアクセントとなっている。残念ながらパイロットは座っていないが、変なものが座っているよりいいと思う。
ただ一点残念なのは、キャノピーを接続するためのピンが、キャノピー両脇にレイアウトされている点だが、固定方法を考えるとやむなしと言ったところだ。気になる人は、ピンを切り飛ばしてコンパウンドで磨いてみるのも良いだろう。
SF的要素の強いオプション装備の再現度もすばらしい出来。
まず、目に付くのは、宇宙戦闘用に装備され、バルキリーと言えばこの装備! とファン達をうならせたFASTパック(スーパーパーツ)付きのスーパーバルキリー。FASTパックの由来はF-15Eストライクイーグルで検索すると確認できるので、気になる人は検索してみよう!
背部両ロケットブースターには2連装ビームカノンが装備された指揮官機タイプを再現。一条機、ロイ・フォッカー機ともどもS型が用意されている。
エンジンや、姿勢制御モーターの塗り分けも抜け目なく表現されているほか、深く彫り込まれたマイクロミサイル射出ポートなどに制作者の意気込みが感じられる。
また、薄く整形された主翼には、UUM-7マイクロミサイルポッド2基と、RMS-1大型対艦反応弾4発を装備した対ボドルザー戦仕様を再現。華奢な機体に重装備な感じがまた良いのである。
余談ではあるが、J型が劇中この装備で現れたことはないのだが、ま、格好いいのでOKだ。
さらに統合軍アクロバットチーム「エンジェル・バーズ」仕様と、一般兵仕様機のA型とスペシャルアイテムのマックス機には、主翼に武装が装備されていない代わりに翼の可変機構が再現されている。
シークレットアイテムとして、TV版マクシミリアン・ジーナス搭乗機VF-1Aも、少し変わった塗装なので紹介しておこう。エースのミリアと激しい空中戦を繰り広げた機体(第18話“パインサラダ”)は、個人的に大好きな機体カラーなのだが、今回のシークレットアイテムでは、第12話“ビック・エスケープ”仕様という、ちょっと想像を超えた過激なアレンジのカラーリングとなってラインアップされていたのに少々苦笑した。どのくらいぶっ飛んでいるかは写真を参照してほしい。
シリーズ第一弾とされる「バルキリーコレクション」。個人的にも今後の展開に注目だ。
既にコンビニ各店舗からは姿を消しつつある本製品だが、本家「ハピネット・オンライン」ではかろうじて購入することができる。
SBCr社内には、とりあえずコンビニで2個だけ買ったあげく、その2つともミリア機となったかわいそうな人もいる(いや、ミリア機が悪いわけでは決してないのだが……)。
とにかく、このタイプの製品はいつ再販するか、しないのかも分からない特殊なカテゴリーの製品だけに、バルキリーファンならば一個二個購入するなんてまどろっこしい考えは捨てて、箱買いで全バルキリーを一気にコレクションすることをおすすめするぞ!
個人的には、プロダクトとして(ガレージキットは別で)製品化されたことのない、VF3000とか過去バンダイさんが企画したアドバンスドバルキリーなどの製品化を希望したい。
むろん、VF-0やVF-19も激しく熱望してやまない。とりあえずファンは一生懸命買い支えて次の製品への夢をふくらまそう!
それにしても格好いいなVF-1は……。

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1/144 キャラワークス 超時空要塞マクロス バルキリーコレクション

メーカー:エフトイズ・コンフェクト
発売日:発売中
価格:各473円(税込)

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仕様:ABS・PS 全6種+レアカラー
サイズ:縦95×横90×高さ35ミリ

(C)1982, 1984, 2007 ビッグウエスト
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■メーカー・関連リンク
・ハピネット・ロビン
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・F-toys 1/144 マクロス バルキリーコレクション レアカラーも公開
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(C)1982, 1984, 2007 ビッグウエスト
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