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2009年10月05日更新! |
このインタビューは、8月にバンダイのガンプラ開発拠点である静岡工場において行われたもの。開発陣はどういったビジョンをもってMG開発に当たっているか、とてもよく分かるいろいろなお話を聞くことができた。
今回は「通常版」とお得なボーナスパーツ付きの「イグニッションモード」の2バージョンが7月に発売されて話題を呼んだ「MGガンダムエクシア」について、ホビー事業部の西澤さんにお話をタップリ伺って来た! 「MGガンダムエクシア編」は前後編の2回に分けてお送りしよう。
担当者インタビュー@バンダイ静岡ホビーセンター 2009年8月6日(木)
バンダイご担当/ホビー事業部 企画開発チーム 西澤さん
◆ ◆ ◆
◆MGでガンダムエクシアを出す
――それでは、今回初めてインタビューさせて頂きますが、どうぞ宜しくお願いします!まずは早速ですが、MGでガンダムエクシアを出す事に決定した経緯を教えて下さい。
西澤氏(以下、敬称略): 昨年末、ガンダム00のシリーズのHGの開発が一通り終わった時に、次へのステップアップとして何をMG化しようかと検討した結果、ガンダムエクシアに決まりました。
――ダブルオーガンダムなど、他のガンダムも検討されたのですか?
西澤:MGでガンダム00シリーズをを初めて出すという事で、選択肢としてはガンダムエクシアしかなかった感じです(笑)。ダブルオーガンダムは後半のものですから、シリーズ全体を考えたときに最初のガンダムという事でガンダムエクシアが選ばれました。
その時既にホビー事業部からはプラモデルのFGや1/144スケール、完成品のHCM-Pro、SHCM-Proなどのガンダムエクシアも発売されていたので、それらの技術はすべてこのMGに生かされています。過去の商品の良かった点をこのMGは取り込んでいるんです。
もちろんMGに限らず、商品が出るたびに、以前に出た商品をどうにか超えようとデザイナーの海老川さん(ガンダム00 メカデザイナー 海老川兼武氏)と反省会をします。「1/144では差し替えだった部分を、SHCM-Proでは差し替えなしでやりたい」「MGではSHCM-Proを更に超えたい」という感じで。以前の商品のどこを超えられるか考えるのは苦労した部分でもあります。
――こうやって並べてみると、プロポーションも変化していっていますね。

西澤:商品が出るたびに行われるそのミーティングの中で、以前の商品の良い所を吸収して「もっとこうしたらどうか」という案を海老川さんと出して、それを検討して反映しています。3月にSHCM-Proを出してから、そのように検討を積み重ねてこの形になりました。
――MGは他のシリーズに比べて、下半身がガッシリしていますね。
西澤:これはSHCM-Proで新しくプロポーションを取り直した点を取り入れています。SHCM-Proの時に、あれだけ動かそうとすると体のバランスを変えなければいけなかったんです。格好良さと可動の強度を両立させる為に考えた結果です。
――並べてみると、どれも少しずつバランスが違いますね。
西澤:スケールに合わせたバランスのノウハウの積み重ねがあるんです。例えばこのHCM-Proのエクシアは、1/200というサイズでのバランスの為に、少し肩を大きくする事で最もカッコ良く見えるように調整しています。
――ミニカーのバランスの取り方と近いかも知れませんね。ミニカーもスケールによってボンネットの長さの比率を変えたりして、カッコよく見えるようにしているんですよね。ビルの上から本物を見てみたら、意外とミニカー程カッコよくなかった、なんて。
西澤:それに近い感覚ですね。スケールごとのベストなバランスを考えて開発しています。
――デザイナーの海老川さんの最新のアイデアが反映されていると言う事は、今度の映画にもこのMGで使われたプロポーションが反映されたりするんでしょうか。
西澤:あくまでもこのプロポーションはMGとしてのガンダムエクシアですからね。アニメはアニメなりのアレンジ方法が存在しますし、プラモデルはプラモデルなりの進化の方向やアレンジの方向があると思います。多少は影響を受けたりする事があるかも知れませんが、このプロポーションに大きく傾注する事はないと思いますよ。(以下、続く)
(C)創通・サンライズ
※掲載しました写真は開発中の為、実際の製品と異なる場合がございます。
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