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2009年01月19日更新! |


コトブキヤから、1月下旬に「鉄のラインバレル」のマキナの1体「ハインド・カインド」が発売される。
ハインド・カインドは、主人公・早瀬浩一の乗るラインバレルと共に戦うJUDA(ジュダ)所属のマキナで、搭乗者は山下サトルだ。2人のマキナが活躍するエピソードとしては、衛星軌道上での衛星兵器の破壊作戦が印象深い。主人公が“正義の味方”となる回であると同時に、山下クンの戦う者としての自覚が芽生える名エピソードだった。エネルギーを使い果たして落下してくるラインバレルを、受け止めるハインド・カインドがとにかくカッコいいのだ。
今回は、そのハインド・カインドのプラキットを、未塗装で組み立てた作例を紹介する。使用したのはコトブキヤから編集部に送られてきたテストショット。製品版では一部のパーツが塗装済みとなるが、今回のテストショットでは塗装されていない。
![]() ■ランナー状態でもかなりの色分けがされていることが分かる。総パーツ数は約250点(一部使用しないパーツあり)で、このほかに関節可動用のポリキャップ部品が付く |
ここでは、実際に製作の工程を追いながら、その造型の魅力と巧みな色分け、組みやすさに配慮されたパーツ構成を紹介していこう。
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■脚部前面装甲は、縁の白い部分とパーツ分けされている。巧みに装甲の厚み表現がされている断面に注目。 |
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■接続用のパーツなどを取り付ければ完成だ。脚部との取り付け部はボールジョイントで可動する。 |
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■脚部を組み立てたところ。膝の関節の可動範囲はかなり広い。右は、かかと部分のパーツをはめるところ。黄色いかかとパーツは、ひっくり返して付けることができる仕様だ。これは、オリジナルデザイン上の問題で、プラモデルではハインド・カインドを直立させることが難しいため、コトブキヤが原作者の許諾を受けて、直立用にパーツをコンパチ仕様として設計したもの(ラインバレルなども同様で、シリーズ共通)。組み立て後も簡単に外して付け替えられる(写真41、写真42)。 |
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![]() ■脚部の完成。大きめのパーツが大胆なラインを描き、重厚で迫力のあるハインド・カインドの脚部を構成している。 |
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■腰部の中央部は、3面の貼り合わせ構造。それぞれの面に複雑な細かくディテールが入っていることに注目。2パーツの縦分割だと真ん中にパーティングラインができてしまったり、細かいモールドが入れられない場合が多いが、こうした見えにくい部分も手を抜いていないところがさすが。装甲裏パーツにもスリットなどが細かく入る。 |
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■左はフロントアーマー取り付け前の腰部(裏側)。赤丸で囲っているのは股関節で、斜め後方へ角度が付けられて、脚を開き気味にカッコ良く取り付けられるようになっているのが分かるだろう。右写真の赤丸はフロントアーマーの取り付け基部。この上に、フンドシ前部のパーツを取り付けることでフタとなる。 |
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![]() ■下半身完成。腰回りを取り巻く装甲の絶妙の重なりが、みっしりとした密度感を生み出している。この重量感がハインド・カインドの造型の醍醐味だ。 |
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■肩装甲も3面の貼り合わせ構造。パーティングラインが角部分に来るというメリットがあるほか、内側のモールド、縁部分の複雑な形状もしっかりと再現できる。2本のツノ状の部分は鋭いのでケガに注意! 右写真の上腕部は、芯になる部分を作った後、黄色いパーツを被せる。 |
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■肩の内部パーツは、ポリキャップを内蔵してパーツを挟み込みで組み立てる。赤丸で囲った丸いパーツを最後にはめることで、パーティングラインが隠れて見えなくなる仕組み。右の肘関節パーツもパーティングラインを隠すように上からパーツを両サイドからはめ込む。人工筋肉のディテールもバッチリだ。 |
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■手首は抜き手、握り手と複数が付属。ハインド・カインドの手は巨大なので、構成パーツはかなり多い。写真のランナーは、すべて手首用パーツだ。右写真は、抜き手を構成するパーツ群。指も太いので上下2パーツの貼り合わせとなっている。 |
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■下腕部の組み立て。3面の外装を貼り込むことで、パーティングラインがほとんど目立たなくなる。 |
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■腕部をアッセンブルする。腕が長いのもハインド・カインドの特徴だが、さらに必殺技の「バレットアーム」が再現できる伸長状態のパーツも付属し、大迫力が味わえるのだ(写真43参照)。 |
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■頭部は、喉の部分にあるパイプがパーツとして付属。針金が仕込まれたビニル製で、首の基部に曲げながら取り付ける。この基部を覆う首周りの黄色い部分は、かなり高く盛り上がった形状で、保護のためにランナーに、ついたて状のガードが設けられている。 |
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■頭部を構成するパーツ群。細長い黄色いパーツが頭となる。胴体の巨大さに比して、顔面は極小といっていいほど小さい。頭は固定されているが、首ごとポリキャップで可動ができる。 |
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■胴体部分は左右の貼り合わせ。パーツの内側の複雑な構造がすごい。貼り合わせた後、外装パーツをあちこちから取り付けるため、最終的にはパーティングラインがほとんど露出しない状態になる。ひとかたまりに見える胴体を構成するパーツ数は、実際にはかなりのもので、ここがハインド・カインド組み立てのクライマックスだ。 |
完成
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胴体に頭、腕部、下半身を取り付ければ完成。特異な形状をしたハインド・カインドが、バランス良く再現されている。
装甲の厚みを演出するパーツ構成は、時に繊細なパーツ分けとされる部分もあり、逆に大胆に巨大な1パーツを使用する部分もあり、非常にメリハリが効いているのもキットの特徴だ。ハインド・カインド自体が大柄の機体であるため、パーツの1つ1つが大きく、非常に組み立てやすいことも長所だろう。
もちろん、薄いものや尖っているパーツ、内部にポリキャップを仕込むクリアランスがギリギリなところなど、コトブキヤらしい精密さを追求している部分もふんだんにある。キットを組み立てれば、この巨大なモデルが、考え抜かれた緻密なパーツ分割と、計算されたバランスの上に成り立っていることが分かるはずだ。
それを味わうことこそ、コトブキヤのキットを作る醍醐味といえる。ラインバレル、ヴァーダントと一緒に、山下クンのハインド・カインドも是非組み立ててみよう!
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1/144Scale ハインド・カインド ![]() 作品名:鉄のラインバレル 発売元:コトブキヤ 発売日:2008年1月下旬予定 価格:5,040円(税込) 仕様:1/144スケール 一部塗装済みプラスチックキット、ベース付属、全高約180ミリ 購入はこちら:ホビーショップ コトブキヤ / Amazon.co.jp / ハピネット・オンライン |
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(C)2008 清水栄一・下口智裕・秋田書店/GONZO/ラインバレルパートナーズ
※掲載しました写真は開発中の為、実際の製品と異なる場合がございます。
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