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2009年09月25日更新!


ハセガワ1/48 YF-19発売直前!完成見本やテストショットを大紹介



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 ハセガワ マクロスシリーズのプラスチックモデルに、待望の新アイテムが登場だ。

 これまで1/72スケールでリリースされてきた同シリーズに新ラインアップとして加わったのは、1/48スケールVF-1ではないかという大方の予想を裏切って「YF-19」だ。今回は、編集部にハセガワの広報担当が完成見本を持ってきてくれたので、開発中の金属マスターやランナー状態のテストショットなどとともに、徹底紹介していこう。

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写真をクリック! YF-19は「マクロスプラス」の主役機の1つであり、その後に続く作品で制式採用機として登場したVF-19の試験機。前進翼を備えたスマートなシルエットと、戦闘機の魅力が最大限に発揮された劇中での圧倒的なマニューバの描写により、シリーズ中でもVF-1と並んで高い人気を誇る。

 今回発売されるのは、1/48スケールという文字通りの大型キット。YF-19は実寸で18.4メートル(ファイター時)となる大型の機体で、模型全長はなんと390ミリにもなる(ちなみに、VF-1は実寸で14.23メートル。1/48では約296ミリ)。もちろん完全新規金型であり、プラキットや完成品トイを含め、同スケールのYF-19の市販のモデルとしては初のアイテムとなる。

 リリースによれば、1/72キットを踏まえながら、より解像度を高めたイメージとなり、形状と彫刻に拘ったという。パーツ数は少なめに抑えられているので、短時間で組み上げて塗装に凝ることができるのが嬉しい。パッケージは、ハセガワのマクロスシリーズでお馴染みの天神英貴(てんじん ひでたか)氏だ。

 完成見本を見て感じるのは、スケールアップに伴って追加されたディテールの効果はもちろん、サイズアップした面そのものが持つ情報量の大幅な拡大により、架空の戦闘機でありながら存在感をより強く訴えかける完成度に仕上がっていることだ。

 その造型やディテールの処理は、数多くの航空機モデルを手がけてきたハセガワが蓄積した経験と技術によって導き出されたもの。心ゆくまでその実在感を堪能してほしい。


モデリングデータ



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■開発中の3Dデータ。レンダリングの色は成型色とは関係ない。また、着陸脚周辺のパーツは外した状態

 3D CADの設計データで見ても、1/72ではやや鋭角的に切り落とされた形状に造型されていたスネ外装の裾(フレア部)などが、緩やかな曲線を描いている。引き締まったフォルムを維持しつつ、全体的に“色気”が感じられる設計となった。

 エンジンブロックの外装(ウェポンベイのふた&内側)は別パーツ化。レンダリングでは半透明(赤い部分)に描かれているが、実際には通常の成型色となる。脚部本体には内部構造を示すモールドが施されている。このモールドは完成後には見えなくなるが、1/48ならではの遊び要素として盛り込まれた。

金属マスター



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■設計データから起こした金属マスター。これを元に金型を製作する

 ここに掲載する写真は、YF-19の「金属マスター」と呼ばれる、金型を彫るために用意される型である(注意:金型そのものではない)。

 金型は、最も基本的なものでいうとタイ焼きの型のように、上下2枚の金属板を重ねてその隙間にプラスチック樹脂を高圧・高温で流し込むことで成形する。この上下の金型は、圧力鋳造という方法で反転し製作される。逆にいえば、金属マスターは成形されるパーツそのものの形状を(一方向のみだが)表している原型のようなものだ。

 写真が公開された段階ではまだ脚部のモールドが施されていないが、外装の縁の緩やかなR(アール)などが、金属特有の光沢によって明瞭に浮かび上がっているのが分かる。

テストショット(1st)/素組み



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■テストショット(試作品)の素組み写真。実際の製品とは異なる場合があります

 上の写真は、最初のテストショットの素組み。1/48では、主翼が通常状態と高速形態の差し替え選択式とされた。また、キャノピーも開閉の状態を選択して組み立てられる。細かく造型された着座姿勢のパイロットが1体付属するのも嬉しい(パイロットも頭部、胴体、腕部、下半身の5パーツで構成されている)。

 ノーズにレイアウトされた菱形の穴は、1/72版ではセンサーという解釈だったが、1/48では設定通りボーテックスジェネレーターとなり、ディテールが追加されているのが分かる。

テストショット/ランナー



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■テストショット(試作品)のランナー写真。実際の製品とは異なる場合があります

 ランナー状態のパーツを確認するだけでも、今回の1/48の凄まじさを感じてもらえることと思う。細部の圧倒的なディテールから、ハセガワの解釈や考察を読み解くのも面白い。パネル内側や外板のモールド、着陸脚収納庫の内部のパイピングなどがしっかりと施され、あたかも実機を取材して設計したかのような説得力に満ちている。

 胴体形状では、下部の前脚収納部の両脇胴体のなだらかな造型が目を引く(写真上段中央 / 1/72版のインストに掲載されていた河森氏の画稿を反映させたものと思われる)。脚部の内部モールドやノズル内部の二重構造など、内部を推察できるパーツ構成も興味深い。ボーナスパーツとしてバトロイド頭部の前面も作られているという凝りようだ。

 前脚や主脚のメインパーツは組み立てやすさを考慮して積極的に一体化が進められているが、ディテールはおろそかにされていないところが凄い。機体の上面と下面は1/72版同様2枚のパーツで分割されており、その大きさには驚かされる。この機体のフォルムが一目で分かるパーツは完成時のイメージを想起させ、組み立てへの意欲を盛り上げるのにも一役買っているといえるだろう。

完成品紹介




【ノーズ部分】複雑な曲線を描くノーズ部分。側面複合センサー部はクリアパーツ。カナードの薄さや、前照灯の付いた前脚にも注目。右の写真は撮影のためキャノピーを外している

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【インテーク周辺】インテーク内部のタービンフィンも、スケールアップによって立体感が増した。奥まった部分はすぼまるようにタービンへ繋がる

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【機体上面】1/48の特徴はバトロイド時に胸部上面となる上面中央部(頭部のカバーの前側)の膨らみ。翼面はパネルラインと動翼の分割ラインが太さの異なるスジ彫りで表現されている。また、動翼間はステルス性を考慮した菱形の隙間とされているのも特徴だ。さらに、機体上面の4箇所にフォールドブースター用支持架の取り付け部分と思われるパネルラインが新設されている

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【脚部】エンジン側面カバーは開閉選択式。内部にはメカモールドが彫り込まれている。スネ外装の裾は緩くカーブを描く。足裏には赤外線対策用のコーティング表現をイメージした彫刻が見える

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【ガンポッド/着陸脚】前脚は1/72の時よりも太い印象。主脚はF/A-18に似た構造の新解釈のものとなっている

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【主翼】主翼は高速飛行形態を再現可能。完成後も角度を変えて差し込み直すことで変更可能だ

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 ハセガワによるキットの完成見本を紹介しよう。機体のカラーは成型色で再現され、黒い帯やライン、尾翼の黒赤などはデカールが付属する。塗装して仕上げる人は、とにかく大型の機体のため、調合が必要なメインの機体色については十分に量を準備してから塗装に取りかかることをオススメする。

編集部にやってきた完成見本



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■ハセガワ 新旧YF-19の対比。左が新1/48、右が1/72
写真

■いつもお世話になっているハセガワ広報のSさん。静岡から遠路はるばるGA Graphicへサンプルを持ってきていただいた

 1/72では表現しきれなかった迫力と、密度感。可変戦闘機をあくまでも航空機として捉えた場合、大空に躍動するYF-19の姿は、モデラーにとっても想像しやすく、そして表現するに魅力的な機体だ。

 発売は9月末を予定。マクロスの造型史上においても一大事件といえるキットを、その目で確認せよ!




1/48 YF-19“マクロスプラス”
作品名:マクロスプラス
発売元:ハセガワ
発売日:2009年9月末予定
価格:4,830円(税込)
仕様:1/48スケール プラスチック製未塗装組み立てモデル、全長約390ミリ
購入はこちら:Amazon.co.jpホビーサーチ



商品の購入はこちら→ホビー★サーチ

(C)1994 ビックウエスト
※掲載しました写真は開発中の為、実際の製品と異なる場合がございます。

■関連リンク
ハセガワ
1/48スケール「YF-19」は9月発売に!! 仕様が一部公開に!! (09.07.31)
ハセガワ1/48マクロスプラス YF-19! 試作品が静岡ホビーショーで披露 (09.05.14)



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