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2007年12月15日更新! |

本日12月15日、新宿 紀伊國屋サザンシアターにおいて、「機動戦士ガンダム 劇場版メモリアルボックス DVD発売記念プレミアム上映会」が開催された。
「機動戦士ガンダム 劇場版メモリアルボックス」は、1981年に公開された第1作から第3作「めぐりあい宇宙(そら)」までの3部作を収録したDVD-BOXだ。映像や音声が劇場当時の鮮やかさでDVDとなって甦るとあって、ファンの期待も高い。
今回のプレミアム上映会は、この発売を記念して開催されたもので、ファンの投票によって3部作のうち、1編が大スクリーンで上映される。また、ゲストによるトークショーや、富野由悠季(とみの よしゆき)監督や声優らの舞台挨拶なども行われ、「ガンダム」ファンへの一足早いクリスマスプレゼントとなった。
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トークショーでは、角川書店社長・井上伸一郎(いのうえ しんいちろう)氏を司会とし、アニメ評論家の氷川竜介(ひかわ りゅうすけ)氏、マンガ家の新條まゆ(しんじょう まゆ)氏、そしてお笑い芸人のアメリカザリガニの2人を招いて、一同がさまざまな「ガンダム」への想いを語った。
氷川氏は、「ガンダムはアニメの世界では革新的なことをやった作品。人対人という戦争物であり、剣豪物の要素もあったが、アムロの成長物語として成立していたストーリーは、実はオーソドックスなんですよね。自分はガンダムの本の編集に携わったことがありますが、当時目にしたセル画の鮮やかさや凄味が今回そのままDVDで再現されるので、そこにも注目してください」とコメントした。なお、氷川氏は今回発売されるDVD-BOXのライナーノーツにも参加している。
アメリカザリガニの2人は、中学生の頃に合唱大会の自由曲で「哀・戦士」を歌って男子生徒たちの大注目を浴びたエピソードなどを話し、「ガンダム」が男子の心を鷲掴みにする魅力を、笑いを交えながら語った。平井さんは、とにかくランバ・ラルが大好きで、自身のラジオ番組の中でもアドリブの部分で「ザクとは違うのだよザクとは」と思わず口にするほどだとか。
「機動戦士Zガンダム」からガンダムに入ったという新條さんは、1stを初めて見た時、「リアルタイムに当時の人たちが感じた衝撃を味わいたかった」と振り返る。そんな新條さんはシャアのファンで、以前は銀行口座の暗証番号を池田秀一さんの誕生日にしていたという。
シャワーシーンでのスポンジがオシャレだった、との新條さんの言葉に、氷川さんが「当時のアニメーターに、“ごちそうを描け”というと、トンカツの絵が上がってくるという時代でした。そんな中で、ガンダムはパーティのシーンなどに代表されるように、随所の先進的な描写が素晴らしかった」と分析を披露した。
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2部構成の今回のプレミアム上映会では、次に富野監督らの舞台挨拶が行われた。
シャア役の池田秀一(いけだ しゅういち)さんは、「25年の歳月の中で、何人かの“戦友(声優仲間)”を失った。その意味でも“メモリアル”なDVDですね」としみじみと語る。ララァ役の潘 恵子(はん けいこ)さんらと舞台上で発売を喜び合った。
ナレーターなど、ガンダムには欠かせない声優の1人・永井一郎(ながい いちろう)さんは、「ガンダムの劇場版が初めて公開されてから、既に四半世紀──」と、お馴染みの番組ナレーション風に挨拶を開始。「人々は(DVD-BOXという)その行為に……歓喜した」と締めくくり、会場を沸かせた。
富野監督は、「ガンダムという作品に巡り会えた」ことを感謝する言葉とともに帽子を取り、会場のファンに深々と頭を下げる。そして、「オリジナルのフィルムが経年による劣化で失われようとしている今、デジタルの修復技術が間に合った。たいへん良い時期にこのメモリアルボックスを企画してくれて感謝しています」とコメントした。
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スペシャルゲストとして、アーティストのGackt(ガクト)さんが花束を贈呈に現れると、富野監督も嬉しそうにこれを迎えた。熱心なガンダムファンであるGacktさんは、12月19日に「0079-0088」というニューアルバムをリリースする。
劇場版ガンダムの代表的な歌曲である「哀 戦士」や「めぐりあい」がカバーされたこのアルバムについて、富野監督は「Gacktというアーティストの手にかかると、20年以上前の曲も“新曲”に生まれ変わるということを見せてもらいました。この曲のオリジナルを作った故人・井上大輔は、僕の同級生なんですが、その作品がこうして後の世に“遺って”いくことを嬉しく思います」と、亡くなった友人への想いに声を詰まらせながら語った。
舞台挨拶後のインタビューで、Gacktさんはアルバムについて、「ガンダムファンや関係者、とにかくたくさんの人に応えなければいけないという思いに、作業に入ってからは眠れない日が続きました。1曲を作るのに4ヶ月もかかり、作っては直し、旅に出てしまおうかとさえ考えたくらいです。ゼロからやり直そうと、井上さんの遺族の方に歌詞の変更をお願いしに行き、これがダメだったらもう作業はやめる、とスタッフに宣言しましたが、快く了承してもらえ、そこからはスムーズにいきました」とレコーディングの苦労を語る。
「ほかの人が歌うことを想像すると耐えられない。自分がやるしかない、ほかの人にはできない、と思ったんです」とのGacktさんの言葉に、富野監督が「どうしてそう思ったの?」とツッコみ、取材陣の笑いを誘った。
ガンダムで印象に残っているシーンは、と訊かれるとGacktさんは、「セイラさんの“それでも男ですか!”というシーンに代表されるように、ガンダムからはいろいろな影響を受けました」とのこと。
劇場版ガンダムに寄せるそれぞれの思いを強く感じるプレミアム上映会だった。みんなもこのDVD-BOXが発売された暁には、1人でじっくりと、または仲間でワイワイと、“メモリアル”な上映会を楽しんでほしい。
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機動戦士ガンダム 劇場版メモリアルボックス 発売日:2007年12月21日 価格:1万8,900円(税込) 発売元:バンダイビジュアル レーベル:EMOTION スペック:カラー/427分/DVD 3枚組 購入はこちら:Amazon.co.jp 0079-0088(ダブルオーセブンティーナイン・ダブルオーエイティーエイト) アーティスト:Gackt(ガクト) 発売元:クラウンレコード 発売日:2007年12月19日 価格:通常版 2,500円(税込) / 生産限定版 各2,700円(税込) 備考:生産限定版は、[feat.Amuro Ray]と[feat.Char Aznable]の2種。 購入はこちら:通常版 / [feat.Amuro Ray] / [feat.Char Aznable] |
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(C)創通・サンライズ
※掲載しました写真は開発中の為、実際の製品と異なる場合がございます。
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