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2008年05月17日更新!


バンダイ1/20ボトムズ新作は陸戦用ファッティー! 対ATライフルも付属



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 第47回静岡ホビーショー2008のバンダイブースには、1/20「装甲騎兵ボトムズ」シリーズの新作となる、「ファッティー」のサンプルが展示されていた。

 ブースでは開発を担当するバンダイ ホビー事業部の狩野義弘氏が、来場者に向けてアイテムの解説を行っていた。いろいろとお話しを伺ってきたので紹介しよう。

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 衝撃的に登場したバンダイのボトムズシリーズは、作品を代表するスコープドッグからスタート。現在はそのバリエーションが展開している。

 そんな中、聞こえてきた新製品は、なんとバララント軍の量産機・ファッティーだ。このファッティーというメカは、初登場が第3クールからと遅かったこともあり、当時のタカラのプラキットシリーズのラインアップに加えられることなく終了してしまった(その後1/60キットは他社から出たが)。その意味でも、ファン待望といえるアイテムといえよう。

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 直線を主体としたデザインラインのギルガメス軍に対し、宇宙船からATまで、有機的な曲線が多用されているのがバララント軍メカの特徴。ちなみに“ファッティー(太っちょ)”はギルガメス軍の使用するコード名で、本来は“フロッガー”という。

 このグラマラスで特異な形状を再現するにあたっては、何度も形状試作が繰り返されたという。上半身のバランスや頭頂部の扁平度といった形状が煮詰められ、最終的に出来上がったテストショットでは、「ああ、ファッティー」だと素直に納得できるフォルムに仕上がっている。胸の張り出しが大きいにもかかわらず、武装のハンドガトリングガンを両手でナチュラルに構えられるところがスゴい。

 外観に影響を及ぼさずに可動範囲を広げるため、肩ブロックは内部に関節機構を有する。肘も二重関節になっているほか、脚部はもちろん降着機構を内蔵。そのポージングの自然さは、これがファッティーの一発目とは思えない完成度で、既に風格さえ感じさせるほどだ。

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 コンセプト的にもシリーズ第1弾のスコープドッグと同じ思想が盛り込まれており、構成パーツが“実存する工業製品”を思わせる分割になっているという。胸部のフレームがバスタブ状に一体成形されているのを見ると、改めてバンダイの技術力の高さに驚かされる。

 狩野氏は、「ランナーを見た瞬間に、どのパーツがそれぞれどんな機能を持っているのか分かる」という点に留意して設計したと話す。ユーザーは、プラモデルを組み立てるという行為を通じて、架空の兵器があたかも“本当にあるかのように”感じながら組み上げる工程を楽しめるというわけだ。ちなみに、スコープドッグに用いられていたボルトで装甲を留めるギミックは、今回はないそうだ。

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 今回のファッティーは、現在新作として展開中のOVA「装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ」に登場する“陸戦用”としてリリースされる。脚部の地上走行用ローラー、バックパックなどが宇宙用と異なるが、バリエーション展開を見越したパーツ構成になっているとのことで、TVシリーズからのファンは宇宙戦仕様の発売にも期待しよう。

 写真で見ると分かるが、バックパックが別ユニットになっている。そのほかにも、色ごとにランナーが分けられているので、塗装をしなくても組み立てるだけで設定に近いカラーリングで完成させることが可能だ。胸の「6」のようなマーキングはシール(カッティングシートのような薄いもの)になる予定だが、シールドのマーキングは別パーツ化されているようだ。

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 ファッティーは“敵メカ”であり、基本的には“やられメカ”だ。そのため、なんとキットには“やっつける側”の武器が同梱される。そう、あの猟兵用の対ATライフルだ。

 この対ATライフルも、単なるオマケというにはあまりにも精巧にできている。1/20スケールながら、砲口やサイト部分がスライド金型で(!)開口されているのだ。機関部に施されたモールドもスケールモデル並の細かさで、感動すら覚える。

 意外なアイテムチョイスにも思えるが、ファッティーの登場で、一気にシリーズの幅広い展開に期待が出てきた。みんなも、組み立ての手応えをしっかりと感じられそうなこのキットを、是非一度は組み立ててみよう。

 ブースでは、スコープドッグのペールゼン・ファイルズ仕様の検討用試作も展示されていた。狩野氏によれば、肩や股関節軸の位置を調整できる新機構なども組み込まれる予定だとか。こちらも楽しみだ。




1/20 ファッティー 地上用 ペールゼン・ファイルズ版
メーカー:バンダイ
発売日:2008年7月予定
価格:5,250円(税込)



(C)サンライズ
※掲載しました写真は開発中の為、実際の製品と異なる場合がございます。

■関連リンク
バンダイ
バンダイ ホビーサイト
・GA Graphic:「第47回静岡ホビーショー」特設ページ
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