|
2009年01月13日更新! |

現在、天王洲にある銀河劇場では、舞台版「鉄人28号」が公演されている。演出・脚本を、あの押井守氏が担当しているということで、どのようにあの横山光輝氏原作の「鉄人」を描くかが話題を呼んでいる。公演は1月25日まで。
ストーリーは、東京オリンピックを目前に控えた首都・東京が舞台。野良犬らを排除する警察とそれを支持する敷島博士(池田成志氏)らに対し、無闇な殺生を不満とするテロリスト・人狼党のオリンピック阻止活動の間で、鉄人の操縦者・正太郎少年(南果歩さん)は、「正義とはなにか」で苦悩する……というもの。

セイタカアワダチソウの中を野良犬狩りする大塚警部(サンプラザ中野くん氏)、人狼党のリーダー・犬走一直(ダイアモンド☆ユカイ氏)、正太郎少年に生き方を諭す立ち喰いのプロ・ケツネコロッケのお銀(南さんが二役)、そして高度成長期の東京……と、押井節爆発のキーポイントを多数内包する。

だが、プレスを招いたゲネプロの後、押井氏が「高校受験以来の緊張をした」という演出が冴えて、舞台作品として正太郎と博士と犬飼を巡る三角関係の分かりやすさと、きちっとしたテーマ、そして正太郎少年の爽やかな心理描写など、だれにもオススメできる舞台となった。

ストーリーとは別に注目したいのは、舞台の中央に据えられた巨大な鉄人。片膝をついた状態で7メートルにもなって迫力満点。押井氏が「照明の使い方で雰囲気がガラっと変わる」と言うように、整備工場内のシーン、イメージシーンなどの照明効果でたくさんの表情を見せてくれた。どのシーンでも中央に存在し、人の愚かさを黙ってみているような姿は、ダロスをも思い出させる。

この鉄人はクライマックスで立ち上がり10メートルにもなる!! 押井氏は、「大きさ・重量(500キロとのウワサも!)とも、銀河劇場の舞台に入れるにはこれが限界」と笑う。純な少年と激動の時代に翻弄された美女という二役の南さんの演技と、「特に頑張ります」(南さん)という歌にも注目したい。大阪公演も2月5日から予定されている。

■メーカー・関連記事
| ■前の記事へ | INDEX | 次の記事へ■ |
■GA文庫 ■ニュース ■G-TOYS おもちゃ情報 ■コラム ■壁紙ダウンロード ■過去壁紙ギャラリー ■GA Graphic INDEX ■個人情報のお取扱について ■GAGraphicに関する質問・お問合せ ■広告掲載に関して |
||||||||||||||||||

|