
 「仮面ライダー THE NEXT」製作発表会!第3の男・V3登場!!
本日7月4日、都内で「仮面ライダーTHE NEXT」の製作発表会が行われた。
「仮面ライダーTHE NEXT」は、2005年に公開された「仮面ライダー THE FIRST」の続編に当たる劇場作品。前作は、石ノ森章太郎の原作マンガをベースに、現代視点で全く新しい映像化を果たして大きな反響を呼んだ。その「THE FIRST」から2年、前作をはるかに超える“NEXTステージ”の仮面ライダー映画が始動した!
物語は、前作から2年の月日が経ったところから始まる。高校の教壇に立っていた本郷 猛(ほんごう たけし・1号)は、再び激しい戦いへの道を余儀なくされる。
ショッカーライダーと異形の怪人の襲撃、そして現れるもう1人のライダー・風見志郎(かざみ しろう・V3)。本郷は風見たちと激しく戦い、苦戦する。その窮地を救ったのは、かつて共に戦った一文字隼人(いちもんじ はやと・2号)だった──というストーリー。
会場ではスーツアクターによるライダーたちのアクションも披露され、1号&2号 vs V3の闘いの演舞を見ることができた。
本作の大きな見どころは、リファインされたライダーたちのスーツデザインだ。前作「THE FIRST」で登場した仮面ライダー1号&2号のデザインを見て「カッコいい!」と思った人は多いだろう。今回は、旧TVシリーズで最も高い人気を誇ったV3が新たに加わり、そのデザインにも注目が集まっている。
キャラクターデザインリファインを手掛けるのは、「機動警察パトレイバー」「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」のメカデザインで知られる出渕 裕(いずぶち ゆたか)氏。新たにリファインされて誕生したV3は、評価の高い旧作のデザインを踏襲しつつ、センセーショナルに登場した「THE FIRST」の1号&2号とラインを合わせたスタイリッシュなものになっている。
最初に敵として立ちはだかるV3は、今作では本郷たちと同じくショッカーの改造人間という設定に。ショッカーライダーと同じゴールドのグローブの甲部分には、ショッカーマークが入っている。また、背中にもマークが刻まれている。
1号と2号に注目すると、マスクに付いた凄惨な傷跡が、生々しく2年の間のショッカーとの激しい戦いを物語る。2号は改造のリジェクション(拒絶反応)による吐血がサビとなり、クラッシャー(口)の周りを黒く変色させている。また、1号ライダーはスーツの色が青から深緑になり、目がピンクから赤へ変更されているほか、腕と体側に2本のラインが入れられるデザインになった。
そう、旧作を知っている人はもうお分かりだろう、これは俗に「桜島1号」と呼ばれる1号や、新1号のスーツを意識してデザインされたものだ。2年の月日の経過を表現するために、こうしたファンには嬉しい心憎い演出がされているところも見どころだ。
記者会見の前には、劇場版の予告編と撮影風景を収めたPVが上映され、その迫力ある撮影シーンは映画への期待感をいやが上にも盛り上げる。豪快なバイクアクション、そしてライダーやショッカー怪人たちの肉弾アクションがとことん楽しめそうだ。
制作発表記者会見には、監督をはじめとして主だった出演者が出席した。
「THE NEXT」の監督を務めるのは、田崎竜太(たさき りゅうた)氏。田崎氏は平成仮面ライダーのメイン監督の1人であり、劇場版「仮面ライダー555(ファイズ) パラダイス・ロスト」なども手がけている。監督は、「TVシリーズでは封印していたいくつものアイデアを盛り込みました」と語る。
原作や旧TV版に漂う“怪奇性”の復活も今作の重要な要素の1つで、このため「THE NEXT」はPG12指定されている。これについて田崎監督は、「僕らにとっては、本気で作ったことの勲章のようなものだと思っています」と力強く言い切ってみせる。
今回初登場となるV3ライダー・風見志郎役の加藤和樹(かとう かずき)さんは、「『仮面ライダーカブト』で同じトンボがモチーフのドレイク役を演じた直後のオファーでしたが、素直に嬉しかったです。歴代の中でも特に人気の高いV3だけにプレッシャーはもちろん大きかったですが、アクションはもちろん、風見の持つ家族愛などの表現も頑張りました」と大役を演じた後のホッとした様子を覗かせた。
本郷猛役・黄川田将也(きかわだ まさや)さんは、「『THE FIRST』が終わった後、みんなと続編やりたいね、と言っていたのですが実現して嬉しいです。2年ぶりのコスチュームには身が引き締まる思いです」とコメント。一文字隼人役・高野八誠(たかの はっせい)さんも「前回よりもリラックスして演じられました。物語のその後が気になっていたので、良い映画が完成してよかった」と2作目の出演と完成を喜んでいた。

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 ■ステージ上には3台のライダーマシンが並ぶ。右からサイクロン、ハリケーン、サイクロン2号。サイクロンはCBR1000RR、サイクロン2号はCB1300 SUPER FOURがベース車両だ(ハリケーンはXR250 モタード?) |
本郷の教え子の女生徒・菊間琴美(きくま ことみ)を演じるのは、石田未来(いしだ みく)さん。石田さんは、「この役のために髪を短く切ったんです」と、役にかける意気込みを語る。
また、琴美の親友で、人気絶頂のアイドルという設定の Chiharuを演じるのは森絵梨佳(もり えりか)さんだ。Chiharu役を演じるに当たり、森さんは「アイドルのPVを見て勉強しました」と照れながらコメント。さらに、「人に囲まれてキャーキャー言われるのが気持ちよかったです」とアイドル・Chiharuを演じた感想を語ってくれた。Chiharuは風見志郎の妹でもあるが、森さんの持つ雰囲気は、まさに護ってあげたい“妹”のイメージにぴったりだ。
今回、ライダーたちに戦いを挑む新たなショッカー怪人には、NHK「プロジェクトX」のあの独特なナレーションで有名な田口トモロヲ(たぐち ともろを)さんが起用されている。「怪人のスーツを初めて着た時は嬉しかったですねぇ。いつにないはしゃぎようでした(笑)」と語るように、田口さんは「仮面ライダー」への出演依頼に相当興奮したようだ。
そして、「歴史と伝統あるシリーズを汚さないよう、シザーズジャガーを演じたつもりです。撮影中は、ショッカーの一員であることを常に忘れないように、寝る前には必ず『ショッカー様万歳!』と心の中で叫んで寝ましたし、日常生活でも、ショッカーの一員であることが世間にバレないようにひっそりと暮らしてました」とコメント。監督がこれに対し、「そこまで役作りに励んでいただいてありがとうございます(笑)」と返し、会場を笑わせていた。
ちなみに田口さんが演じるシザーズジャガーは、元々「ハサミジャガー」という名前で、旧TV版「仮面ライダーV3」の第1話・第2話に登場したデストロンの怪人だ(カメバズーカは出ないの?)。

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 ■会場には、メディコム・トイ「RAHシリーズ」のアクションフィギュアが展示されていた。1号と2号のマスクやカラーリングなどが「THE NEXT」仕様になっている |
劇場版の見どころについて、「マスクを外してやらせてもらったライダーキックかな。黄川田の“本郷”を見てください!」(黄川田さん)。「1つ1つのシーンが濃いところ、そして監督のアクションのアイデアは聞くだけで良いな、と思えるくらいのものなので、そこを見てほしい」(高野さん)。「ショッカー側として登場するV3が1号と2号と出会ってどう変わるかが見どころです」(加藤さん)。「男の子っぽい役は初めてだったので、その私なりのダイタンさを見てほしいです」(石田さん)。「お兄さんとの兄弟愛と、Chiharuの心の動きに注目してください。それと衣装にも」(森さん)とそれぞれ語った。
そして田口さんは、「実はだれもやってないことを今回はやっています」と口を開く。「さりげないことなんですが、シザーズジャガーに変身するときに、メガネをかけたままマスクを被るんですね。ここはぜひ劇場で、“メガネ外さないのかよ!”とツッコんでください(笑)」と、ここでも悪役らしからぬ軽やかな語りで笑いを誘っていた。
そしてここでエンディング主題歌を歌う歌手・ISSA(いっさ)さんが登場。ISSAさんは、「前作『THE FIRST』で役をやらせてもらいましたが、今回は1ファンとしてV3の登場やアクション・特撮を楽しみにしています」とコメントし、黄川田さんらかつての共演者と笑顔をかわし合った。
監督によれば、ISSAさんの歌う「Chosen Soldier」は、エンドロールに流れる曲として素晴らしいマッチングを見せているとのこと。仮面ライダーへのISSAさんの愛が込められた主題歌も、「THE NEXT」の大きな楽しみの1つだ。
最高のスタッフ・キャストが揃った「仮面ライダー THE NEXT」は、2007年10月27日より全国ロードショーだ。真の「仮面ライダー」を見に、劇場へ向かえ!
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(C)2007 「仮面ライダー THE NEXT」製作委員会 (C)2007 石森プロ・東映 ※掲載しました写真は開発中の為、実際の製品と異なる場合がございます。
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