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受賞者インタビュー
第二十ニ回 10月15日発売「断罪のイクシード ―白き魔女は放課後とともに―」
著者:海空りくさん インタビュー



――( ゚з゚) 「とぅ~るる♪とぅるる♪とぅ~るる♪ 」

Σ( ̄Д ̄;)「徹●の部屋!? 何が始まるのここでッ!?」

――( ゚з゚)「ようこそ、若手の公開処刑場へ」

( ̄□ ̄;)「やはりか! そろそろ来る頃だと思っていたよ! なにが焼き肉おごってやるから田舎から出てこいだ。まったく東京は生き馬の目を抜く恐ろしいところだよ!」

――( ゚Д゚)「多少召喚の仕方に非合法な部分があったようですが、全て秘書のしたことです。というわけで早速恒例のGA受賞者インタビューを始めたいと思います。どうぞよろしく」

( ̄へ ̄;)「……色々納得しかねる部分が多すぎるけど、こちらこそよろしくお願いします」

――( ゚Д゚)「ではまず『断罪のイクシード(受賞時:善意の魔法)』を書こうとした切っ掛けからお聞きしましょうか」

( ̄▽ ̄ )「えへへ。えっとー。そりゃ語り尽くせないほど色々ありますけど」

――( ゚Д゚)「なら語らなくてもいいです。次。好きな作家をあげてください」

Σ( ̄Д ̄;)「オィ!!! ……ま、まあいいや。えっと、好きな作家さんはまずやはり『奈須きのこ』さんは外せませんね。間違いなく僕の人生を狂わせた人です。『田中ロミオ』さんも同じくらい好きです。他には鈍器で有名な『川上稔』さん。SSの神様『星新一』さん。漫画家だと『尾田栄一郎』さんや『古賀亮一』さんも好きです。中でも『高橋留美子』さんは俺の青春!」

――( ゚з゚)「と、まあお約束的なインタビューが終わったところで――」

Σ( ̄◇ ̄;)「なん……だと……」

――( ゚Д゚)「次は受賞作についてちょっと踏み込んだ話題を振ろうと思います。受賞作を書く際に、受賞するため注意したことは何ですか」

( ̄Д ̄ )「そうですね。実は僕、GA二期後半戦に3作エントリーしたんですよね。まずそれが一つ目です」

――( ゚з゚)「下手な鉄砲も数打ちゃあたるということか」

Σ(`□´;)「下手いうな! ……とにかく量を出せば有利になることはあっても不利になることはない、と考えたんですよ。そして作品で注意したことですが、『善意の魔法』に限って言えば、開始早々物語にアクセントを付けることと、全体のページ数を抑えて短くすることは注意しましたね」

――( ゚Д゚)「開始早々のアクセントは投稿作品の常識ですね。しかし全体のページ数を抑えたのはなぜでしょう。確かに『善意の魔法』は応募要項に書かれているページ数の下限ぎりぎりを掠める作品でしたが」

( ̄∇ ̄*)「やはり短いページ数のほうが、ストーリーの焦点がぶれないし、密度も濃くなるので退屈させないですから。あとコレは打算的な部分ですが、GA大賞は一次選考から膨大な数の応募作を数人の編集でさばいているというのを、ネット情報で知っていたので、審査員の疲労具合もちょっと考慮し、短くても切れ味のあるソリッドな作品作りを心がけました」

――( ゚з゚)「小賢しい。だからお前はダメなんだよ」

Σ( ̄◇ ̄;)「!!!」

――( ゚Д゚)「だって地獄見たでしょ」

( ̄へ ̄;)「……見ましたねェ……。なにしろその即攻即撤退の電撃作戦が功を奏したのか、受賞したにはしたけど、文庫にするページ100Pほど足りなくて……1から作り直すことになりましたからね。100Pも追加シーンいれたら間延びしちゃうし。改稿とかそんな次元じゃない。――でもこれだけは言わせていただきたい」

――( ゚Д゚)「なんですか」

( ̄▽ ̄ )「確かに改稿と言う名の初稿作業はしんどかったですが、1から練り直し積み上げたこの作品は自信を持って読者さん達に届けることの出来る内容になったと自負しています。優秀賞を取った『善意の魔法』と『断罪のイクシード』はすでに別物ですが、ドキドキもハラハラも、全てに置いて『断罪のイクシード』が勝っています。僕自身、この作品がここまで面白くなるとは思っていませんでした。それもコレも、改稿に付き合ってくれた担当さん。そして、素敵な絵をつけてくださった『純珪一』さんのおかげです!」

――( ゚Д゚)「純珪一さんの絵は、もう絵っていうより『絵画』でしたね」

( ̄∇ ̄*)「自分の作品に、憧れていた先生の絵がつく。受賞してからこっち、これに勝る喜びは他にありませんでした。『病的なまでに白い髪』という静馬のリクエストにバシーッと! 応えてくださった純珪一さんあってこその『断罪のイクシード』です。もう先を書くのが楽しみで仕方ありません。静馬と大和の物語を完全な形で終わらせるために、僕も一層の努力をしますので、読者の皆さん、これからも『断罪のイクシード』よろしくお願いします!」

――( ゚ー゚)「自分の作品に自信を持っているわけか。フッ。立派になったな」

Σ( ̄◇ ̄;)「僕の何なんだよお前! いいから焼き肉もってこいよ!」

 

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