断罪のイクシード
―蠢く双頭の蛇―
著:海空りく
画:純珪一
「大和くん。――私、彼らの元へ行くことに決めたの」
白き魔女・東雲静馬はそう言って、一方的に別れを告げた。大和に隠された秘密を知ってしまったがゆえに、彼に理由を告げないまま去ろうとする静馬。そんな彼女を力ずくで止めるため、大和は式刀・破錠を抜き放つ。
一方、マリンコスモスの悪魔化が解除され危機を脱したかに見えた枩原市は、新たな脅威に見舞われていた。展開した護国課や鬼兵隊の前に新たな逆十字たちが現れたのだ。それは、漆原の率いる『小隊』の『落日作戦』が本格的に始まったことを意味していた。
それぞれの想いが交錯する、シリーズ第4弾登場!