木崎くんと呼ばないで!3
著:長物守
画:みけおう
「ありがとう、タク……さよなら」
皆のジャー様こと、木崎湧がいなくなる!?
格闘技を学ぶため、ブラジルに留学することを決意した木崎。その事実を知ったタクローは、
「……木崎には、夢を掴んでほしい。だから俺が止める資格なんか……」
密かに焦がれる想いを胸に留め、そのまま木崎を旅立たせようとする。 だが、そんな状態のタクローを、幼馴染の花子は黙ってはいなかった。
「タクちゃん、自分に嘘は駄目だよ」
世界を見据えて夢へと飛び立つ木崎、その本心とは? 花子がいだく恋の行方は? そしてタクローが選んだ答えとは?
痛快漢女の純情浪漫、ここに堂々の完結!
「木崎っ、いや――湧っ!」