ニャル子、ついにテレビに這いよります!?
「真尋さん、今日はどこに寄り道しましょうか!」
「――このまま、まっすぐ帰るって選択肢はないのか!?」
つかの間の平和な時間。真尋たちは放課後青春ライフを満喫していた。
がしかし。ニャル子が受け取った一通のメールによって、その静寂は瞬時に破られたのだった。
「真尋さん、今すぐにここを発ちましょう。私は、我々は、行かなければならないんです」
ニャル子の口調は、有無を言わせない勢いがあった。
「ど、どこにだよ?」
「――セラエノ図書館です」
こうして真尋は、遥か宇宙の果てに旅立つことになったのだが――。
這いよるハイテンション混沌コメディ待望の第5巻!