かかっ、ずっと俺の独壇場(ターン)!!
「かかっ。とうとう俺の出番か」
これは外側の物語。
異能に目覚めた安藤たち文芸部員が今日もそれぞれの日常を謳歌している一方、
本物の異能バトルの中に身を置く者たちがいた。
「――天上の地獄に叩き堕とす(ルシファーズストライク)」
『始まりの堕天使』――桐生一。
灯代の兄であり誰よりも異能バトルを愛する彼は、
まるで従順ではない配下を従え、ただ『最強』として生まれた者――システムへと挑む。
「本物の異能バトルを魅せてやるよ」
ついに語られる舞台裏。
伏線回収の異聞録にして、桐生一とそのキレた仲間たちがお贈りする脱本格異能バトル!
非日常系が覚醒め、原点に迫るシリーズ第5弾!!