"新たな「別れ」と出会うため、
イレイナの旅が再び始まる。"
"あるところに旅する魔女がいました。名前はイレイナ。
まだ見ぬ景色、偶然のめぐり逢わせを求め、ひたすらに旅を続けます。
今回出会うのは、ポンコツな女スパイ、懐かしい黒髪の少女、
毒林檎を食べた女性、名探偵、美食家と読書家、自称・美少女歴史家、
水没した街の魔法使い、飛竜、氷の街の怪物、「薔薇の魔女」。
そして、眠るごとに全ての記憶を失う、謎の少女アムネシア。
イレイナは、この少女が目指す「ある国」まで同行する事になります。
「泣き止んだら、旅の続きをしましょう?」
唯一の手掛かりはアムネシアの日記帳だけ。
この二人旅の終焉にはいったい何が待っているのでしょうか。
「私も忘れません。あなた達のこと」"