"刺客な魔法少女のハチミツトラップ活劇!
ここに開幕!"
"人類を脅かす侵略獣(ファイント)に対抗できる「魔法使い」。
純潔を守り通した男子のみが覚醒できるというが、魔法使い候補生である鞘波黒刃は、
いま侵略獣をも上回る脅威に直面していた。
それは1人の「魔法少女」、白啾なしろ。
自他共に認める美少女である彼女は、
なぜだか薄いネグリジェをまとって黒刃に「逆夜這い」をしかけてくるのだった。
「わたしの初めて、捧げたいんです。わたしなんかじゃ……不服ですか?」
なしろの誘惑を鉄の意志で撥ねのける黒刃だが、
見目麗しい「刺客」は引き下がらなかった。
「手を出してくれないんじゃ仕方なし、ですよね。プランBに移行しましょう」
胸元に押し付けられる、柔らかな感触。鼻をつく女の子特有の香り。
彼女は黒刃に実力行使をしかけてくるのだった……。
「魔法少女」もまた侵略獣に対抗できる人類の切り札なのだが、
ともに人類を救うはずの「魔法使い」の候補生を亡きものにしようと、なぜか陰謀を張り巡らしている。
外側からは「侵略獣」、内側には「魔法少女」。
まさに内憂外患。
2つの脅威(?)に挟まれて懊悩悶絶する魔法使い候補生の姿を描く、
人類の存亡を賭けたハチミツトラップ活劇!"