魔族に支配された街で、マティアスが最悪の魔族と激突!!
"かつてその世界で【賢者】とまで称されながらも、
『魔法戦闘に最適な紋章』を求め未来へと転生したマティアス。
幸運にも一度目の転生で最強の紋章を手に入れられたが、
なぜか未来でその紋章は「失格紋」と呼ばれ、蔑みの対象になっていた。
魔法戦闘に最適な紋章が「失格紋」扱いされ、
魔法理論さえ退化させられていた陰に魔族の陰謀を感じ取ったマティアス。
果たして彼の危惧――魔族による王都襲撃は現実となった。
それを退け、さらに上位の魔族に迫るべく隣国に足を踏み入れた彼らは、
街の一つフォルキアが、すでに魔族によって支配されていることを知る。
そしてそこでは、今まさに最悪の魔族ザリディアスの封印が解かれようとしていた。
マティアスを凌ぐ力を持つザリディアスの目的はただひとつ――《人類滅亡》。
一刻を争う事態に、マティアスはルリイとアルマに『ある任務』を託すと、
ついにザリディアスと激突する……!!"