最後の「俺修羅」、修学旅行編と南の島編を収録。
春夏秋冬。季節はめぐる――。
季堂鋭太(29)は高校時代の宣言通り、南の島で医者を営んでいた。
『来年、三十歳の夏になったら、みんなで集まろうぜ』
三人からは快い返事がきたが、ただひとり、ヤツだけは無視。高校卒業から11年、一度も連絡をよこさないヤツは、ネットで炎上した後に世間から姿を眩ませていた。
もう俺のことなんて忘れちまったのか? 寂しさを抱えていた鋭太の前に、成長した姫香が現れた。
「エイタ、わたしと――しよ?」
修羅場はまだまだ終わらない!?
二編を収録したエピローグストーリー。裕時悠示×るろおが贈る、甘修羅らぶコメ、アンコールの第18弾!