
皆、国宝級!?
その洋館に響くのは――
楽しげな茶器の付喪神たちおしゃべり
神戸――芦屋山手にある古い洋館。
そこへある日ひょっこりと現れたのはなんと茶碗の付喪神!?
どうやら彼は、国宝級の【白天目茶碗(ルビ:はくてんもくちゃわん)】の付喪神らしい。
それはかつて戦国武将・織田信長が愛した茶器の名であった。
だが本能寺の変で消失した――とされている一品が、
なぜ消失を免れ、遠く離れた山芦屋に埋まっていたのか?
果たして本当に、失われたとされる茶器なのか?
しかし彼にはその焼失時の記憶が無かったのだった――。
そんな彼に〝シロさん〟と愛称を付けた先生と、山芦屋の館になんやかやと集っては
おしゃべりを繰り広げるお道具さんたちの異色の骨董ファンタジー!!