
王国議会の命運を握る鍵はお茶会!?
社交界でも卓越したカリスマ性を発揮し、貴婦人達の心を掴む王妃・シュリ―。
一方、国王・レイモンド二世は貧民街に関する議案を巡って苦境に立たされていた――。
「何せ 貴方様の隣にいるのは他でもないこの私なのですから」
シュリ―の社交界における活躍がレイモンドの立場にも影響を与え始める。
次第に、レイモンドの国王としての資質が議会でも認められるようになり――。
西洋と東洋、交わるはずのなかった奇跡の出会いが紡ぐ異文化婚姻譚、第二幕。