
レベルの暴力で敵を打ち倒す、無自覚無双ファンタジー!
「やはりレベル…!! レベルは全てを解決する…!!」
青春をゲームに捧げ、すっかり【レベル上げに快楽を感じる存在「レベル上げ厨」】と化した少年・鮫島武男。
そんな彼にある日転機が訪れる。現実世界へのファンタジーの侵食。早い話がダンジョンの出現である。
――それから三年後。
魔法やスキルが社会に馴染み、探索者やギルドをはじめとした制度が生まれ、いい感じに現実とファンタジーが融合されたこの世界で、高校卒業と同時に【探索者】となった武男は、ダンジョンに潜りゴブリンを倒し、レベルを上げ――【圧倒的な快楽】を体感する!
「んギボヂィイ゛イ゛イ゛イ゛イ゛イ゛イ゛イ゛ッッッ!!!!!」
パーティを組まず、モンスターを執拗に狙い、倒しては奇妙な叫び声をあげる。
(レベルアップに快楽など感じない)常人からはとても理解できない奇行を繰り返しながらも、圧倒的な速度でダンジョン攻略を進めていく武男。その快進撃にいつしか界隈は、彼のことを「レベル上げジャンキーニキ」と恐れ、あるいは(陰ながら)応援するようになる。
こうして本人の自覚のないままに、武男は伝説の存在に駆け上がっていくのだが――!?