

引きこもりの少女「コマリ」ことテラコマリが目覚めると、なんと帝国の将軍に大抜擢されていた!しかもコマリが率いるのは、下克上が横行する血なまぐさい荒くれ部隊。
名門吸血鬼の家系に生まれながら、血が嫌いなせいで「運動神経ダメ」「背が小さい」「魔法が使えない」と三拍子そろったコマリ。途方に暮れる彼女に、腹心(となってくれるはず)のメイドのヴィルが言った。
「お任せください。必ずや部下どもを勘違いさせてみせましょう!」
はったりと幸運を頼りに快進撃するコマリの姿を描いたコミカルファンタジー!
引きこもりだけど、コマリは「やればできる子」!?
吸血鬼なのに「血が飲めない」ことによって成長が伸び悩んでしまい、しかも魔法も使えない。そのことが原因で、引きこもりライフを送ってきた。
自称「コマリ様の忠実な部下」。公私ともにコマリを支える、頼もしいのか、おちょくっているのかわからない優秀な(?)参謀。
コマリと同じくムルナイト帝国「七紅天大将軍」の1人。これまたコマリと同じ文芸を趣味とし、気弱で内気と、あまり将軍職に向かないタイプであったためコマリと意気投合する。やや(?)ストーカー気質。
旧ゲラ=アルカ共和国の将軍「八英将」の1人で、「六戦姫」にも数えられる。コマリの母であるユーリン・ガンデスブラッドを師と仰ぐ。六国大戦の後、新生アルカ共和国の大統領に就任。
天照楽土に5人いる将軍「五剣帝」の筆頭。世界最強の少女との呼び声高く、コマリと並んで世間の耳目を集める存在。世に響き渡る名声とは裏腹にお菓子作りといった繊細可憐な趣味を持つ。
コマリたちが暮らす「ムルナイト帝国」の皇帝。かなり奔放な人柄で、なぜだかコマリのことを肯定的に評価する。
ひきこまり吸血姫の悶々
たとえ世界がひっくり返っても
私は引きこもる!!!
「……ふぇ? な、なに?」
引きこもりの少女「コマリ」ことテラコマリが目覚めると、なんと帝国の将軍に大抜擢されていた!しかもコマリが率いるのは、下克上が横行する血なまぐさい荒くれ部隊。
名門吸血鬼の家系に生まれながら、血が嫌いなせいで「運動神経ダメ」「背が小さい」「魔法が使えない」と三拍子そろったコマリ。途方に暮れる彼女に、腹心(となってくれるはず)のメイドのヴィルが言った。
「お任せください。必ずや部下どもを勘違いさせてみせましょう!」
はったりと幸運を頼りに快進撃するコマリの姿を描いたコミカルファンタジー! 引きこもりだけど、コマリは「やればできる子」!?
ひきこまり吸血姫の悶々2
ヴィル 「コマリ様、七紅天闘争の始まりです」
コマリ 「始まらなくていいよっ!」
「ごめん。お前、誰だっけ?」
コマリが意図せず煽ってしまったのは七紅天大将軍の一人、フレーテ・マスカレール。
これがきっかけで事態はどんどんエスカレートし、ついに将軍同士が覇を競う「七紅天闘争」にまで大発展してしまう!
敵となる将軍どもは手ごわいヤツばかり……かと思いきや、コマリは新たに七紅天となった少女、サクナと打ち解ける。
文学趣味で、コマリのことを「姉」と慕うサクナは、コマリ以上に内気で気弱な子だった。
一方その頃、宮廷内では要人暗殺が横行。
さらにはヴィルがサクナに微嫉妬したりと、コマリの周囲は大さわぎ。
コマリの平穏な引きこもりライフは、はたしてどうなる!?
ひきこまり吸血姫の悶々3
自己評価↓最低 他者評価↑最高
ダメダメ美少女が大勝利!
海。水着。リゾート――そして戦争!?
――――――――――――――――――
青い空。白い雲。
ようやく得られた休暇で海辺のリゾートを満喫するコマリ。
そんな吸血姫の前に一人の少女が現れる。
「一緒に世界を征服しない?」
剣の国の将軍ネリアから、とんでもないお誘いを受けてしまった!
その一方で別の国家、天照楽土からも外交使節が来訪。
「一緒に世界を平和にしませんか?」
東国の最強将軍と噂される和風少女カルラは、まったく逆の提案を投げかけてくるのだった。
各国の思惑は錯綜し、やがて世界を巻き込む大戦争へと発展!
夏休みから急転直下、戦局の鍵を握る立場となってしまったコマリ。
ひきこまり将軍が新たな時代を切り開く!?
ひきこまり吸血姫の悶々4
たとえ世界がひっくり返っても
私は引きこもる!!!
六国全土を巻き込んだ「六国大戦」も終結し、コマリは平穏な時を取り戻す……ことはなかった!
六国大戦で盟友となった天照楽土のアマツ・カルラに招待されて、外交使節として遙か東方に赴くことに。
そこで待ち受けていたのは、予想もしない大事件だった!
ひきこまり美少女が遙か遠くの国で大活躍!?
ひきこもりたいのに、ひきこもれない。
コマリの明日はどっちだ!?
待望の第4巻!!