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高校時代にタイムリープしたら
(俺の知らない)昔の嫁も可愛かった
Q:この高校を志望した動機は?
A:ここに嫁が入学するからです。
アラサーの俺は、目が醒めたら15年前にタイムリープしていた。
目の前には、俺の知らない制服を着た嫁・由姫がいる。
俺たちは本来社会人になってから出会い、結婚するので、今はまだ他人同士。
だけど知っている。
この頃彼女は人間不信で、友達も作らず孤立していたことを。
そんな青春時代を、大人になってとても後悔することを。
今からそれを、上書きしよう。
「なんで私の秘密を知ってるのよ!」
「そりゃ夫婦だからな(将来)」
これは俺が、嫁の灰色の青春を、俺色に染め直す物語。