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魔女の旅々13
あるところに一人の魔女がいました。名前はイレイナ。
世界中をあてもなく彷徨う、気ままな旅を続けています。
そんな彼女が今回の旅路で巡り会うのは……。
怪しげなお金儲けに勤しむ自由奔放な美女、
安楽死を望む青年とダンディズム溢れる謎の紳士さん、
悩みを抱えた奴隷商人とその元カノ、そして潜入捜査官、
ゆるふわな「破石の魔女」とコミュ症な「常夏の魔女」、
移動宿屋の女店主、呪いの刀に囚われた魔法使い――。
彼らとの一筋縄ではいかない厄介事に次々と巻き込まれます。
「任せてください。私にいい考えがあります」
話題沸騰の「別れの物語」、待望の13弾!
魔女の旅々12
あるところに一人の魔女がいました。名前はイレイナ。
誰にも縛られず、何事にも囚われず、自由な一人旅の途中です。
そんな彼女を待ち受ける個性あふれる人々とは……、
エルフ狩りの一団と伴侶を求め彷徨うダークエルフたち。
娘の笑顔を取り戻そうと奮闘している旅の富豪一行。
潜入調査中の「炭の魔女」と妹。新たな故郷を探している姉妹。
炎上商法を狙っている、ろくでなしな魔導士の女性。
そして、とある村にやってきた若き退魔師の好青年――。
この出会いと事件はイレイナの日記になんと綴られるのでしょう?
「まあ私の手にかかればちょろいもんですよ」
更なるイレイナの活躍にご期待ください!!
魔女の旅々11
あるところに一人の魔女がいました。名前はイレイナ。
勝手気ままな一人旅へと戻り、心から人生を満喫中です。
そんな彼女が今回出会うのは……、
パペットを操る謎の探偵、廃棄物処理場を守り続ける魔法人形。
怪しげな館に暮らす「寵愛の魔女」と若き日の「夜闇の魔女」。
不貞の噂で持ち切りの劇団長。菜食主義の国に暮らす兄弟。
知能の高い魔獣と深い森の中に隠遁する流浪の民たち。
そして美女の血を求めて国から国へと渡り歩く吸血鬼。
今日もこの広い世界の片隅で、おかしな人たちとの邂逅を楽しんでいます。
「ご存じですか? 私にとってのあなたもそうなんですよ」
旅の魔女イレイナが綴る「別れ」の物語。新たな章が幕開けます。
魔女の旅々10
あるところに一人の魔女がいました。名前はイレイナ。
師匠との旅は終わりの刻を迎えようとしています。
そんな折に出会うのは、恋に悩める人魚と奥手な旅人。
若き日の「星屑の魔女」と困った師匠、そして偏屈な小説家。
新たな故郷を探す姉妹と天空の廃城に暮らす魔法使い。
本に潜む悪魔、ほうきと「灰の魔女」をかたどった魔法人形。
そして、大切な親友を亡くし傷心の「炭の魔女」……。
旅の終わりを阻むように、様々な出来事が二人を引き止めますが――。
「私はずっと、出会ったときから、ここにいるじゃないですか」
夜空を舞う数多の光に導かれ、少女たちは一夜限りの奇跡を起こすのです。
魔女の旅々9
あるところに一人の魔女がいました。名前はイレイナ。
珍しく、師匠のフランとまったり旅を満喫しています。
今回出会うのは、謎の食堂に住まう兵士長と記録係、歴史探訪に勤しむ女学生二人、炭の魔女と優秀な助手、王子に恋焦がれる少女と、困惑する彼女の家族、そして、魔法使い名家の少女と孤児のお友達。
魔女との邂逅が、彼女たちにもたらす救済とは?
「先生、この依頼、絶対に成し遂げましょう」
それは【灰】と【星屑】の魔女、二人旅の軌跡、そして未来を創る「別れ」の物語――。
魔女の旅々8
あるところに一人の魔女がいました。名前はイレイナ。
出会いと別れ、大切な人との再会を願い、気ままな一人旅の途中です。
今回めぐりあうのは、不老不死の魔法使い、双子の姉妹、
炭の魔女、裁縫が得意なニセ魔女、コーヒー嫌いの女スパイ、
元・正統騎士団の姉妹。喫茶店で働くネコ族の少女たち。
そして、運命で繋がった黒髪の少女との時を超えた邂逅も……。
イレイナと少女の出会いがこの世界に何をもたらすのでしょうか?
「きっとこれは、長い長い恩返しなのです」
ほうき星が夜空を駆ける時、少女たちに少し悲しい奇跡が訪れます。
魔女の旅々7
あるところに一人の魔女がいました。名前はイレイナ。
これといった目的もなく、流されるように気ままな旅を続けています。
今回出会うのは、古本屋の老婆、お洒落な魔女と追い剥ぎ団、
国王に追われる若き男女、石膏像に振り回される魔女たち、
美女だけが暮らす隠れ里の長、蘇った古竜と英雄の魔女、
そして、ラトリタ学園を舞台に語られる新たな出会いと別れ――。
時を遡る不思議な時計に魅せられた二人の少女が、
「魔法使いに恋する物語」を紡いでゆきます。
「未来は分からないからいいんです」
交差する過去と現在の狭間で少女たちが出会うのは……。
魔女の旅々6
あるところに一人の魔女がいました。名前はイレイナ。
目的もない、お気楽のんびりな旅を続けています。
今回出会うのは、競箒の天才少女、盗賊とその母親、若き政治家とその妻、道具の気持ちが分かる女性、薬作りに没頭する魔法使い、怪しいマッチ売りの少女、呪われた奴隷と元傭兵、異性に全然モテない淫魔、とある学園の教師と女生徒、そしてパン屋の女店主……。
そこかしこで新たな出会いと面倒事を楽しんでいます。
「それじゃ。私はもう行きますので」
イレイナが紡ぐ、おかしな旅物語。今回はどんな「別れ」が待っているのでしょうか。
魔女の旅々5
あるところに一人の魔女がいました。名前はイレイナ。
幼少の頃に読んだ「ある本」の影響で、長い旅を続けています。
今回出会うのは、大きな鳥籠に住まう魔女、冷酷な王女と大怪盗、星屑の髪の少女と夜闇の髪の少女、「風車の都」の王女と女騎士、「信仰の国」から旅立った姉妹、未来を見通す謎の預言者、そして、敬愛する師匠と因縁浅からぬ黒髪の少女たち。
新たな邂逅もあれば、懐かしい面々との再会も……。
飽きもせずに、奇妙な事件に首を突っ込んで、厄介な人々との出会いと別れを楽しんでいるようです。
「私も大好きですよ。――皆さんのこと」
イレイナが綴る不思議な旅日記、まだまだ先は続きます。
魔女の旅々4
あるところに旅する魔女がいました。名前はイレイナ。
まだ見ぬ景色、偶然のめぐり逢わせを求め、ひたすらに旅を続けます。
今回出会うのは、ポンコツな女スパイ、懐かしい黒髪の少女、毒林檎を食べた女性、名探偵、美食家と読書家、自称・美少女歴史家、水没した街の魔法使い、飛竜、氷の街の怪物、「薔薇の魔女」。
そして、眠るごとに全ての記憶を失う、謎の少女アムネシア。
イレイナは、この少女が目指す「ある国」まで同行する事になります。
「泣き止んだら、旅の続きをしましょう?」
唯一の手掛かりはアムネシアの日記帳だけ。
この二人旅の終焉にはいったい何が待っているのでしょうか。
「私も忘れません。あなた達のこと」
魔女の旅々3
あるところに旅する魔女がいました。名前はイレイナ。
彼女の一人旅は、まだまだ続きます。
今回出会うのは、夢に現れる悪魔、ブドウ踏みの乙女、新米の旅人、妻の帰りを待ち続ける男、捨てられた道具たち、自称・狼男(?)、時を遡る「菫衣の魔女」、切り裂き魔を追う「夜闇の魔女」、そして懐かしい人との再会、未知なる灰色の魔女たちとの邂逅……。
様々な国を訪れるたびに、ヘンテコな人と出会ったり、厄介なトラブルや悲しい事件に次々と巻き込まれるのです。
「次はあの国ですね――」
相も変わらず、イレイナの旅は淡々と紡がれてゆきます。
新たな別れと出会うために。