「俺の姪は将来、どんな相手と結婚するんだろう?」落合祐輔インタビュー・姪っ子愛を大いに語る!

こんにちは、GA文庫のまいぞーです。
いよいよ発売日が近づいてきました、8月の新作「めいこん」こと

『俺の姪は将来、どんな相手と結婚するんだろう?』
著:落合祐輔 イラスト:けんたうろす

今回は本作の見所や、ここでしか読めない制作秘話などを
なんと著者・落合祐輔先生ご本人にたっぷり語っていただきます!


 

落合:こんにちは。初めまして。作家の落合祐輔です。
新人賞を受賞してラノベ作家としてデビューし、活動しています。普段はライトノベルを執筆したり、ゲームのシナリオ執筆およびディレクションをしたり、細々とですが動画編集・映像ディレクションの仕事をしたりしています。

担当:小説執筆だけではなく、動画編集までなさるんですか!?

落合:ええ、そのせいでよく「何屋さんなの?」ときかれるんですよね。そういう時は「マルチメディアクリエイター」とか、「総じて【作家】」とか答えてます笑

担当:今回はオリジナル小説ということで、新しいジャンルを開拓する面白いテーマの作品になりましたね。

落合:はい。新作『俺の姪は将来、どんな相手と結婚するんだろう?』は、かわいい女子校生の姪と、姪っ子に懐かれまくっている大人な叔父さんとの、幸せいっぱいの半同居生活と”純愛”の物語です。

担当:ジャンルは『ラブコメ』ということで良いのでしょうか?

落合:そうですね。めっちゃ大雑把なジャンルで括れば『ラノベのラブコメ』枠です。

担当:ヒロインと主人公が『姪』と『叔父』ということで「妹もの」に近いジャンルの感じもありますね。

落合:ええ。いわゆる「親族ヒロイン」ですので、親族ならではの感情や接し方も楽しんでもらえるように『半同居生活と”純愛”の物語』と銘打っています。

担当:姪と叔父の純愛……意味深ですね。

落合:この”純愛”については解釈の幅はいろいろあると思います。なにを意味するかは読んでみてのお楽しみ、ということで笑

担当:では、本作の見所と言えばずばりどこでしょう?

落合:とにかく姪っ子ヒロイン・絵里花が可愛いところです。

担当:言い切りましたね! でも私も同意します。

落合:僕の考える最高の『姪っ子ヒロインのかわいさ』や、最高の『姪と叔父のエモい距離感』をたっぷり詰め込みました。

担当:可愛いだけにとどまらない、ストーリーの面白さも見逃せません。

落合:読み応えのあるドラマ軸は心がけました。純愛物語ですからね。

担当:またも純愛。これはこだわりを感じるキーワードですね。

落合:そもそもの企画の経緯も、ある意味こだわりから始まっているんです。

担当:それは初耳です。どういうことでしょう?

落合:友人の作家さんと雑談している時、アイデアのタネが見つかったんです。たまたま全然違う文脈から「主人公が【ハイスペック子ども部屋叔父さん】」というワードが出まして。

担当:それはまたすごいワードですね汗

落合:でしょー? で、その後に僕が「主人公が叔父さんなら、ヒロインは甲斐甲斐しく世話をしてくれる姪っ子JKで決まりですね」と連想ゲーム的にアイデアを出したんです。

すると、ふと僕の中に「もし姪がいて懐かれてたら、僕は姪とあんなことやこんなことを……」という願望があったのを思い出して、そこからは止まりませんでした。

「親と喧嘩した姪が叔父を頼って泊まりに来たり~~」

「全然彼氏作らないと思ってたら実は叔父にずっと片思いしてて~~」

「ゆくゆくは叔父と姪が相思相愛になって結婚とか……(できないけど)」

などなど、姪へのこだわりが次々にあふれてきまして。
そしたら、友人の作家さんからこう引き気味に言われたんですよね。

「落合さん、めっちゃキモいっすねw」と。

担当:お…おぅ……汗

落合:ちょっと! なんで担当さんも引いてるんですか笑

担当:姪と叔父の結婚を想像するとか、ちょっと……

落合:でも、ここで言う「キモい」は作家としては最高の褒め言葉なんです。

担当:ほとばしる情熱とも言えますからね。

落合:そうです。だからそのパトスが萎えないうちに企画書にまとめて提出したら、あれよあれよと企画が通っていまに至るという感じです。

担当:当時、企画会議は盛り上がりましたね。「すごいキモい企画が来たぞ……!」と。

落合:そっちは褒め言葉ってことでいいんですよね?

担当:もちろんです! 姪っ子ヒロインに対する愛着が執念じみていて、本当に姪っ子というキャラがお好きなんだなというのがひしひし感じられました。

落合:そういえば編集部が盛り上がった様子を長文メールで送ってくれましたよね。あれはプリントアウトして目に付くところに張ってあります笑

担当:ええ!? なんか恥ずかしいですね汗

落合:編集部内と僕との間で、本作のウリや押していく方向性といったものがズレないようにするためです。

担当:なるほど。それでは改めて姪っ子ヒロインの魅力とは?

落合:ずばり主人公=叔父さんとの関係性『生意気かわいい』と勝手に呼んでます(他にベストな言い方があれば、ぜひ募集したいです)。

担当:ああー! 生意気かわいい! すごくよく分かります。

落合:女子高生って、すごくヒラヒラふわふわした年代だと思うんです。小中学生と比べれば一気に垢抜けて大人に見える、大学生や社会人と比べたらまだまだ子ども。そういう、自分の意志や周囲の状況に合わせて、上手に「大人」と「子ども」を使い分けて周囲を翻弄する・翻弄できちゃう年代だと思っていて。特に男女関係なくアラサー世代からだと、そう見えるのが顕著なのかなと。

担当:反対に、叔父さんはどうでしょうか?

落合:叔父は社会に出てそれなりに経験し、ちゃんと明確に大人です。女子高生の姪も、それはわかっている。加えて、これまで親族として関わってきたからこその距離感もできあがっている。だからこそ姪は、信頼している叔父に対して、とにかく小生意気に接してくると思ってて。

「子供扱いしないでよ」とむくれたと思えば、「まだ子どもだも~ん」と無遠慮に甘えてきたり。

信頼している親族だからこそ無防備に振る舞い、冗談と受け止めてくれる大人とわかっているから過度にからかっておもしろがったり。

そういう所が、叔父としては「ったく、しょうがないな」とか「やれやれ……」とかわいく見えてきてしまう。

そういった、叔父に懐いている姪だからこその『生意気かわいい』ところが、姪っ子ヒロイン唯一無二の魅力なんだろうな、と僕は思っています。

担当:では最後に、本作を楽しみにしてくださっている読者さんへむけてメッセージをお願いします。

落合:血の繋がりのあるなしは抜きに、【親族ヒロイン】としてはこれまで、妹や姉、ママ、いとこはいました。……が、姪は未だかつて、ラノベ界には生まれませんでした。そんなチャレンジングな題材にもかかわらず、事前予約は大変好調とのことで、多くの方に興味を持っていただけており、とてもうれしいです。

一方で、ちゃんと姪っ子ヒロインのかわいさが伝わり、面白いと思ってもらえて、しっかり売れるのかどうか……というプレッシャーは半端なかったりします笑 なにせ、前例のないヒロイン像なので……。

まずは気軽にお手にとってもらい、ラノベ初の『姪っ子ヒロイン』のかわいさに触れていただければ幸いです。

今ですと試し読みが公開中で、姪っ子ヒロインの「生意気かわいい」ところをたっぷり味わえるはずです。
もちろん、本編はその倍以上、「生意気かわいい」ムーブをかましてます笑

 

試し読みで続きが気になった方はぜひ、製品版をお手にとってもらえたら幸いです。
ひとりでも多く、姪っ子ヒロインに魅了された【叔父さん】が生まれてくれることを、切に願っております。

それから最後に、僕、落合のTwitterでは、
【俺の姪に、100通りの「叔父さん♪」を呼んでもらうショート動画】
と題した気合いを込めたコンテンツを絶賛公開中です! いろんなシチュエーションで「叔父さん♪」と呼んでもらえる、叔父さん冥利に尽きるおもしろ企画です。ぜひ覗いてみてください!

最初のツイートはこちらから

担当:改めて、やっぱり「めいこん」すごく面白そうですよね! 落合先生、本日はありがとうございました。


落合祐輔先生の新刊『俺の姪は将来、どんな相手と結婚するんだろう?』、略して『めいこん』は、8月12日頃、全国書店や電子書籍で発売予定です!
アニメイト様、とらのあな様、ゲーマーズ様、メロンブックス様では特典SSが付いています。数量限定ですので、お買い求めはご予約をおすすめします。

本物の姪っ子ヒロイン好きにして、ラノベ界のニューヒロイン開拓者にもなる落合祐輔先生、渾身の最新作「俺の姪は将来、どんな相手と結婚するんだろう?」を、どうぞよろしくお願いいたします!

姪っ子ヒロイン、読んでみたいなという方はぜひこちらからご予約をお願いいたします。