GA文庫サトです。
裕時悠示先生×たかやKi先生が贈る、少女を最強へと導く“王道”ノベル「踊る星降るレネシクル」。
今回は5月に発売の「踊る星降るレネシクル5」に収録の「前巻までのあらすじ」を先行公開! 裕時悠示先生の書き下ろしです!
これから「踊る星降るレネシクル」を読む方には、ネタバレになる要素を含みますが、それくらいで面白さが損なわれるヤワな作品ではありません!
ご興味を持った方は、是非、1巻からどうぞー!
今ならガンガンGAで1巻を連載掲載中! スマホやタブレットでも見やすい仕様でお届けしております。
★前巻までのあらすじ
高校二年の春。
連動レンヤは初恋の少女である沙良瑞貴を追いかけ、ミカホシ学園へと転入する。
学園では「ミカホシランキング」と呼ばれるバトルが行われており、ランカーたちが闘い合っていた。瑞貴はその第一位に君臨している。
闘いを可能にするのは、レネシクルと呼ばれる神秘の指輪である。
レネシクルは持ち主の個性や趣味嗜好を「力」に変えることができる。
ひきこもりが使用すれば絶対防御のバリアを作り出し、ロリコンが使用すればあらゆる女性を幼女に強制変化させることができるのだ。
瑞貴はレネシクルを通じて「星降り」という能力に目覚める。
星霊と呼ばれる星々の神をその身に宿らせ、様々な力を振るうことができるのだ。
瑞貴はこの力により、ミカホシのリーダー「星柱」の次期候補者となる。
レンヤはこのミカホシで様々なランカーに出会う。
瑞貴と同じ星柱候補で、レンヤに弟子入りしてきた少女、舞波すまる。落ちこぼれだが、レンヤのことが大好きでしかたがない。
すまるのライバルで、ランカーを取り締まる捜査機関「ライブラ」の捜査官・七曜ななな。芸人だが、レンヤのことが大好きでしかたがない。
すまるの幼馴染みで、ランキングひと桁の強者・乾闇鳴。男だが、レンヤのことが大好きでしかたがない。
様々な奇人変人ランカーに囲まれ、レンヤは闘いの日々を送る。
瑞貴が起こしたミカホシへの反乱を、すまるとともに鎮圧した(1巻収録)。
なななの親友・小夜子が起こしたレネシクル強奪事件を解決した(2巻収録)。
瑞貴の力を狙う学園理事長・千陽院狼輝とその養女・莫迦奈の陰謀を粉砕した(3巻収録)。
そして学園祭を間近に控えた秋、これまでで最大の闘いが勃発する。
星柱の地位をめぐる争いである。
ランカーバトルを司る組織「三星会」のリーダー・結城優は、危険すぎる力を持つがゆえ幽閉されていた乾乾を星柱の地位につけようと反乱を起こす。
彼の目的は、レネシクルの力でミカホシの外の世界――日本と戦争することだった。
教団の重鎮たちはケンケンによって石にされてしまう。
現星柱にしてレンヤと瑞貴の師・千陽院みらも行方不明となる。
対するレンヤたちは、狼輝を中心として学園に立てこもる。
闘いの前、すまるは狼輝から一冊のノートを受け取る。
元星柱だった亡き母・舞波やすらが遺したノートである。
そこには最強の星霊・ベツノカを降らす方法が書かれていた。
しかし、記述の通りに行っても星降りは成功しない。何かが欠けているのだ。
学園は三星会の侵攻を許してしまう。
ケンケンの前に次々と敗れ去るランカーたち。
レンヤも例外ではない。洗脳された闇鳴を正気に戻す闘いの末、石にされてしまう。
最期の時、レンヤはすまるにすべてを託す。
「俺の大っ好きなミカホシを守れえッ! バカ弟子ぃぃぃっっっ!!」
そしてすまるは、ついにベツノカの星降りに成功する。
覚醒したすまるを学園校舎から見下ろし、ほくそ笑む狼輝と莫迦奈。
二人の真意とは、果たして――。
「踊る星降るレネシクル5」は5月15日頃発売、どうぞよろしくお願いします!