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GA文庫「ゴブリンスレイヤー2」(著:蝸牛くも/イラスト:神奈月昇)が5月に発売!
そして、5月25日発売の「月刊ビッグガンガンVol.06」よりコミカライズ(漫画:黒瀬浩介)連載開始!
神奈月昇氏による、新キャラ紹介。

 

20160430gob_otome 至高神の大司教(アークビショップ)。
魔神王を打ち倒した金等級の英雄――剣の乙女。

 

 

 

 

 

 

 

★★★以下、ビジュアルの先行公開があります★★★

 

 

 

 

 

 

 

 

 

口絵や挿絵の一部も公開!

20160430gob_kuchie01 甘露! 甘露!

 

20160430gob_kuchie02 剣の乙女。目が隠れてるのも神秘的ですね!

20160430gob_kuchie03 フィーヒヒ!

20160430gob_sashie_a テレテレ受付嬢さん!

20160430gob_sashie_b ほかの冒険者も登場するみたいですね!

 

■コミックとらのあな限定版が発売!
コミックとらのあなさんでマグカップ付きの2巻限定版が発売決定!

 

■メロンブックス限定版が発売!
特製メタルブックカバー&特製メタルしおり付き!

 

■「ゴブリンスレイヤー」とは?
こちら、「このやる夫スレ、まとめてもよろしいですか?」様にまとめられている、web発のオリジナルの作品です。
この作品の小説版がGA文庫より刊行することに。

・ゴブリンスレイヤー すっげえ大事なお話(事の経緯)
刊行の経緯はこちらから。

「ゴブリンスレイヤー」2巻にご期待ください!

   

「踊る星降るレネシクル」にてGA文庫大賞《優秀賞》を受賞してデビューし、「俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる」でヒットを飛ばした裕時悠示氏が漫画原作として新作をスタート!

 

タイトルは「小5な彼女とオトナの愛」
作画は睦茸氏!

連載誌は「月刊ビッグガンガン」。

来週、4月25日発売の「Vol.5」より連載です!

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■「小5な彼女とオトナの愛」
原作:裕時悠示 作画:睦茸

「月刊ビッグガンガン Vol.05(4月25日発売)」より連載開始!!

 

 

小学生×社会人×???

「俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる」の裕時悠示と、美少女マンガの実力派・睦茸による、“禁断”の年の差ラブコメ!!

 

 

・ストーリー
小学5年生の女の子・キャロは、
ずっと年上の小太郎お兄ちゃんに恋している。
しかし強力な恋敵の出現に悶々とする日々…。
そこに思いもかけない助けが現れて!?

separateそして!
6月にGA文庫でも新作が発売決定!

 

タイトルは「29とJK ~業務命令で女子高生と付き合うハメになった~」。
イラストはYan-Yam氏が担当。

 

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こちらも年の差ラブコメ!
「俺修羅」11巻と同時発売予定です。
続報をお楽しみに! 

 

月刊ビッグガンガン」は今月「小5な彼女とオトナの愛」、来月は「ゴブリンスレイヤー」と新連載に注目です!
そして、6月GA文庫新作「29とJK」にもご期待ください!
GA文庫 佐藤

   

GA文庫「ゴブリンスレイヤー2」(著:蝸牛くも/イラスト:神奈月昇)が5月に発売!
そして、5月25日発売の「月刊ビッグガンガンVol.06」よりコミカライズ(漫画:黒瀬浩介)連載開始!
神奈月昇氏による、カバーイラスト公開!

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今回は金床の妖精弓手さんカワイイヤッター!
そして――

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妖精弓手の後ろのゴブリンスレイヤーもしっかり描く、神奈月昇氏の「神」クオリティ!

やばい、ゴブスレさんカッコイイ!
■2巻あらすじを先行公開!
「どうか、わたくしどもの街を救っては頂けないでしょうか」
「救えるかどうかは、わからん。だが、ゴブリンどもは殺そう」

 ある日、ゴブリンスレイヤー指名の依頼書が冒険者ギルドに届いた。
 差出人は水の街――辺境一栄える至高神の都の大司教(アークビショップ)だった。
 大司教はかつて魔神王を打ち倒した金等級の一人として、剣の乙女と呼ばれる英雄でもあった。
 彼女いわく、水の街の中に何故かゴブリンが出るという。

 ゴブリンスレイヤーは妖精弓手、女神官、蜥蜴僧侶、鉱人道士とともに水の街の地下迷宮に挑む!
「この小鬼禍は、人為的なものだ」
 蝸牛くも×神奈月昇が贈るダークファンタジー第2弾!
■コミックとらのあなで限定版決定!
コミックとらのあなさんでマグカップ付きの2巻限定版が発売決定!

SDキャラになった女神官、妖精弓手、ゴブスレがかわいい一品に。
詳しくは、こちらに。

■「ゴブリンスレイヤー」とは?
こちら、「このやる夫スレ、まとめてもよろしいですか?」様にまとめられている、web発のオリジナルの作品です。
この作品の小説版がGA文庫より刊行することに。

・ゴブリンスレイヤー すっげえ大事なお話(事の経緯)
刊行の経緯はこちらから。

「ゴブリンスレイヤー」2巻もご期待ください。

   

20160328date_elf_masamune政宗「4月のGA文庫新作『伊達エルフ政宗』本編ではまだ登場しない全国の武将を地域別にいくつかピックアップして紹介していくぞ」

 

 

 

 

20160328date_elf_yuuto幸村「今回は関東・東北編ですが……本編の舞台でもあるため、関東南部と、東北北部の紹介になります」

133地図

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■里見ライカンスロープ義頼(本拠:館山城 千葉県館山市)

 ライカンスロープは日本語に直訳すると狼男とでもなろうか。
 そのため、里見家の家中も屈強な男たちが揃っている。
 この里見家はサキュバスの北条と領地を接しているので昔から仲がぎくしゃくしているが、それは里見義頼(さとみよしより)もそうだった。
 彼の場合は妻がサキュバスだったにもかかわらず、北条攻めに舵を切っている。
 だが、現代人が当時の勢力地図を見ると不思議に思うことが多い。
 領地だけを見れば、里見の土地は半島に押しこめられている。こんなの、北条はすぐに滅ぼせるのではないかと思ってしまうのだ。
 しかし、それは海の道を見ていないがための落とし穴である。
「ガウガウー! また海を渡るガウー!」
 義頼は部下たちに出陣を要請する。
「ガウ!」「ガウ!」「ガウ!」
「犬かきでサキュバスの土地を荒らすガウー!」
「ガウ!」「ガウ!」「ガウ!」
 そう、地図を見ると、たとえば館山あたりから海を渡るとサキュバスの支配する三浦半島は相当近い。もうちょっと頑張って泳げば小田原にも行ける。
 この狼男の海からの攻撃は対処がしづらいので、サキュバスは手を焼いていたのだ。しかもライカンスロープの精鋭は犬かきが速い。船で来たなら沈めようもあるが、群れで泳いでこられると対処できない。
 結局、北条は全然里見をつぶすことができなかったのだ。

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■南部ノーライフキング信直(本拠地:三戸城 青森県三戸郡三戸町)

「また、殺されかけましたよ……」
 南部信直(なんぶのぶなお)は体に矢が刺さったまま帰城した。
 城の周辺を散歩に出たら、何者かに攻撃されたのだ。なのであわてて帰った。
 といっても、彼女にとっては日常茶飯事である。
 彼女は当主になる前からとにかく命を狙われ続けた。もともと南部家当主の養女のような形で後継者扱いをされているところに、当主に実子ができた。となると、彼女の存在が邪魔になる。そこまではよくあることだ。
 問題は当主が死んで、その子供も直後に死んでしまったことだ。おそらく暗殺だろうが、別に信直は何もしてない。だいたい、暗殺したところで南部家中でも信直派なんてたいしていないのだから、当主になれないだろう。
 そのつもりだったが重臣会議で信直に任せようということになったのだという。
 現在の岩手県と青森県をほぼ支配している大領主となった信直だが、反対派も多く、今でも命を狙われているという有様だ。というか、先代の葬儀に出た帰りにも殺されそうになったのだが。そんな時ぐらい許してほしい。
「まあ、死んでないからいいですけどね」
 そう言いながら、刺さった矢を引き抜く。
 よく見ると、彼女の顔は変に青白い。
 ぶっちゃけ、彼女はすでに死んでいるのだった。だが、彼女の後援者たちが秘術を使って生き返らせたのだ。いや死んだまま動けるようにしたといったほうが正しいか。たんなる再生ではどうせすぐに暗殺されてしまうからだ。
「なんか、私が当主になってからアンデッドぽい家臣が増えた気がするんですけど、まあ、気のせいですよね」
 ただ、本人はあまり気づいてないが。
「ところで、北のほうで起こってる大浦為信(おおうらためのぶ)の反乱、どうしましょう? たくさん土地を奪われちゃいそうなんですけど」

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■安東アンズー愛季(本拠地:湊城 秋田県秋田市)

 アンズーというのはあまり聞き慣れない種族だが、獅子の頭と鷲の羽を持つとされている獣人である。まあ、猫耳と派手な翼が混ざった種族と思えばそんなに間違っていない。
 安東(あんどう)氏はこのアンズーの一族である。戦国時代にはいくつかの分家に分かれていた。
 その中で、愛季(ちかすえ)は簡単に安東氏を統一することに成功した。
 彼女の最大の武器は一言で言うと、その耳だった。
 アンズーの中では耳は大きくとがっていればいるほどいいのだが、彼女の耳は付け耳じゃないのかというほどに美しくぴんと立っていたのだ。
 これで分裂していた諸氏も彼女を安東の旗印とすることでひとまず落ち着いたのだ。
 ――とにかく自分を神格化させていくことで支配を保っていくしかない、にゃん。
 それが彼女の基本理念だった。
 ――そのためには何だってする、にゃん。
 なお、キャラ作りのために語尾に「にゃん」をつけようとしているが、よく忘れる。
「そうだ! ……にゃん」
 名案を思いついた。
「どこかのタイミングで、苗字を愛季にゃんにぴったりのかっこいいのに変えるにゃん。安東では安東氏の上には立てないにゃん」
 将来的には秋田に改姓しようと考えている愛季だった。

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「伊達エルフ政宗」、どうぞよろしくお願いします。

   

20160328date_elf_masamune政宗「4月のGA文庫新作『伊達エルフ政宗』本編ではまだ登場しない全国の武将を地域別にいくつかピックアップして紹介していくぞ」

 

 

 

 

20160328date_elf_yuuto幸村「今回は北陸・東海編なんだけど……上杉氏とか武田氏がないのはなんでだ?」

 

 

 

 

20160328date_elf_masamune政宗「あいつらはすぐに本編でも出てくることになるだろう。それに私より有名とかいう奴もいるからな。発売前に目立つのは、なんか許せん」

 

 
20160328date_elf_yuuto幸村「そんな理由!?」

 

 

 

 

132地図

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■朝倉ナーガ義景(本拠:越前一乗谷 福井市)

越前、現在の福井県東部は戦国時代、朝倉氏が代々治めていた。
この福井県を流れる大河川に九頭竜川というのがあるが、この「竜」は朝倉氏から来ている。というのも朝倉氏はナーガの一族だったのだが、このナーガは仏教では「竜」という呼称で神格とされているからだ。
おそらく複雑に蛇行を繰り返す川を九つの首を持つほどの巨大なナーガのようだとでも思ったのではないだろうか。
さて福井県は今でも京都府の隣なので、当時も都が近かった。
勇者になろうと運動していた足利義昭(あしかがよしあき)が朝倉義景(あさくらよしかげ)を頼ったのもある意味当然だった。
「お願い! 今のワタシには後ろ盾が必要なの! 姉さんに負けないような立派な女勇者になるの!」
「眠いんです」
と、朝倉義景は答えた。
というのも冬眠前の時期だったのだ。
ナーガは体の半分が蛇なので冬場は眠る者が多い。そして春に元気に目を覚ますのだ。
「そのうち、起きるのでちょっと待っててください」
義昭はタイミングが悪すぎた。
結局、義昭は各所を転々として、サタンの織田信長を頼ることになった。
その後、朝倉義景は勇者になった義昭の信長包囲網に加わったが、失敗して滅ぼされた。

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■今川トロール氏真(本拠:今川館(後の駿府城) 静岡市)

義元(よしもと)が信長に滅ぼされたあと、氏真(うじざね)はけっこう頑張ってどうにかしようとしたが、ヴァンパイアの武田信玄とイエティの徳川家康に攻撃されて、どうしようもなくなった。
なお、大名として滅んだら、たいてい当主はろくな死に方などできないはずだが、氏真は都に出ていったりしてかなり幸せに暮らしたようである。
なお、トロールは蹴鞠が大好きな種族だったが、これが今の静岡県のサッカー愛に結びついていることは言うまでもないだろう。

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■徳川イエティ家康(本拠:浜松城 静岡県浜松市(元は愛知県の岡崎城))

徳川家康の「家」はイエティの「イエ」からとったものだというのが定説である。たしかに家康の「康」のほうはもともと松平氏の通字なので、名前に入っていても何もおかしくない。もとの松平元康という名前にも入っている。では、なんで家にしたかといえば、イエティだったからと考えるのが自然だ。
この家康、幼い頃からモフモフだったらしい。織田に人質として送られる時に今川に奪われたのも、モフモフだったのを喜ばれたからだという。
そのあともサタンの織田信長の下で、モフモフやっている。最近の悩みの種はそんなに支配領域が広くないので、ヴァンパイアの武田やサキュバスの北条と一対一で戦うとなかなか勝てないことである。

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■斎藤メデューサ道三(本拠:美濃稲葉山城 岐阜市)

じわじわと守護の土岐(とき)氏の中に入りこみ、主君を次々と石化させて、ついには美濃一国を手に入れた戦国大名。俗に「美濃のマムシ」と言われるがマムシより確実に怖いと思われる。油売りというのは伝説に過ぎないが、頭に蛇がたくさんいたら、もしかしたら蛇が舐める用に油はたくさん必要としたかもしれない。
多分、史実ではないだろうが、斎藤道三(さいどうどうさん)とまだ若い織田信長が会見した時の話がある。会見のあと、予想通りのうつけ者でしたなと家臣が笑うと、道三はそんなことはないと言ったというのだ。
「あの信長は私の石化の視線を受けても、顔色一つ変えなかった。あれはとてつもない力を隠してるサタンよ。いずれ私の一族も織田に仕えることになるわね……」
会見の場で石化させる気やったんかいというツッコミも入れたいところだが、とにかく道三の石化能力が恐れられていたことを想像させる逸話である。

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■北畠フェアリー具教(本拠:伊勢国霧山城 伊勢国一志郡多気)

剣豪大名として知られた北畠具教(きたばたけとものり)だったが、サタンの織田信長の侵攻に屈し、ついにその娘である織田信雄(おだのぶかつ)を養女として受け入れることで講和となった。
今、具教の前にまだ十歳を少し過ぎた頃のサタンが座っている。周囲はフェアリーらしく草花で荘厳されて、屋敷の外なのか内なのかよくわからない。
「あ、あの……これから、よろしく、お願いします……」
立場上、四面楚歌なのは信雄もわかっているので縮こまっている。
「まあ、そんなに怖がらなくてもよいぞ」
自分が押されての講和とはいえ、フェアリーの具教は堂々としていた。
「そなたはたしかに我が北畠の家督を継ぐために来た者じゃ。決して粗雑には扱わぬ」
その表情はフェアリーらしく愛らしいもので背も信雄と大差ないほどだが、その目だけは笑っていない。
「それに、私を騙し討ちにしようというサタンの魂胆なら無意味なことだからな」
具教は一振りの剣を抜く。
「北畠の家は元をたどれば惰弱な公家。まして、体も小さいフェアリーときておる。こんなことでは乱世を生きることはできん。だから、私は徹底的に剣を鍛えることにしたのじゃ」
瞬時にフェアリーとは思えないほどの殺気が部屋を包む。
「痴れ者が近づけば即座に斬り捨てるだけのことよ」
「はい……信雄はおりこうにするつもりです……。ただ……」
諦めたようなため息を信雄はついた。それは少女のものにしては変に疲れたものに見える。
「すべては六番目の天のサタンがお決めになることですので……」
「それは信長公のことか?」
弱々しく、信雄は首を縦に振った。
それからしばらく後、北畠氏は何者かの攻撃を受けて族滅の憂き目に遭った。

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「伊達エルフ政宗」、どうぞよろしくお願いします。