ベストドレッサーコンテストが面倒でしかたがない今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
GA文庫K村です。
というわけでドラクエ6を進めているわけですが、攻略に必要な絨毯をもらうのにコンテストで勝たねばならん、って一体どういう仕様かと。
しかも、とりあず手持ちの装備でありったけのカッコイイ姿をさせた主人公が“くさったしたい”とか“そのへんのおばはん”に負けるってなに。
なんというか、初デートで気合いを入れたら待ち合わせ場所で大笑いされた中2の春、みたいですげぇへこむ。
ともあれ結局ランク3は制して先に進むことができたわけですが、ダンジョンと中ボスはレベルを上げるだけ上げて力で突破! が信条のK村としては非常に切ないイベントでありました。
といいつつ、今回は新人賞審査について。
K村の場合、応募原稿はテキストデータをUSBメモリに入れて、ネットブックでメモを取りながら読むことが多いです。
理由は単純で、編集部にいるより外で読む方が効率がいいから。
席にいると電話がかかってきたり人が来たりで集中できないことが多いんですね。
せっかく物語が盛り上がってきたところで、
「電話でぶ」
とか、
「ハンコくださいでぶ」
とか
「この伝票間違ってるでぶ。とっとと書き直すでぶ」
言われると集中が切れてよろしくない。
どうせなら一気に読みたいし、ベストの状態で判断したいじゃないですか。
なので、編集部で読むことの方がむしろ少なめ。
ネットブックを抱えて、電源が取れるマックとかルノアールに出没したりするのが審査ピーク時のK村的基本行動だったりするわけです。
さて、気にしてる人がいるかどうかわかりませんが、K村的応募作の読み方をちらりとご紹介。
まずテキストエディターで原稿を開き、同じエディターでメモ用のファイルを作成。
ウィンドウを切り換えつつ、読んで気になるところがあればメモ。
いいところも悪いところも特筆すべきところがあればメモ。
感じたことなどインプレッションもメモ。
必要なところはコピペしつつ、ひたすらメモ。
んで、読み終わったら、原稿の冒頭からなんとなく眺めつつ、メモを見て全体の印象を煮詰め、審査結果をぼんやり決める。
その印象が残っているうちに、評価シートの下書き。
とかまぁ、だいたいそんな流れになってます。
ちなみにそのときの評価シートの下書きは、実際の評価シートに書かれるコメントの1.5倍から2倍程度になるでしょうか。
もちろんメモのテキストファイルはそれ以上ありまして、GA文庫フォーマットで5ページ程度になるのが普通。
それをぎゅぎゅっと圧縮して規定の量にまとめるわけですね。
なので、いろんな要素がそぎ落とされたエッセンス部分が評価シートのコメント、となります。
評価シートを受け取った応募者のみなさまには、ぜひコメントの裏にある“削られたあれやこれ”に思いを馳せつつ精進して頂けると幸い。
というわけで、K村は2次審査の原稿読みと称して編集部からトンズラしますです。
さらば。