えむもとさん99の謎

 邪神系編集者として、時代の最先端を突っ走るえむもとさん。
 そんなえむもとさんはなんと99の謎を持っているのです!
■誕生日の覚えっぷりがハンパない
 えむもとさんは一度覚えた人の誕生日は決して忘れません。
 何かの折、誕生日の話になったとき「Tさん誕生日いつ? 12月○○日? じゃ、Sさんと一緒だね」と即答されたときの驚きといったら!
 ほかにも数百人単位で作家さんやお友達の誕生日を記憶しているそうです。なんというガイアメモリ……。
 もしかして……目標は林家ペー師匠ですか、えむもとさん!?
■小説を買ったらまず結末を確認してから読み始める
「え゛え゛え゛え゛っ、まじで!?」と思いましたが、まじです。
 えむもとさん曰く「だってしょうもない結末だったら、最後まで読んだときがっかりするじゃん」とのこと……。
 とはいえ、ミステリーとか結末がどうなるのかわくてかしながら読むのが普通じゃないんでしょうか……いえ、「自分の普通」を「みんなの普通」だと思ったらだめということですね、えむもとさん!
 なので、えむもとさんに関しては「ネタバレ」攻撃はまったく通じません! むしろ「ふーん、あれってそういう結末の話なんだ。じゃ、読んでみよっかな~」と逆に購買意欲を喚起する結果になります!
 えむもとさん、最強すぎ!
■パクチーが大好き!
 すいません、これは単なる趣味嗜好の問題でした! でもかなり好きみたいです!
 あと練り物は嫌いだけど、ちくわの磯辺揚げは大好物だそうです! この矛盾がたまらない! すごいね、人体!
■ゲームの音楽は消してプレイする
 Nekopyon.さんの着メロがMotherだったことに端を発してひとしきりゲーム音楽談義になったある日の編集部。
「えむもとさんはどんなゲーム音楽が好きですか?」
「あたし、ゲームは音消してやるから特にないよ」
「えっ!?」
 ……えむもとさん、ここだけの話ですけど、ゲームの音楽ってそのシーン、シーンが盛り上がるように計算されて作曲されてるみたいですよ!?
「もしかして映画も音を消して観たりするんですか?」
「まさかー! そんな変なことする人いるの?」
 ……「変なこと」って人それぞれですよね、えむもとさん!
 しかし、ゲームをせずに作曲者だけでゲーム音楽のCDを買ってしまう私はじゃっかん強気に出られないのであった……。
 まあ、楽しみ方は人それぞれってことで!
 ということでえむもとさん、残り96個の謎に関してはまた次回!

   

■1月xx日
 元旦。お年玉をあげてから新人賞の原稿読み。
 二日。雑煮を食べてから、新人賞の原稿読み。
 三日。ひたすら新人賞の原稿読み。
 四日。ひたすら新人賞の原稿読み。
 五日。仕事始め。ひたすら新人賞の原稿読み。
 ……去年と一緒じゃね? と気がついた方はえらい! お年玉あげましょう!(※ただしエアお年玉)
 そうですョ、去年とまったく一緒ですョ……! 泣いてなんかいませんョ……!!
■1月xx日
 twitterって怖ろしい……。
 真夜中に、Nekopyon.さんやK村編集長が美味しそうなレシピをつぶやくのが特に怖ろしい……。
 もうそろそろ寝ようと思っていたはずなのに、なぜかほかほかの鍋焼きうどんやカップ麺やトマトリゾットが目の前に出現してしまう罠! 嗚呼!
 夜、寝る前にものを食べるのが一番太るんだぜ……。
 でも、寝る前にものを食べるのが一番美味いんだぜ……ずるずる。
■1月xx日
 久しぶりに弟(=漫画・アニメなどほとんど見ないカタギの人)に用があって電話をかけました。
 そして驚愕の事実が発覚!
 カタギのはずの弟が「ツンデレ」という単語を知ってましたョ!?(※なんかのドラマで知ったらしい)
 ……一般の人に、どのくらいオタク用語が浸透しているか、調べてみるのもちょっと面白いかなあ、と思いましたが大変そうなので、思っただけでやめましたとさ!
 ……フラグとかNTRとかリア充あたりとか知ってるかなあ。知らないだろうなあ。
■1月xx日
 子供の学校参観日に行ってみる。
 当たり前っちゃ当たり前ですが、自分が小学生の頃とはいろんなことが違います。
 まず生徒の数。
 第二次ベビーブーム真っ盛り世代の私が小学生だった頃は一クラス40~50人が当たり前。ぎゅうぎゅうの教室で授業を受けたもんですが、今は少子化の影響で一クラス30人前後。ゆったり余裕の教室です。
 そして先生がみんなを「名字+さん」で呼ぶんですよ! 私が小学生の頃は下の名前で「●●くん(男の子)、●●さん(女の子)」がスタンダードだったと記憶しているんですが……。なんかこの呼び方だと「先生と生徒」というより「先生とお客様」という気がするのは私だけでしょうか……違和感あるなあ。
 しかし一番驚いたのは給食ですよ!
 地産地消が進んでいるのは大変結構ですが、「食べられない分は、事前にお鍋に戻す」というシステムがあることに驚愕しました!
 私の頃は「全部食べられるまで、お昼休みはなしです!」というのが普通だったので、友達が昼休み遊んでいる最中も泣きながら食べる、というのが普通だったのですが……。事前に量を減らしておく、というのはコロンブス的発想でした……。
 そして実際に「事前にお鍋に戻す」子たちが大量にいたのにもびっくりです。
 君たち、育ち盛りなのにそんなに少なくて大丈夫なんか。そっちの子、ほとんどおかず全部戻しちゃってるよ……と心配してしまうぐらい。
 飽食の時代というか、なんというか……。
 とにかく時代の変遷にさまざまなカルチャーショックを味わった1日でした。
■1月xx日
 そして第三回後期GA文庫大賞一時発表延期のお知らせ……投稿者の皆様には多大なご迷惑をおかけしてしまい、本当に申し訳ございません!
 誠心誠意、粉骨砕身、全力投球で読ませていただいていたのですが、力及ばす……延期させていただいたスケジュールには必ず間に合わせますので、今しばらく! 今しばらくお待ちくださいませ~~~~~!

   

■12月xx日
 年末進行……の話はもういいですよね!
 毎年やってますし、実際いま真っ只中にいますし……! 今年も今年で死にそうですし! いいことなんか何ひとつないし! うわーん、泣いてなんかない! 泣いてなんかないやーい!
■12月xx日
 おかしい……。
 もう1週間ほど咳が止まらないんですが……。ごほごほ。
■12月xx日
 近所のコンビニが閉店しました。
 これだけだったら別にどこにでもある話なんですが、すごいのはその閉店のご挨拶の張り紙。
「三十年の永きに渡りご愛顧をいただきまして誠にありがとうございました……」
 三十年!?
 三十年前っていったらコンビニ黎明期っていうか、まだほとんどコンビニなんてなかった時代じゃないの?
 嫁さんに聞いてみると、確かにそこはずっと昔からコンビニだったそうで……(※嫁さん・地元住民、私・大学から上京派)。よくある米屋や酒屋からコンビニに転向、というパターンじゃなさそうです。
 となると、その時期にコンビニ始めるなんてずいぶんアグレッシヴというか先見の明を持っていらっしゃったんだろうなあ、経営者の御夫婦は……。
 そうなると勝手にその時の苦労とか、周りからの逆風とか、嫌味な商店会の会長とか、勝手に状況&キャラ設定をしてオリジナルストーリーなどを妄想してしまうラノベ脳の私でありました。
 しかし三十年とは……いやはや、長い間、お疲れ様でした。
■12月xx日
 おかしい……。
 もう2週間ほど咳が止まらないんですが……。げほごほ。
■12月xx日
 ネットというのは便利な反面、長年封印していたトラウマ的な情報が意外な時にさっくり出てきたりしてびっくりですね!
 ということで、最近幼少時代にトラウマとして刻み込まれていたある漫画のワンシーンの情報に連続してぶちあたってしまったので、同じトラウマを持つであろう方、どうか私の傷を共有してください。お願いします。
 具体的には下記の3シーンですョ。私の三大トラウマシーンですョ。ググるとでてきますョ。
●「マッハSOS」(作・絵 桜多吾作)でヒロインのジュンが死ぬシーン(※これがすさまじい死に方なんですよ……)
●「スーパー巨人」(作・滝沢解 絵:森村たつお)で主人公の両親がゴキブリに覆われて真っ黒になるシーン(※ぐあああああっ!)
●日野日出志、全部。
 まさかこの話題を調べているときにこれが出てくるとは思わなかったよ……。
■12月xx日
 おかしい……。
 もう3週間ほど咳が止まらないんですが……。げほごほげほ。
■12月xx日
 同じ1日24時間の持ち時間のはずなのに、なぜこんなにゲームができるのか……。編集長だけでなくアズラエルちゃんもしっかりやってるみたいだし……。
 単に俺の時間の使い方が下手なんだろうか?
 と思い悩んで、その秘訣をアズラエルちゃんに訊いてみたら「……さぼる心の鍛錬」という金言が返ってきました……! おお……!
 そうか、そうだったのか……。
「編集Tは、ゲーマーとして、まだ、その域に達していない」
 ということだったのか……!
 ……ちなみに私のDS-10にはずっとKORG M01が刺さったままです……これ、超楽しいんですけど!
■12月xx日
 おかしい……。
 もう4週間ほど咳が止まらないんですが……。げほごほげほげ……がふっ……(※日記はここで途切れている)

   


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 本日15日、逢空万太先生の新シリーズ「深山さんちのベルテイン」がいよいよ発売となります~!
 この物語は「男の娘」の琥太郎くんと、メイドロボのベルさんとのほのぼのハートフル(※でもたまにエッチ?)な日常を描いた作品です。
 1編1編が短く、あっさりさっくりと読めるので「ちょっと癒されたいな~」という気分の時には最適です! オススメですョ! ふわふわ優しい気持ちになれること間違いなしです~。
 ニャル子さんとはまったく違う作風の物語ですが(※さすが万太先生、芸幅広い!)、ニャル子さんともどもぜひよろしくお願いいたします~。
 あ、そうそう。「深山さんちのベルテイン」は「逢空万太2冊同時刊行フェア&男の娘たちのバレンタインフェア 」の対象商品なのでこちらも要チェックですね!
 そしてなんと! 新シリーズスタートを記念してイラストレーターの七先生から特別描き下ろし壁紙のプレゼントをいただきました!
 ぜひDLしてデスクトップを「男の娘」色に染めつつ、「深山さんちのベルテイン」をお楽しみにくださいませ。
 あ、その時はハーブティーとレンコンパンのセットがオススメですョ!
※画像の下の「1024×768」「1280×960」ボタンを押すと新しいウィンドウで壁紙画像がひらきます。101215beru_select.jpg

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