こんにちは。
 アジフライには醤油派の編集Tです。
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 さて、今回紹介するのは「くじ引き特賞:無双ハーレム権(著:三木 なずな/イラスト:瑠奈璃亜)」の店舗特典紹介です!

 本作は、全国のアニメイト・とらのあな・ゲーマーズ・メロンブックスで特典を展開します!
separateアニメイト・とらのあな・ゲーマーズで本作を購入すると、各店舗で瑠奈璃亜先生の美麗イラストを使用した書き下ろしSSリーフレットをプレゼント!

【アニメイト・ゲーマーズ・メロンブックス特典:書き下ろしSSリーフレット】
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separateメロンブックスで本作を購入すると、各店舗で瑠奈璃亜先生の美麗イラストを使用したオリジナルブックカバーをプレゼント!

【メロンブックス特典:オリジナルブックカバー】20160408kuji_melon

separate なお、これらの特典はすべて数量限定!
 無くなり次第配布終了となってしまうのでご注意ください!
「くじ引き特賞:無双ハーレム権」は4月15日ごろ発売です!

 以上、編集Tが店舗特典情報をお届けしました。
 ではまた!

20160328date_elf_masamune政宗「4月のGA文庫新作『伊達エルフ政宗』本編ではまだ登場しない全国の武将を地域別にいくつかピックアップして紹介していくぞ」

 

 

 

 

20160328date_elf_yuuto幸村「今回は近畿編です」

131地図

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■筒井ガーゴイル順慶(本拠:大和筒井城 奈良県大和郡山市)

 ガーゴイルはとくに大和、現在の奈良県に多い。これは奈良県に古い寺社が多いことによるものだ。かつて、神社の狛犬や寺院の仁王像の代わりにガーゴイルを置いて門番とすることが広く行われていた。狛犬はよく見ると小さな突起物が頭に生えているが、これはガーゴイルの角の名残である。かつてはガーゴイルのようなコウモリじみた羽も生えていたという。
 ガーゴイルは石のようにぴたりと体を止めておくことが得意で、もし火事などが起きた際でも生きているのですぐに逃げ出せる。大きな寺社ではガーゴイルを雇ってこの仕事をさせていた。
 やがて、ガーゴイルの一部は大和の大勢力、興福寺に連なる武装集団となるが、その一つが筒井氏の先祖であり、戦後乱世に筒井氏を継ぐ者として順慶(じゅんけい)も生まれた。
 さて、順慶がまだ幼い娘だった時のこと。家老を含めた定例の会議が当主、順昭(じゅんしょう)の元で行われていた。
 そこにつかつかと順慶が入ってきた。
 小さな子供が入ってきたことで、数人が思わず笑い出した。緊張感のある空気がゆるむ。
「おい、ここはお前にはまだ早い」
 当主も笑いながら言った。
 だが、順慶本人はにこりともせず、当主の前に行き、そしてこう言った。
「もう出ていっていいよ。父様の代わりはもう終わり」
 実は大和一国の支配権をほぼ確立した英傑、筒井順昭は三十歳にも満たずに病死していたのだ。その代わりを似た顔の影武者が行うことで、どうにか筒井氏は保っていった。
 その代わりはもういらないと幼い順慶は言ったのだ。至極、真面目な顔で。
 こうして影武者は出ていくことになり、順慶が当主となった。
 順慶は幼心に父親がなぜ死んだのかを知っている。
 ――あれはガーゴイルの病だ。
 一部のガーゴイルは石化能力を上手く機能させられず、大人になると体が硬くなって死んでいくのだ。これは遺伝することも多いから、おそらく自分もそう長くは生きられぬだろう。早熟の順慶はそんなこともだいたいわかっていた。

 ――せめて、その前に父様が目指していた大和一国の支配を。
 順慶は自分から戦国の動乱に飛びこむことを決めた。

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■六角サトゥロス義賢(本拠:近江観音寺城 滋賀県近江八幡市)

 安土城のすぐ近くに観音寺城という別の山城があるのは比較的よく知られている。
 この観音寺城がサトゥロスの大名、六角氏の居城である。早い段階から石垣が使われ、安土城のモデルにもなったと言われている。
 六角氏は元々佐々木氏の出のはずだが、サトゥロスと混血したようだ。そして、ほかのサトゥロスと比べて角が複雑で六本もあったことから、六角という苗字を使用しだしたらしい。
 今でもサトゥロスはお祭り好きで無責任な性格の者が多いと言われる。それは六角氏でも同様だったようで、ピンチになると、すぐに甲賀(こうか)の森に潜伏して、ほとぼりが冷めると戻ってくるのである。
 サタンこと織田信長が攻めてきた時も同じ作戦を使ったが、この時は復帰のチャンスがなくて、そのまま没落してしまった。まあ、居城のそばに安土城を造られては六角氏も立つ瀬がないと言えよう。
 ちなみに近江商人の根拠地はこのあたりである。サトゥロスは贅沢好きで派手好きが多いので、彼ら向けに商売人が集まってきたというのが真相だろう。当時の首都である京からもかなり近いし、いろいろなものが流通したに違いない。

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「伊達エルフ政宗」、どうぞよろしくお願いします。

 

GA文庫ブログをご覧のみなさま!
野生のかた焼きそばだYO!

ついに『ハンドレッド』のTVアニメが始まりましたYO!
ぬるぬる動く作画や!第一話からテンションMAXだZE!

そんな『ハンドレッド』アニメ放映開始に伴い各コミック専門チェーンではフェアを開催中☆
今日は各チェーンごとのフェアを紹介しまくりくりYOYO!

全方位配慮であいうえお順にご紹介だZE!

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●アニメイト

20160407hundred_animateトレーディングカード A.B-T.Cを豪華9種類でご用意☆
やだTVアニメきっかけで原作1巻から9巻まとめ買いで全種類コンプリート出来ちゃうじゃない素敵!

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●とらのあな

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復刻&特製イラストカード6種、しおり5種のダブル特典でドーン!
イラストカードとしおりの組み合わせパターンは30通り!演算済みQEDだYO!

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●メロンブックス
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ハンドレッドSpecial FanBookやて!?気になり過ぎる特典が登場!!
シリーズ1巻から9巻を3冊購入でもらえるYO!中身が気になるYO!

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好みの特典をGETしてYO!
全部揃えてもいいんだYO!
さらに4月15日頃発売予定、シリーズ最新刊「ハンドレッド10―ドリーム・ソルジャー―」の特典も大展開だYO!

アニメイト・とらのあな・ゲーマーズ・メロンブックスでは、共通特典「ハンドレッド」16Pリーフレットをプレゼント予定☆

また、とらのあなではドラマCD付き限定特装版を購入すると「ハンドレッド」特製クリアファイルも特典に付く予定だZE!

こちらも『アニメ化フェア特典』と合わせて是非チェックしてくれYO!
アニメ公式サイトも見どころ満載☆
いよいよTVアニメ放映が開始したGA文庫『ハンドレッド』にご注目ください!

 

 

■関連リンク
ハンドレッド公式サイト 
ハンドレッド公式twitter
アニメ ハンドレッド公式サイト
ハンドレッド公式twitter

こんにちは。
お役所は「仕事をしないのが仕事」ではないのかとついつい勘繰ってしまうことがある編集Tです。
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さて、今回紹介するのは「役職ディストピアリ ~紅玉の討伐士と命喰らいの僕~(著:霜野 おつかい/イラスト:TNSK/原案:千賀史貴)」の店舗特典紹介です!

本作は、全国のアニメイト・とらのあな・ゲーマーズ・メロンブックスで特典を展開します!
separateメロンブックスで本作を購入すると、各店舗でTNSK先生の美麗イラストを使用したオリジナルイラストカードをプレゼント!

【メロンブックス特典:オリジナルイラストカード】

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separateアニメイト・とらのあな・ゲーマーズで本作を購入すると、各店舗でTNSK先生の美麗イラストを使用した書き下ろしSSリーフレットをプレゼント!

【アニメイト・とらのあな・ゲーマーズ特典:書き下ろしSSリーフレット】

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separateさらにとらのあなで本作を購入すると、各店舗でTNSK先生の美麗イラストを使用したオリジナルイラストカードをプレゼント!

【とらのあな特典:オリジナルイラストカード】

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separateなお、これらの特典はすべて数量限定!
無くなり次第配布終了となってしまうのでご注意ください!
役職ディストピアリ ~紅玉の討伐士と命喰らいの僕~」は4月15日ごろ発売です!

以上、編集Tが店舗特典情報をお届けしました。
ではまた!

20160328date_elf_masamune政宗「4月のGA文庫新作『伊達エルフ政宗』本編ではまだ登場しない全国の武将を地域別にいくつかピックアップして紹介していくぞ」

 

 

 

 

20160328date_elf_yuuto幸村「今回は山陰・山陽編です」

 

 

 

 

130地図

separate■毛利ウンディーネ元就(本拠地:安芸吉田郡山城 広島県安芸高田市吉田町)

 その日、毛利元就(もうりもとなり)は三人の娘を集めて話をした。
「はい、ここに三本の長い麺がある。たったの三本でも長ければ意外とお好み焼きの具としてインパクトが出る。このようにお前たち三人が力を合わせて――って聞いてないな」
 長女の毛利隆元(たかもと)だけ聞いていて、吉川元春(きっかわもとはる)も小早川隆景(こばやかわたかかげ)も興味なさそうである。
「いや、まあ、吉川家の当主なんで。もぐもぐ」
「同じく、小早川の当主ですもので」
 元春と隆景が「毛利家のことは勝手にやってください」的な態度で言った。
「ああ、やっぱり、やっぱりです……。この二人は私をバカにしてるんです……」
 急に隆元が声を荒らげた。
「どうせ私なんて、お母様がいないと何もできない、ただのおりこうなだけの奴だって舐めてるんです! いっつもこうです! 全然仲良くできる気がしません!」
「隆元、落ち着け……。お前が思ってるほど嫌われたりしてないから……」
「じゃあ、この場で二人に聞いてみてください!」
「あっ、好きでも嫌いでもないんで。もぐもぐ」
「いやあ、姉さんはいつも姉さんですねえ(半笑い)」
 たしかにあまり尊敬とかはしてる感じじゃなかった。
「もう、いいです! 私は隠居します!」
「隠居って誰が跡継ぐの!?」
 そして隆元も被害妄想気味なのだった。
「私は継がないからな。もぐ、がつがつ」
「あと、元春、なんでずっと弁当食べてるの!?」
「ゆっくり噛んで食べるというのが吉川家ルールなんで」
「せめて食べてきてよ!」
「ああ、水の精霊ウンディーネらしく水のあるところに帰りたいですねえ」
「隆景もはっきり帰りたいって言うな!」
「このあと村上マーフォーク水軍と約束あるんです」
「ガチで帰る気だ!」
 ぱっと見、相当もめている毛利一門だったが、いざという時にはそれなりに結束して、大大名に成長した。

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■大内ケンタウロス義隆(本拠地:山口 山口県山口市)

「義隆(よしたか)様、なぜ私を討たなかったのですか」
 重臣、陶隆房(すえたかふさ)は追い詰めた主君の前に出てきて問うた。もう、義隆を殺せば謀反は完遂となるはずだった。
「あら、あなたこそ、どうしてすぐにわかるように謀反を計画したのかしら?」
 殺される前なのに義隆は平然としていた。一方、隆房は言葉に詰まる。
 史上最も奇妙な謀反だった。ずいぶんと前から義隆のところに反乱計画は漏れている。それを義隆も知っている。反乱を起こす側も漏れていると知っているのにすぐに事を起こさなかった。
「私もあなたも女、どのみち一緒にはなれない身よ」
 勇猛なケンタウロスである大内氏は何度も京都の政権を支え、長く京都に居座ることすらあったが、そのせいか義隆は文人気質が強かった。とくに尼子のミノタウロスに大敗してからは戦争をまったく考えなくなった。
 一方で、陶は武勇をひたすら誇りにして生きてきた一族だ。隆房は遠ざけられることに怒りも覚えただろう。
 ただ、それだけではこの奇妙な謀反の説明にはならない。 
「最初から私に殺させるつもりだったのですね」
「前の戦争であまりに人を殺してしまったわ。その罪も償わないと」
「あなたが死ねば、大内の大帝国が滅びます」
「次の当主候補ぐらいは考えているんでしょう? もちろん傀儡でしょうけれど」
 事ここに至っても、主従の関係は歴然としていた。義隆はわがままな主君として振る舞い続ける。
「隆房、簒奪者になればいいわ。きっと、あなたの政権も長続きはしないでしょうけど。さあ、あなたは誰に殺されるのかしら」
 呪いのように、義隆は言った。
 その瞳の奥は今から入る闇へと続いているように、深く黒い。
「では、いずれ、そこに参りましょう」
「ええ、あまり待たせないでね」
 最期に大内義隆はにっこりと笑った。

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■尼子ミノタウロス経久(本拠:出雲 月山富田(がっさんとだ)城 島根県安来市)

 ――鳥取県と島根県がどっちがどっちかわからない。
 関東などでよく聞かれる言葉である。まあ、西のほうでも群馬県と栃木県を逆に覚えている人も多いらしいから似たものかもしれないが。
 ただ、この鳥取と島根の順序問題は犯人がいるのだ。
 一代で山陰の大君主となった尼子経久(あまごつねひさ)である。
 ミノタウロスの彼は出雲(現在の島根県)の月山富田城を中心に、伯耆(ほうき)や因幡(いなば)(ともに現在の鳥取県)まで続くほどの巨大な迷宮を築き、敵が攻略できないようにした。
 もともとミノタウロスはギリシア神話の中でも迷路の中に住んでいたと書かれているように、迷宮好きの種族であるから、こういう謀略を使ったのも当然かもしれない。
 このため、一度尼子領国に入りこんだ敵は自分の居場所もわからぬままに攻撃を受けることになる。尼子氏は経久・晴久(はるひさ)と二代にわたって、この要害を利用して、敵を打ち破った。たとえば攻め入ってきたケンタウロスの大内軍を撃破している。逆に言うと、この迷宮から出ていくと脆さも露呈したようで、ウンディーネの安芸の毛利元就を攻撃して手痛く敗北している。
 なお、鳥取県では牛骨ラーメンの文化があるが、これは一説にはミノタウロスに支配された民衆が長らく牛に憤りを覚えており、明治維新とともに牛を食べる風習が入ると真っ先に牛を煮込んだことによるものと言われている。

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■宇喜多ノーム直家(本拠:備前岡山城 岡山市)

 もともと備前(現在の岡山県)はノームの守護大名赤松氏の家臣、浦上氏が支配していた。この土地から大幅に勢力を拡大し、ついには浦上氏も滅ぼしたのが宇喜多直家(うきたなおいえ)である。
 ノームは体の小さい種族であるため、軍事力では到底かなわない。
 彼は徹底した謀略でのし上がることに決めた。
 体が小さいということは様々な場所に潜りこめるということだ。宇喜多直家は毒殺、暗殺などの手段を繰り返して、勢力を伸ばした。よくすごい悪人のように言われる直家だが、ノームが生き残るには手段を選ぶしかないのだ。
 しかし、ちょうどその頃、織田と毛利の勢力が東西両側からやってきた。まだ家臣団も充分に組織できていなかった直家だが、ノームの総大将として、この窮地を上手く立ち回ることが求められたのだった。

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「伊達エルフ政宗」、どうぞよろしくお願いします。