前巻の「戦塵外史 四 豪兵伝」から、約2年半。待望の戦塵外史シリーズ最新刊「戦塵外史 五 ―戦士の法―」がいよいよ6月に発売となります!
 物言わぬ大男と、過酷な運命を背負った少女の、奇妙な旅の結末は……!?
 重厚かつ骨太でありながら、人間の機微を穿つような繊細な描写も同居する……そんな花田ワールドをぜひぜひ心行くまでご堪能ください。
 今回は戦塵外史シリーズ初の長編書き下ろしで、読み応えもばっちりですよ。
 そしてこれまでのシリーズでもおなじみの、あのキャラクターの登場も!? あ、これは読んでからのお楽しみですね。
 さて今回は「戦塵外史 五 ―戦士の法―」の発売を記念して、メインキャラのデザインラフを特別公開! 廣岡先生の手によって生き生きと命を吹き込まれた彼らを、ぜひじっくりとご鑑賞ください。

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 5月25日に大迫先生が逝去されてから、一週間が経つ。
 レーベル立ち上げの時からずっと担当させていただき、
いろいろなことを教わってきた。
 読ませていただいた原稿のひとつひとつが、自分にとって勉強だった。
 改稿のたびに原稿がブラッシュアップされていく、
その様子は驚きの連続だった。
 まだ自分のなかでも気持ちが整理できず、言葉がでない。
 ここに、GA文庫での足跡を記し、深く哀悼の意を表するばかりである。

GA文庫における大迫純一先生の著作一覧
●神曲奏界ポリフォニカ ブラックシリーズ
神曲奏界ポリフォニカ インスペクター・ブラック 2006年6月刊行
神曲奏界ポリフォニカ サイレント・ブラック 2006年8月刊行
神曲奏界ポリフォニカ プレイヤー・ブラック 2006年12月刊行
神曲奏界ポリフォニカ トライアングル・ブラック 2007年3月刊行
神曲奏界ポリフォニカ レゾリューション・ブラック 2007年7月刊行
神曲奏界ポリフォニカ ペイシェント・ブラック 2007年10月刊行
神曲奏界ポリフォニカ メモワーズ・ブラック 2008年2月刊行
神曲奏界ポリフォニカ リライアンス・ブラック 2008年7月刊行
神曲奏界ポリフォニカ アイソレーション・ブラック 2008年10月刊行
神曲奏界ポリフォニカ リベレーション・ブラック 2009年1月刊行
神曲奏界ポリフォニカ アドレイション・ブラック 2009年5月刊行
神曲奏界ポリフォニカ プロミスト・ブラック 2009年8月刊行
神曲奏界ポリフォニカ アドヴェント・ブラック 2009年11月刊行
●ゾアハンターシリーズ
ゾアハンター 2007年9月刊行
ゾアハンター2 2007年12月刊行
ゾアハンター3 2008年3月刊行
ゾアハンター4 2008年6月刊行
ゾアハンター5 2008年9月刊行
ゾアハンター6 2009年2月刊行
ゾアハンター7 2009年6月刊行
●神曲奏界ポリフォニカ レオン・ザ・レザレクターシリーズ
神曲奏界ポリフォニカ レオン・ザ・レザレクター 2007年11月刊行
神曲奏界ポリフォニカ レオン・ザ・レザレクター2 2008年5月刊行
神曲奏界ポリフォニカ レオン・ザ・レザレクター3 2008年11月刊行
神曲奏界ポリフォニカ レオン・ザ・レザレクター4 2009年4月刊行
●神曲奏界ポリフォニカ レオン・ザ・ゴールドシリーズ
神曲奏界ポリフォニカ レオン・ザ・ゴールド 2009年10月刊行
●神曲奏界ポリフォニカ まぁぶるシリーズ
神曲奏界ポリフォニカ まぁぶる
※ブラックシリーズ書き下ろし短編収録
2007年1月刊行
神曲奏界ポリフォニカ まぁぶる2
※ブラックシリーズ、レオン・ザ・レザレクターシリーズ書き下ろし短編収録
2008年1月刊行
●GAマガジンVol3 特別付録
神曲奏界ポリフォニカ まぁぶる すぺさる
※ブラックシリーズ書き下ろし短編収録
2009年12月刊行

雨だとやる気がマイナス200%な えむもと です。
たぶん前世はカメハメハ大王なんだ!<偉そう。
もっとも晴れていたらいたで、室内で仕事に励むのが虚しくなってきたりするので
雨降りの時は引きこもって、おとなしく仕事していればいいのかもしれませんが。
そんな訳で、これから来る梅雨を思うと気が滅入る日々です。
あー。常春の国に住みたい!
長雨の無いところに住みたいっ!!
(でも砂漠はいやだな……<わがまま!)
……とダメダメな気分を吹き飛ばすための気晴らしは、
ここのところもっぱら映画鑑賞です。
レンタルDVDを借りる……って手もあるんでしょうが、
自宅で観ていると、どうにも落ち着かないし雑念が入っちゃうので、
可能であれば映画館で観る方が集中できて好きです。
ということで、手当たり次第、気分次第で観賞中。
最近だと
「かいじゅうたちのいるところ」
「シャーロック・ホームズ」
「ゼブラーマン -ゼブラシティの逆襲-」
「アリス・イン・ワンダーランド」
「ダレン・シャン」
「TRIGUN」
「劇場版TRICK」
「仮面ライダーTHE MOVIE 超・電王トリロジー」
……あとなんか観た気もしますが……忘れた。
我ながら統一感が、あるような、ないような。
まぁでも偏ってはいますよね。ええ。
個人的には「ホームズ」が大変面白かったです!
2回も観に行っちゃいましたから。
原作ファンは怒りそうな大胆なアレンジが、むしろ新しくて良かったと思います。
頭脳派じゃなくて、肉体派になってましたからねー。
モリアーティ登場の次作も今から楽しみではありますが、脚本が違う方なんですね。
そこの所だけ、ちょっと気になりますが。
そして、大胆アレンジと言えば「アリス」。
基本のお話は誰もが知っている「アリス」ベースなのでありますが、
そもそものヒロインが「少女」というにはちと厳しい年齢のアリスでいいのかっ!?
ルイス・キャロル先生が生きていたら絶対却下だろうなぁ。
……なんて思っちゃいました。
だって、幼少時のアリスを演じた役者さんが、なんというか「超美幼女」だったんですよ!
こっちの「アリス」で良かったんじゃないのっ!?
っていうか、こっちの子でむしろ観たかったよ?
いやまぁ自分的はジョニー・ディップ好きなので観に行ったようなものなので、
どっちでも良いと言えば、良いのですがね――。
あと、ベリーソースを口に付けたカエルがめっさ可愛くて愛おしかった――!
しかし、最後のバトルは取って付けた感がどうにもありましたなぁ。
「ホームズ」にしろ「アリス」にしろ新しい解釈で、有名な物語を描いている作品は
「あーこういう切り口にしたんだ!」と、ちょっぴりドラマづくり(!?)というか
作品の味つけの仕方というか、そんな勉強にもなりますね。
――と自分だけ気分をリフレッシュした所で、原稿読みに戻ります。

「神曲奏界ポリフォニカ ブラックシリーズ」「神曲奏界ポリフォニカ レオンシリーズ」「ゾアハンターシリーズ」などの著作で活躍されていた作家、大迫純一氏が、病のため5月25日に逝去されました。
多数の作品で読者を魅了し続けた故人のご冥福を、深く心からお祈り申し上げます。

GA文庫編集部

……みっひーです。
ご、ごめんなさいっ。お送りするのが遅くなってしまって、本当にごめんなさい!
きょう、お待たせしておりました「2次選考作品」「3次選考作品」「最終選考作品」全ての評価シートを発送いたしました!!

……伸ばし伸ばしの上に、お送りするのが遅くなりすぎですよね……。もう週明けには第3回前期の締め切り日ですもの。

わかっています。理解しています。

途中わたしが戦線離脱してしまったというトラブルがあったとはいえ、二度とこんなに長い時間みなさまをお待たせしてしまうような事態は起こすわけにはまいりません。
編集部で十分に反省し、次回の選考では何らかの対策をしていくつもりです。
ただ、今後も評価シートに編集者のアドバイスを書き込む方針は維持するつもりなので、そこはご安心下さいませ。

お送りさせていただいた評価シートが、みなさまの今後の作品の執筆に少しでもお役に立てれば幸いです。

それでは、またね★