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最強喰いのダークヒーロー

作者:望公太

 
 世界中の学生『攻魔騎士』が青春のすべてをかける異能武闘――『ソードウォウ』。その大会に、圧倒的な連戦連勝、世紀の大番狂わせを起こすダークホースが現れた。その名は阿木双士郎。卑怯・卑劣とそしられようと、勝つためにあらゆる手段を尽くす最弱にして完勝の男。

 この物語は、そんな双士郎が弱者のまま頂点へ至る、悪党主人公のジャイアントキリングストーリーである。


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 プロローグ

 少年にはなにもなかった。

 選ばれし者ではなく、持たざる者だった。

 

 生まれながらの落第者で、笑えるほどの敗北者だった。

 

 どんなに手を伸ばしても届かない。

 

 足掻いても足掻いても報われない。

 

 頂点に立つに相応しき血筋に生まれ、『最強』の名を恣(ほしいまま)にする存在から徹底した指導を受けたにもかかわらず――凡人の域にすら達しなかった。

 

 どうしようもないまでに才に恵まれなかった少年は、とうとう劣等の枠から抜け出すことはできなかった。

 

 運命はあまりに無慈悲で、世界はあまりに残酷だから。

 

 少年は己の無能を嘆き、無責任な周囲に絶望し、非情な運命を呪い――
 そして、世界に復讐することを誓った。
 凡人は天才には勝てない。

 

 弱者は強者に勝てない。

 

 そんな必然の理へと反旗を翻し、不安定に秩序だった世界を虚仮にする。

 

 残りの生の全てを、ただ復讐のためだけに費やすことを決めた。

 

 そのためならば、手段は一切問わない――

 

     ≠

『常夜島』

 

 太平洋にポツンと浮かぶ人工の島は、軍事拠点だった頃の名残でそう呼ばれていた。
 半世紀ほど前までは死と闘争で溢れ返っていた島も、今では様々の企業による再開発が進み、多くの人間が暮らす海上観光都市として賑わっていた。

 

 その島の東端には――広大な敷地面積を誇る学園がある。

 

 島面積のおよそ百分の一を締める巨大学園は、名を私立聖海学園という。
 有能な攻魔騎士を育成するために作られたその学園は――本日、熱狂の始まりを迎えようとしていた。

 

『――さあ! 今年も血沸き肉躍る季節がやってまいりましたよ、ご学友の皆様! 全世界の学生攻魔騎士が覇を競い合って頂点を決する武の祭典――「祓魔祭(カーニバル)」! その出場選手を決定するための校内選抜戦――その予選が、本日よりスタートです!』

 

『わー、ぱちぱちー』

 

『悪魔との戦争が終結して早半世紀……記念すべき戦後五十周年となるこの年に、校内選抜戦を勝ち抜いて、我が校の代表者となるのは果たしてどの生徒なのか!? あ。ちなみに、今日の第四闘技場(スタジアム)の実況は不肖私、二年、文倉燕(ふみくらつばめ)が勤めさせて頂きます! 解説は……聖海学園序列六位にして、我が校が誇る大人気アイドル、「かみゅーん」こと、神峰弓(かみねゆん)様に来ていただきました!』

 

『ちょ、ちょっと止めてよ、燕ちゃん。そういうの恥ずかしいからさ……』

 

 実況席に座る二人の女子の声が、円形の闘技場へと響き渡る。
 潮の匂いを孕んだ風が優しく通り抜ける観客席には、満員とまでは行かないが、それなりの数の生徒が座っていた。

 

『思いの外生徒が多いですねー。上位序列入り(ランカー)が出ない予選なんて、席の四分の一も埋まればいい方なんですが。これはやはり、今夏歌手デビューも決定している「かみゅーん」の美声を聞こうと、集まった者が多いのでしょうか?』

 

『もうっ、違うでしょ、燕ちゃん!』

 

『あはは。失礼致しました。そうですね。「かみゅーん」ファンの方もいなくはないようですが……多くの方の目的は、やはり彼女のようですね』

 

 実況者の言うとおり、すり鉢状の観客席に集まった生徒達が向ける視線は、アリーナの中央に立つ一人の少女へと集まっていた。

 

 美しい少女である。

 

 迸る雷光を思わせる金色の髪と、凛とした眼差し。まだどこか幼さが残る顔立ちだが、ピッチリとしたGP(ゲームプレイング)スーツに包まれた肉体は女性特有の起伏の激しく、なんとも言えない妖美さを醸し出していた。

 

 攻魔騎士同士が武器を手に戦う格闘競技――『ソードウォウ』の公式規定(オフィシャル)に則り、彼女の体には五つ『的(ライフ)』が装着済み。

 

 右手、左手、右足、左足、そして胸部。

 

 手枷にも似た『的』が装着された右手には、華美な装飾が施された細剣が握られている。これもまた大会規定に則った、六連の魔機剣(リボルバー)であった。

 

『「閃雷の騎士(オブライトニング)」リザ・クロスフィールド! 今年聖海学園に入学した話題の新入生です! みなさんもご存知の大企業――クロス社のご令嬢にして、昨年度の欧州中学生大会の覇者! 鳴り物入りのスーパールーキーの初戦に、多くの生徒が興味津々のようですね』

 

「……ふん。くだらない」

 

 華やかな美貌を誇る少女――リザは、大音量で語られる自分の情報に対して、心底つまらなそうに鼻を鳴らした。

 

「経歴や生い立ちなんて、なんの意味もない。戦場(ここ)に立つ以上、勝った負けたの結果だけが全てなんだから」

 

 一人呟いた後、対戦相手の男へと視線を移す。
「聞いたわよ、あんた――早漏なんですってね?」
 その口元には、茶化すような笑みがあった。

 

「なんでも、全っ然保たなくて、すぐに終わっちゃうとか……。はん。男のくせに情けないわね。棄権するなら今のうちよ?」

 

「…………」
 挑発を受けても無言を通すのは――オセロのような風体の男であった。
 全身は黒尽くめ。五つの『的』を装着したGPスーツも、手に持つ六連の魔機剣も、黒一色で統一されている。

 

 対して頭髪は――白。

 

 色素という色素が抜け落ちてしまったかのような、白い髪。どこか薄汚れた印象を受ける白濁した髪色は、燦然と煌めくリザの金髪とは対照的であった。
 白と黒のコントラストが際立つ風貌の男は、そよぐ風に白濁した長い髪を揺らしつつ、幽鬼の如く戦場に佇んでいた。

 

『大注目のクロスフィールド選手の対戦相手は……三年生の阿木双士郎(あぎそうしろう)選手です。えーっと、阿木選手には関しては一切の情報がありません。というのも、彼はこの三年間、一度として戦っていないからです』

 

『一度も?』

 

『はい。公式非公式含めて、一度も。校内選抜戦にエントリーしたのも、最終学年となった今回が初めてですね。というか彼の場合、攻魔騎士としての才覚や技倆の問題で、選手として戦えるレベルに達していないようで……』

 

『ふうん』

 

『適合者(キャリア)資質は、最低のカテゴリE。授業の成績も散々。基礎技能であるフレアの発動時間があまりにも短いせいで、一部では「早漏騎士」と揶揄されているとか……』

 

『あー、聞いたことあるかも。三年に、そういう先輩がいるって』

 

『こう言ってはなんですが……阿木選手は、おそらく思い出作りが目的かと思われます』

 

『なるほどねー。でも、思い出作りだとしても精一杯頑張って欲しいなあ。最後まで諦めなければ、奇跡が起こるかもしれないもんね』

 

『そうですね。阿木選手にも、どうにか奮闘して欲しいところです。スーパールーキー相手に、「的」の一つでも破壊できたら立派なものだと思います』

 

 実況席の二人は、まるでリザの勝利が確定しているような発言を繰り返す。
 そう考えているのは彼女達だけではないだろう。
 会場にいる者の大半が、リザ・クロスフィールドの――いずれ自分と戦うかもしれないライバルの初戦を見るべくして集まった者達だ。

 

 すでに決している勝敗など、誰も興味はない。

 

「ふん。思い出作りだかなんだか知らないけど、私はそういう甘ったれた考えで戦場に立つ奴が一番嫌いなのよ」

 

 攻撃的に言い放ち――そしてリザは、体内で練り上げた魔力を一気に解放した。
 黄金に輝くオーラが、彼女の全身を包み込む。
 頭から爪先まで魔力が行き渡り、肉体を構成する全ての細胞が活性化。体外に放出した魔力は、淀みなく体表を循環する。

 

『おーっとクロスフィールド選手、なんと魔弾を消費せずに魔力解放(フレア)の状態となりました! 全国レベルでは必須技能と言われる、魔弾不使用(ノーバレット)のフレアですが……さすがは欧州の覇者、なんなくやってのけてくれます』

 

『綺麗なフレア……。「攻魔騎士はフレアに始まりフレアに終わる」とも言われるけど、今の一連の魔力の流れを見ただけで、彼女が一流だってことがよくわかるね』

 

 体内で渦巻く魔力を動力源とし、体外に迸る魔力を鎧と化す。

 

 悪魔の到来より世界に溢れた魔の力と適合できた人間――適合者(キャリア)にのみ許された、攻防一体の戦闘技法。それこそがフレアである。

 

「この国にはこういうことわざがあるらしいじゃない? 『獅子は兎を狩るにも全力を尽くす』とか。ふふん、いい言葉ね。私も、相手がどんなに雑魚だろうと決して手を抜いたりはしないわ。けちょんけちょんに叩き潰してやるから覚悟しなさい!」

 

「…………」
 白髪の男は、やはり口を開くことはなかった。
 やがて時刻となり、試合開始のブザーが、開戦の合図を告げる。
 聖海学園一年・リザ・クロスフィールド。
 聖海学園三年・阿木双士郎。

 

 双方にとって高校デビューとなるその戦いが――全ての始まりだった。

 

 これより世界は、阿木双士郎という名の『最悪』を知る。

 

『最弱』で『最低』な、『最悪』の存在を思い知らされる。

 

 高等学校最高学年の夏。
『ソードウォウ』高校生世界大会――『祓魔祭』に出場するための、最初で最後の機会。

 

 この一夏のためだけに、彼は全てを賭けてきた。

 

 不出来な劣等生と蔑まれようとも、『早漏騎士』と陰口を叩かれようとも、物言わぬ木偶の坊のような学生生活を送りながら――虎視眈々と牙を研ぎ続けてきた。
 我が物顔で闊歩する大物共の喉元に、深々と突き立てるための牙を――

 

 

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いよいよ発売日が近づいてきた、望公太先生&へいろー先生による期待の新作「最強喰いのダークヒーロー」。今回は、作品の見所紹介に加えて、試読版をお届けします!

作品の見所は、なんと言っても主人公!
並みいる最強たちを智略で喰らう、悪党主人公《ダークヒーロー》が本作最大の魅力です。

 

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彼は三年生になるまで一度も公式試合に参加してこなかった、ダークホース。
ごく普通の魔力も満足に扱えません。才能に見放されし、最弱の男です。

それでも彼は戦います。
「もしも異能武闘の世界にギャンブル漫画の主人公みたいな最強の勝負師がやってきたらどうなるか?」というコンセプトを体現するかのように、ひたすら頭脳を使って、彼我の圧倒的な戦力差を覆していくという戦い方を繰り広げるのです。

そんな彼の前に立ちはだかるのは、

 

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学園序列第一位、ルイ=ミシェル・ヴィレット!

彼こそが、学園の頂点に立つ正真正銘の最強。
さわやかルックスで心もイケメン、向かうところ敵なしの完璧スペック。
ふつうに考えて、みんなが憧れる王子様、the主人公属性!みたいな好青年です。

しかし――

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この作品はイケメンをぶっ潰します!

はじめから勝負にならないくらいの戦力差を、一切の手段を選ばずにひっくり返してしまう逆転劇。それが最強喰いのダークヒーローの見所です。

百聞は一見にしかず、今回は冒頭から約40Pまで=第1章まるまる読める試読版をご用意しました。

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↑試読版はこちらをクリック!

阿木双士郎の反則スレスレなジャイアントキリングとは? 
胸がすく爽快な読み味の、悪党快進撃をぜひぜひお楽しみください!

最強喰いのダークヒーローはいよいよ今月発売です。
ただいまご予約大好評受付中! どうぞよろしくお願いいたします!

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20160601kamisama_shoeiども! GA文庫&GAノベルのまいぞーです。
ただいま好評予約受け付け中の6月刊新作「神様に転生 ~千万回死んだら異世界で神になりました~」の特典情報をお届けにまいりました!

 

■関連記事
神級チートでハーレムゲット! GAノベル6月新作「神様に転生」紹介!


アニメイトさんでお買い上げの方には、天乃聖樹先生書きおろしのショートストーリーをお配りします! 主人公・サダメを神以上の存在「お母さん」と呼んで慕う美少女・トゥーリアちゃんの生態に迫る!?

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メロンブックスさんでお買い上げの方は、同じく天乃聖樹先生書きおろしのショートストーリーがゲットできます! こちらは魔神サイドのボス、可愛すぎる「ロリっ子魔神」エルダ様のキュートさに悶絶するお話です。

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コミックとらのあなさんでは、イラストレーター・こちも先生描きおろしイラストを使用した、特製かけかえカバーをプレゼント! 本作ヒロインのセフィロスさんが魅せる、うれしい水着姿をでっかいB6サイズ対応のカバーにしました。

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さらにゲーマーズさんでは、同じくこちも先生描きおろしのイラストを特製ブロマイドにしてお渡しします! 主人公・善神サダメに対立(?)する魔神サイドのセクシーな幹部のお姉さん、イングリットのなまめかしい姿を写真の質感でリアルに収めております。

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いずれも特典には数に限りがありますので、確実に手に入れるにはお早めのご予約がおすすめです。
神様に転生
~千万回死んだら異世界で神になりました~

は間もなく、6月15日に発売となります!
ご予約は現在受付中です。どうぞよろしくお願いします!

   

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望公太・発、異端のバトルエンターテイメント!
「最悪」の主人公が手段を選ばず勝ち続ける「最強喰いのダークヒーロー」の発売がいよいよ近づいてまいりました!

 

■関連記事
邪道で王道――「最悪主人公」の痛快カタルシス! 望公太最新作「最強喰いのダークヒーロー」!!

 

 

アニメイトさん、コミックとらのあなさん、メロンブックスさん、ゲーマーズさんのそれぞれで「最強喰いのダークヒーロー」をお買い上げいただくと、先着で豪華な特典がついてきます。今回は、本作を購入した方にお配りする専門店限定特典をご紹介!


アニメイトさんでは、なんと特大A4サイズ・8ページのキャラクターデザインイラスト集に、書きおろしショートストーリーまで掲載されているという贅沢な限定プレゼント! 主要全キャラの詳細なデザインを掲載しており、へいろー先生の緻密なイラストをじっくり堪能できます。

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続いてコミックとらのあなさんは、望公太先生が「このキャラ、この設定はこういうふうに考えて作った」という、著者自らによる用語解説集がついてきます! ここだけでしか読めない裏話的なものも交えた、超レアな特典です。


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メロンブックスさんでは、本編では決して描かれることのない書きおろしショートストーリーリーフレットをお配りします! 題して「初信表明」。(誤字でありません) 望公太先生ならではの「メタネタ」がこれでもかと炸裂しております!

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そしてゲーマーズさんでは、イラストレーター・へいろー先生がこのためだけに描きおろした限定イラストを、美麗な写真の質感で仕上げた特製ブロマイドがゲットできます。本作のヒロイン・リザさんの貴重なオフショット!

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以上、いずれも特典には数に限りがございます。

なるべくお早めのご予約が! 大変おすすめです!!

6月新刊「最強喰いのダークヒーロー」ぜひよろしくお願いいたします!

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ども! GA文庫のまいぞーです。
GA文庫が誇る大人気長期シリーズ『ワルブレ』こと「聖剣使いの禁呪詠唱《ワールドブレイク》」の著者・あわむら赤光先生が、ちょっと無茶じゃないのか?というチャレンジを始めます!
題して
「あわむら赤光5ヶ月連続刊行ラッシュ」

ということでそのまんまなのですが、
2016年6月~10月まで、なんと5ヶ月連続刊行をやるんです!

その皮切りとなるのは、もちろん待望のシリーズ最新刊!

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聖剣使いの禁呪詠唱《ワールドブレイク》16
著:あわむら赤光 イラスト:refeia

 

1人の身体に「最強の前世」を2つ宿した超最強の少年・灰村諸葉の大活躍を描くシリーズ第16弾。
舞台をロシア・黒海にうつした、海外合宿編です。雷帝のあとを継ぎロシア支部のトップとなったカティアが、諸葉たちをロシアにご招待♪ そこで待ち受けるのは――

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うーーみーーがーー好きぃぃぃーーーーー!!

水着成分・特盛でお送りする、最強ぶりにさらに磨きをかける超王道学園ソード&ソーサリィは6月発売です。

聖剣使いの禁呪詠唱16ご予約はこちらから

 

 

そして……
2016年7月。
最強主人公ものの第一人者・あわむら赤光が満を持して放つ新作が登場。
タイトルは

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我が驍勇にふるえよ天地
~アレクシス帝国興隆記~

著:あわむら赤光 イラスト:卵の黄身

 

わがぎょうゆうにふるえよてんち、と読みます。
驍勇(ぎょうゆう)とは、強く勇ましいことの意味で、戦記小説ファンにはおなじみのかっっこいいいいい言葉です。ここからお分かりのとおり、あわむら先生が新たに挑むのは痛快にして本格! そんなファンタジー戦記の物語なのです。ジリジリと魂を焦がすような、文章そのものが読み手の心に火を灯す、熱く雄々しい本格的な読み応えの作品になりました。

 

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ご予約はこちらから!

 

さて、ワルブレファンの皆さま、ご安心ください! ええ、そうですとも!
「我が驍勇にふるえよ天地」シリーズがスタートしても、ワルブレはまだまだ続きます。

その証拠に、8月には「聖剣使いの禁呪詠唱《ワールドブレイク》17」の発売予定があります。

続く9月には早くも「我が驍勇にふるえよ天地」の第2巻が刊行!

さらに10月にも「聖剣使いの禁呪詠唱《ワールドブレイク》18」がすぐ発売になります!

まとめるとこういうことです。


6月:聖剣使いの禁呪詠唱16

7月:我が驍勇にふるえよ天地

8月:聖剣使いの禁呪詠唱 17

9月:我が驍勇にふるえよ天地2

10月:聖剣使いの禁呪詠唱 18


 

つまり各月交互にワルブレと新シリーズを展開する、ということですね。
これからは毎月熱いあわむら節を思う存分堪能いただけるのです!
果たしてあわむら先生は無事にすべて書き上げることができるのか?
最強の作品のために、不肖まいぞーも全力で編集に励む覚悟であります!

そんなワルブレ&新シリーズの予約はただいま受付中です!
「そろそろなにか新しい作品を読みたいなあ」そんな気持ちをお持ちの方にも、きっと深く楽しんでもらえる「本格的」で「痛快」な作品です。どうぞよろしくお願いします!

聖剣使いの禁呪詠唱公式ツイッター