僕と契約して、抱き枕ユーザーになってよ。なんてね。
 こんにちは、アズラエルです。
 発売が延期になっていたGAマガジンクリエイターズVol.2が、4月6日に発売されるわ。
 Vol.1に引き続き、GA文庫から選りすぐったイラストをA4の大サイズで収録したビジュアルマガジンよ!

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 発表済みのイラストだけでなく、クリエイターさんへのインタビュー記事や、複数のイラストレーターさんがGA文庫の人気ヒロインを描き下ろす、好評のコラボレーション企画など、見所もたくさん。ちなみに今号では、ニャル子とコーティの二人が、コラボられてるわ。

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 そして付録は、赤りんごさんによる描き下ろしコーティカルテの抱き枕カバー。しかも今回は、なんと両面印刷の豪華仕様……!
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現在、絶賛予約受付中。よろしくね!
   

 こんにちは、アズラエルです。
 12月4日から実写映画が全国で順次公開される「ライトノベルの楽しい書き方」。GA文庫からは最新巻の第7巻も発売されたばかりだけど、ファンなら当然チェック済みよね?
 「ライトノベルの楽しい書き方」、通称「ラノたの」は、学園一の美少女にしてライトノベル作家である流鏑馬剣ちゃんの創作活動のために、与八雲くんが『暫定彼氏』に指名されてしまったことで巻き起こる、ちょっと変わった学園ラブコメディ。最新巻では、ついにというかやっとというか、正式交際を始めることになった2人が、お泊まり旅行に行くという、見逃せない展開になっているわ。



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 さてそんな感じで、いまノリにノッってる「ラノたの」が大重版。万一シリーズを未読の方がいたら、この機会に手に取ってみることをオススメするわ。映画を観にいく前に読みこむも良し、映画を観た後に楽しむも良し、みんなに良し、ね。
 そうそう「ラノたの」の映画化については、作者の本田先生が受けたインタビュー記事でも触れられていたわね。俄然興味が湧いてきた人はこっちもチェックよ!
   

 こんにちは、アズラエルです。
 以前、このブログで予告した「クインテット!」の連続刊行についてなのだけど、どうやら、嘘つきにならずに済んだみたい。3巻がおもいっきり次巻に続く引きだったから、万一のことがあったら、どうしようかと思ってたのだけど、起後屋先生、がんばったわね。



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 さて、いよいよクライマックスを迎える本シリーズ。果たして主人公の敬介は、5人娘によって賑やかになってしまった日常を、取り戻すことができるのか? 大盛り上がりの最終巻を楽しんでもらいたいわ。
 ちなみにこの「クインテット!4」、なんと「まんが王 八王子店」さんで越後屋鉄舟によるサイン本を販売いただけることになったわ。冊数限定なので、鉄舟マニアのアナタは早めにチェックよ。そして、これから鉄舟マニアになる予定のアナタは、1巻からまとめ買いすればいいと思うわ。
   

 新米の美味しい季節になったからといって、編集部に炊きたてご飯の匂いがたちこめるのは何か間違っていると思う……こんにちは、アズラエルです。
 今月は、第二回GA文庫大賞が二作品登場。そのうち「かんなぎ家へようこそ!」については先日の編集長K村の記事を見てもらうとして、今日は「断罪のイクシード ―白き魔女は放課後とともに―」をご紹介。



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 超常の夜に、想いと魔術が交錯する王道系学園異能バトルということで、概要はこちらを見て貰いたいのだけれど、私としては、やはりヒロインである静馬ちゃんの暴言&傍若無人っぷりがツボにきたわね。
 死にかけている主人公・大和くんに対して
「私が話しかけているのに肺を潰しているだなんて万死に値するわね」
などと冷たく言い放ったり、気をつかって丁寧に呼びかけたら
「同級生に『さん』付けなんて腰が引けてるのね。不能を疑うわ」
とシモネタ交じりの毒舌が容赦なく返ってくるヒロインに、胸が熱くなりっぱなしよ。それでいて内に秘めた部分が見えてくると、そんな傍若無人っぷりが可愛く見えてくるのも不思議なところ。毒舌は正義!
 あとは、大和くんの妹であるましろちゃんの、名前にそぐわぬ真っ黒っぷりも見所の一つね。バリバリ。ヤンデレは正義!!
 ……そしてそんな女の子たちと、それに振り回される大和くんのボケツッコミを楽しんでいるうちに、いつの間にか物語全体の底を流れている重厚なドラマに包み込まれているという絶妙さ。この見事なストーリー展開は、ぜひとも実際に味わってもらいたいわ。
 ちなみにこの「断罪のイクシード」、アニメイトさんで購入すると特製リーフレットが付属するみたいなので、気になる人はそちらもチェックよ!
   

……こんにちは、アズラエルです。
みなさんは「クインテット!」というタイトルに聞き覚えあるかしら? ない? まったく、まるで聞いた覚えもない? そうよね。担当のわたしも、もはやおぼろげにしか覚えてないもの……。正直ときどき「あれ? クインテット! だっけ? クインテッド! だっけ?」ってなるし、「斎藤」さんと「斉藤」さんくらい見分けがつかないわよね。
まあ、とにかく昔々、まだ地上を恐竜が闊歩していた時代に「クインテット!」って小説がGA文庫から刊行されてたのよ。あら、ウチって結構老舗レーベルだったのね。まあそれはさておき、そんなGA文庫から2007年12月に刊行予定だったのが、この「クインテット!3」。つまりデビュー二年目の腰まである駆け出しのくせして、2年10カ月も締め切りをブッちぎったってわけね…………。
そんなわけで、今日はGA文庫の10月刊行予定に、しれっと復活したタイトル「クインテット!3」について、著者の起後屋鉄舟先生を追及……じゃない、いろいろとお伺いしていきたいと思います。起後屋先生、こんにちは。
起後屋鉄舟(以下、起後屋):こ、こんにちはー。あはは……さいなら!
無駄よ、ウチの会社のセキュリティシステムを見くびってもらっては困るわ。社員証がないとドアのロックが解除できないんだから。2巻の執筆時に編集部にカンヅメにされたあなたは、身をもってそれを経験したはず。
起後屋:そうだった! あれ以来編集部から逃げ回ってたせいで忘れてた!
わかったら諦めて戻ってらっしゃい。断頭台に向かう罪人のようにね! ……さて、そもそもの刊行予定から、キングクリムゾン並みに時をすっ飛ばして、2010年10月刊行になったわけだけど、起後屋先生としてはどう思ってますか?
起後屋:…………はい。
2年10カ月といったら、高校一年生のときライトノベルを楽しんでた男の子が、高校卒業とともに「ラノベも卒業だな。あのクインなんとかって作品好きだったけど続き出ないし、もういいや」ってなってもおかしくない年月なわけだけど、どう思う?
起後屋:………………はい。
前巻のラストで、大きな伏線が判明したり、敵っぽい勢力との決着が先延ばしになったりして、さぁこれからどうなるんだ!? ってところで生殺しにされたらどう思う?
起後屋:……………………はい。
2年10カ月、日数にして約1000日。一日に原稿用紙1枚書いたとしても、1000枚の大作が完成しそうな計算なわけだけど――
起後屋:あーもうわかったよっ! そうだよ、俺が全部悪いんだよっ! はいはい、○樫病○樫病。なんか急に書けなくなっちゃう例のアレに罹っちゃったの! チッ、うっせーな。反省してま~す。
発言に気をつけなさい。何があなたの最期の言葉になるかわからないわよ?
起後屋:すいませんすいません調子乗りました土下座でいいですか靴の裏ペロペロ。いや、実際、海よりも深く反省しております!! 僕なんかの作品を楽しみにしてくださっていた読者の皆様、本当に申し訳ありませんでした!!
それで起後屋的には、書き上げてみた感触はどうなの?
起後屋:渾身の謝罪をスルー気味のうえ呼び捨て!? いや、でもそれくらいの扱いが妥当ですよね……。えっと、正直かなり四苦八苦して書き上げた3巻ですが、最終的には読者の方に納得いただけるクオリティの作品に仕上げられたたたたと思います、多分。
まぁ、ここまでの起後屋の刊行遅延ぶりに納得できる読者はいないと思うけれどね
起後屋:だから、さっきから言葉強すぎるでしょう! なんでそんなソリッドに責め立てるんスか! 反省してますってば! あと、さっきからずっと気になってたんだけど、僕の名前「起」後屋じゃなくて「越」後屋だから! わざと嫌がらせしてるんだろうけれども!
……チッ!
越後屋:やっぱわざとかよ! なんなのもう!? カンジ悪いわー。
それでなに? ナマイキにも10月に3巻、11月に4巻の連続刊行するんですって? ていうか、3巻完結じゃなかったの?
越後屋:か、書いてる最中も、「アレ? おかしいな。長くね?」とは思ってたんですけど、なんか書いてるうちにどんどん長くなってきちゃって、あはは……。か、完全に尺読み間違えました。さっき原稿用紙1000枚って話題出ましたけど、ホントに1000枚超えちゃいました。ただ、あの、「クインテット!」という作品は僕の中では「家族」にスポットを当てた物語なので、それを総括するには、やはり一冊では足りなかったというか……ですがそのぶん当初思っていたよりもかなり深く、椿家というコミュニティの絆をですね――
あ、そろそろ字数的に限界がきたようなので、今日はこのへんで。
越後屋:ちょっ、えええええっ? いま僕結構頑張って自著を紹介しようとしてたじゃん! なんで途中で切るの!? 担当なんだから、せめてあんただけは僕の味方でいてくれるべきなんじゃねーの! なんなの? この戦場で後ろから撃たれる感!? 大体Webなんだからそんな字数制限キツくないよね!?
そんな越後屋鉄舟先生が、1000日間もの月日を費やして血を吐く思いで書き上げた、空前絶後の大傑作にして完結編「クインテット!3」「クインテット!4」。気が向いたら読んでやってくださいな。遅筆のおかげで巻数少ないので、未読の方はこれを期に1巻からぜひどうぞ。読者の方に「待った甲斐があったなー」と言っていただけるかどうかは断言できませんが、「これで延期さえなけりゃなー」と言っていただけること、間違いなしです!
越後屋:高い高い! 無闇にハードルを上げないでっ! でも、よろしくお願いします!
いまのうちに一巻から読んでおこう、という方はこちらへ。



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