梅雨も明け……(たのか!?)
抜けるような青空に白い雲――がまったく似合わない女、えむもと です。
まぁあれですね。
己が似合わないのはともかく、これからは海水浴に向かう女子の姿が眩しくていいですな!
自宅は海が近いこともあり、これからは海に向かう電車の中でも、
ビーチの続きみたいな格好の人で溢れるんですよー、この季節。
ふふふ。
って、それはさておき。
8月15日発売予定の、最新刊
『這いよれ! ニャル子さん5』
にはなんと! アニメイト限定版もあったりします!
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アニメイト版は、真っ白なエプロンが眩しいニャル子が目印!
これで真尋も悩殺確定(だといいね)な○○○エプロンですよ!
ダブルカバーということなので、通常版と2冊買わないで済むのもお得ですね。
ちなみに通常版のヘソだしニャル子も可愛いですよー!
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みなさま「ニャル子の夏」<いま勝手に作った
をぜひご堪能くださいませっ。

 昔、参考に見たサイトは「下読みの鉄人」、サトです。今回は8月15日発売の「月見月理解の探偵殺人3」のお話です。


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 「月見月理解の探偵殺人」(著:明月千里)は傲岸不遜で唯我独尊な車椅子の探偵、月見月理解が活躍するシリーズ。2巻の《ノアズ・アーク》で起きた死の脱出ゲームを経て、星霧交喙(ほしぎり・いすか)とも仲良くなった主人公の初ですが、今回は交喙とともに理解の誘いで孤島の別荘で過ごすことになります。
 その別荘は月見月家の所有する屋敷。そこには月見月家の様々な眷族がいます。理解以外の月見月家のキャラクターが初登場となります。
自称不老不死の『情報屋』月見月久遠。
毒舌で、盲目の『暗殺者』月見月真理。
そして、殺人衝動ウィルスを持つと恐れられる『魔物』月見月悪夢。
 強烈なキャラクターが次々と出る中、初は理解に「君に犯人になってもらう」と告げられます。
 初はなぜ犯人になるのか? 理解の目的は? 水着シーンはあるのか? 「月見月理解の探偵殺人3」をよろしくお願いします。
ここでmebae先生によるキャラデザインを先行公開!
(デザインは制作途中のものです)
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月見月久遠

つきみづき くおん


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月見月真理

つきみづき しんり


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月見月悪夢

つきみづき あくむ

 7月8日の「レンジでチン ラーメン編」で紹介した「新潟産のラーメンどんぶり」ですが、その後K村が水の量を学習したおかげで日々ラーメン作りに大活躍。
 あえて言うならちょっとどんぶりが深すぎというか、深さと面積のバランスが若干微妙で、安物の塗り箸だと麺が滑って持ちにくいとかあります。
 が、しかし、そんな細かいことはいいんだ。
 毎日ウマイラーメンが食べられる! それだけでK村は幸せなのです。
 これにレイアウト変更後の炊きたてご飯が加われば、K村的食生活はパーフェクトな彩りになるのです。
 というわけで、昨日は醤油、今日はミソ、そして明日は塩ラーメン! といった具合に毎日大変充実している今日この頃。みなさまいかがお過ごしでしょうか。
 GA文庫K村です。
 さて今回はGA文庫大賞の評価シートについて。
 評価シートでは、目安として5つの項目にそれぞれ得点を付け、グラフにしています。
 今だと、“設定について”“キャラクター”“ストーリー”“作品構成力”“文章力・表現力”の5つ。
 それぞれに点が付き、丸く太ったグラフに近ければ大変幸せ、というアレです。
 ところがこれ、実は大きなポイントがあります。
 それは、
“各要素の合計値=作品の評価、ではない”
ということです。
「え? どういうこと?」
と思ったかもしれませんが、でもそれは事実。
 いや、もちろん各要素の点数がメチャクチャ低いのに、作品の評価が高い、というのは基本あり得ません。
 各要素が高ければ作品の評価も高めになります。
 でもそれはあくまでも“高めになる”“低めになる”というだけのことであって、最終的な作品に対する評価は、
“読んでおもしろかったかどうか”
または、
“読んでおもしろくなる可能性を感じられたかどうか”
に左右されます。
 少しくらいキャラクターが弱くても、設定や文章がアレでも
「でもこれ、おもしろいよね」
と読んだ人間が言えれば上の方まで行くし、
「これ、ここを補強すればいけるよね」
となれば誰か担当が付くかもしれない。
 もしかすると賞を獲ったりするかもしれない。
 そういう類のものです。
 こうした点数の持つ意味合いは、学校のテストとは決定的に違うところです。
 例えば入試では、各科目できちんと点を取り、合計点が水準を超えていれば合格できます。
 でも作品のおもしろさというのは、そういうやり方では実は判定できません。
 まずはそのことをご承知おきください。
 では、あの要素に対する評価は何のためにあるのか。
 それは、応募作の各要素に関して、自分の得意や不得意を把握し、次にどこを伸ばすのか、どこを補うのか、そのための指針。
 または、
「ここは書けているけど、ここが足りないからもちっとがんばってください」
と伝えるためのツール。
 その意味では、各要素に対する評価というのはあくまでも基礎段階としての評価であり、総合的な作品に対する評価とは切り離して捉えてもらったほうがいいかもしれません。
 合計点に一喜一憂するのではなく、それぞれの要素に関して磨くべきところを見いだし、それについて集中的に勉強する。
 そんな使い方が、評価シートの正しい使い方ではなかろうかと。
 というわけで応募者の皆様、第3回の一次発表はもう少し先ですが、スタッフ一同モリモリ読ませていただいておりますので、しばしお待ちください。

 編集部公式twitterが公式っぽいネタ振りをほとんどやっていない、ということに気が付いてしまった今日この頃。みなさまいかがお過ごしでしょうか。
 GA文庫K村です。
 いやまぁ、なんとなく使い続けていたらいつの間にかアブラブの連絡用アカウント、みたいになっちゃいました。
 まあとりあえずフォローしておくと、松屋はゴハンばかりで肉の盛りが少ないとか、新宿の串家物語は東口のほうがデザートが充実しているとか、赤坂見附のてけてけは、つくねがイチオシとか、そういう大変有意義な情報が入手できると思われます。
 というわけで、先日呟いたVキューブ セブン。
 やっと完成したのでご報告。
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 パズルとしての基本的な性格はプロフェッサーキューブ(5×5×5)と同じなので、正直難易度はそれほど高くないはずなんですが、正直言ってまだ自分でも手順が確立していません。
 たまたまうまくいったところを逃さずパチリ! とした、というのが真相。
 なので、その後崩してからは、まだ揃ってません。
 まあなんとかなるのはわかったので、ゆるゆる遊ぼうかな、と。
 とはいえ、夜寝る前とか
「あ~、こことここが揃わねぇ~」
などと言いつついじっていると、頭の中が空っぽになって結構ステキ。
 気が付くと1時間経ってたりすることもしばしば。
 造りもしっかりしてるし、今のところシールが剥がれることもないので、この手のパズルがお好きな人にはオススメしますです。

■7月xx日
 今月は編集部引越しという大イベントがあるのです。
 ……といっても同じフロア内で場所を移るだけですけどね。
 しかし机の周りが猛烈に片付いていない私にとってはまさに地獄の責め苦(そう、※あの雪崩事件からまったく学習していなかった驚愕の事実が今ここに判明です!)。
 荷造り用の段ボールを前に、ただただ途方にくれる日々なのでした。
 ……四次元ポケット欲しいよう……。
■7月xx日
 初めに申し上げておきますが、以下の話はフィクションです。実在の人物・団体とは何の関係もありません。……たぶん。
「どんな名作でも〆切がなければこの世に生を受けることはなかっただろう」という言葉があるくらい大切な「〆切」ですが、世の中では何故だかないがしろにされることも、ままあるようです。何故でしょうね。
 そのような場合に必要になってくるのが、いわゆる「催促」です。
 作家さんも人間。
 最初の予定通りに執筆が進まないことも当然あります。しかし時間は有限なのです。「催促」しないわけにはまいりません。
 まず第一段階としてメールで探りを入れてみます。
 無反応。
 この場合「便りがないのは元気な証拠」とはいきません。すぐに電話をいれてみます。
 ずっと留守電。あるいはお客様の都合により電話が使えない状態になっております。
 さて、ここからが思案のしどころです。
 作家さんによりますが、ラストスパートをかける時、一切の雑音を断って、集中して執筆される方もいらっしゃいます。いわゆる山篭り状態ですね。そんなときに頻繁に催促しても逆効果な場合が多いです。ここは一気にラストまで書いていただいた方が良いのです。そう、ここでは編集の「信じる力」が試されるのです。
 ……が、残念ながらこれまでの経緯や●●●や×××などによって、「信じる力」の効用が失われてしまった作家さんに対してには次のフェーズに移ることになります(※強調しておきますが、これは「フィクション」ですよ! 「フィクション!」)
 それは電報です。
 この時代に!? とお思いでしょうが、電報にはすごいメリットがあるのです。それは電報は基本的に手渡しで配達しなければならないので「在宅または不在の確認」ができる、というメリットです(※あと現代ではmixiのログイン時間とか、●●●の●●●とか、×××の×××とかいろいろありますがおっとこれ以上は喋れねえ)。
 晴れて電報が届けられたら、作家さんは家にいらっしゃいます。その時点で折り返しご連絡があればいいのですが、なければ最終フェーズ……つまり「家庭訪問」のお時間に移ります。
 さすがに過去、この段階まで行った作家さんは数人しかいません。昭和の熱血編集のように夜討ち朝駆けとはいきませんが、これはこれでまた結構大変です。まあ、原稿さえいただければ地の果てまで行きますけどね! 
 ちなみに一番すごかった作家さんは、私の足音を察知して家全体のブレーカーを落とし、とっさに留守を装う……という離れ業をやってのけられました。……その早業、まさにエスパーかと思いましたよ! 邪気眼なんて目じゃないね!(※二つの意味で!)
 でもまあ、その時は玄関のドアが施錠されてなかったので普通に中に入って声かけましたけどね!(笑)
 以上、フィクション話でした。決して信じちゃいけませんよ! フィクションですよ!