※今回の記事には、物語の根幹に関わらないネタバレを含みます。
ネタバレを避けたい方は4月15日発売の「踊る星降るレネシクル」を読まれた後に、ご覧頂ければ幸いです。
好きなネット小説は「ドラゴンクエストII 任侠鉄砲玉伝説」、サトです。今回は4月15日発売のGA文庫大賞《奨励賞》受賞作「踊る星降るレネシクル」のお話しです。
――裕時悠示先生(以下、敬称略)とイラストレーターさんを相談していた、ある日――
サト「やりましたよ! 裕時先生も推していた、たかやKi先生に決定しました!」
裕時「クリリンのことかあああああああああああ!!」
サト「!?」
裕時「よ、喜びのあまり取り乱しました。なんかもう夢みたいです。……グスッ」
サト「キャラデザインが楽しみですね。カバーはヒロインの『舞波すまる』でいこうかと」
裕時「いいですね! そういえば、すまるにはP数の関係で削ったシーンがあるんですよ」
サト「何でしょう?」
裕時「貧乳のように描写してますけど、実はけっこう大きいんです。例の『星降りの舞』を踊る時に胸が揺れるのは恥ずかしいからって、サラシで抑えてるんですよ」
サト「!?」
裕時「このネタはひとまず温存して、2巻以降に出そうかなーなんて。ははは」
サト「いやいや! そんな美味しい設定があるなら1巻から盛り込むべきです! せっかくたかやKi先生が描いてくださるんですよ? 全力全壊でいきましょうよ!」
裕時「そうですね、たかやki先生にお願いできるなら……。了解です。次の改稿で復活させてみます」
サト「よろしくお願いします! ちなみにサイズはどのくらい?」
裕時「んー、そんなにくっきり大きいわけではありません。背がちっちゃい子ですから、そこそこでも目立つかと」
――改稿のやり取りを繰り返していた、ある日――
裕時「以前『そこそこ』などと愚劣極まることを言いましたが、悔い改めました。愚かな僕を撃て!」
サト「いや、撃ちませんですけど。一体どうしたんですか?」
裕時「隠れおっぱいにする以上は、くっきりとしたおっぱいにしなきゃ駄目です。ギャップが出ない」
サト「いやー、ヒロインですしスタンダードなサイズでいきましょうよ。アイ○スでいえば春○さんくらいの胸でいいんじゃないですかね。元の描写が貧乳ですからギャップは十分出ると思いますよ」
裕時「でもそれじゃあ、胸が揺れないじゃないですか!!」
サト「え、揺れるでしょ? 『星降り』を舞うんですから」
裕時「それは揺れますよ! 物理的にはね!」
サト「他にどういう揺れがあるんですか!?」
裕時「物理的に揺れたって『慣性の法則乙!』で終わりなんですよ! それじゃダメなんです! おっぱいが揺れるというのは、ニュートン力学を超越した女の子の羞恥心と男の子の思春期的視線がクロスファイアするポイントで的確に揺れなくてはならずそのためにはやはり一定量の(以下略)」
――以降「貴○さんくらい?」「ゼオ○までは行き過ぎ」「さ○りゃんがベストオブベストッ!」などやり取りが白熱。
裕時「……おそらく私、今までの人生で一番真剣におっぱいのことを考えてます」
サト「あのー、『ひとまず温存』とか言っていた裕時先生は一体どこへ?」
裕時「彼ですか? 彼はリバプールの風になりました」
サト「やまだー! ……まぁ、たかやKi先生のデザインを待ちましょう」
――数日後――
裕時「1巻の改稿、あがりましたー」
サト「お疲れ様です! ……あれ、この春○さんバージョンと貴○さんバージョンっていうのは何ですか?」
裕時「ええ。デザインで上がってくるおっぱいに合わせて、本文を2パターン用意してみました」
サト「参りましたあああああああ!」
そんなやり取りで生まれた「踊る星降るレネシクル」のヒロイン・舞波すまる。
たかやKi先生のキャラデザインをちょっぴり先行公開!
(デザインは制作途中&サラシverのものです)
4月15日発売「踊る星降るレネシクル」略して「るるル」。
よろしくお願いします。