ペンギン道場へようこそ

 サブクラスをどうするか悩みが絶えない今日この頃。
 みなさまいかがお過ごしでしょうか。
 GA文庫K村です。
 もうね、大変なんですよ、「世界樹の迷宮3」。
 ようやくサブクラスが付けられるようになったんですが、おもしろそうなスキルの組み合わせを考えては実地で試す、を繰り返してるもんで、全然シナリオが進まない。
 いやだってさあ、いろんな組み合わせが気になるじゃないですか。
「を、これ強そう」
とか、
「ん? これはすごい火力になるんぢゃね?」
とかいろいろ思いついちゃうし。
 んで、それが実際に機能するかどうかは、やってみないとわからんわけです。
 ていうか、結構スキルの発動条件を勘違いしてたりするので、やってみたら全然ダメ、とか、そもそも狙った効果になりません、とか、コストがものすごくて実用性皆無、とか普通に発生しちゃうのね。
 そうなると当然、実地でのテストが必要になるわけなんですが、問題はそこ。
 すなわち、
サブクラスを付ける → 試しに戦闘 → こんなはずじゃなかった
→ 別の組み合わせを試すために休養or引退 → レベルが下がる → 育て直し
の無限ループ。
 そのせいか、今のパーティにはゲームスタート時の影も形もありまっせん。
 スタートするときも相当悩んでパーティを決めたはずなんですががががが。
 まあ、本作には大王ペンギンというステキなお方がいらっしゃいまして、コイツがすぐ会えるうえ、倒すと結構いい経験値がもらえる。
 当然、K村としてはペンギン道場に通い詰める → 町とペンギンの往復、となるわけで、これすなわち、
本編がちっとも進まない
という大変本末転倒な状態に陥るわけです。
 はい、ここ3日ほど、ダンジョンにもぐっていませんがなにか。
 そんな本末転倒なウチのギルドですが、名前はアブラブと言います。
 すれ違い通信でギルドカードを拾った人は、愛でてやってください。
 ペンギン様の血と汗と涙が染みついています。
 なお、ペンギン様の呪詛が込められているカードはレアなので、拾った人はその場で遠くの空を眺めてみてください。
 きっとそこには“我慢”と書いてあるはずです。

   

キーボードのお掃除

 iPhoneの「Civilization Revolution」に夢中な今日この頃。みなさまいかがお過ごしでしょうか。
 GA文庫K村です。
「THE EYE OF JUDGMENT 神託のウィザード」も継続中なんですが、ちょっとした息抜きというか、片手しか使えないときはiPhoneのゲームが遊びやすくてよいですね。
 気軽と言うか、手軽と言うか、ちゃっととりだしてすぐ遊べるのがステキ。
 なので、移動時のK村は、
・座っているときはPSP
・立ってるときはiPhone
・それ以外は油分補給
と、ゲーム機2台を使い回しながら充実した移動時間を過ごしているわけです。
 まあアプリを立ち上げているときのiPhoneは、スゴイ勢いでバッテリーが減っていくので、うっかりすると夕方には連絡不可、みたいなことにもなりかねんわけですが。
 その場合編集部的には“行方不明1名”というステータスで処理されます。
 英語で言うと“MIA(Missing in Action)。
 ちょっとカッコイイ (編注:使い方を間違ってます)
 それはさておきキーボード。
 毎日必ず使うといっても過言ではないものですが、あまり掃除ってしませんよね?
 K村も普段はほったらかしなんですが、ふと思いたって掃除してみたわけですよ。
 まあ、気軽な気持ちでひっくり返しただけなんですが、そしたらいきなりホコリやら細かいゴミやらが“ばさー”と出てきて大惨事。
 いや、実際使っているのは自分なんで、自業自得っちゃその通りなんですが、それにしたってこの量はすげぇ。
 机の上がゴミでほぼ埋め尽くされましたぜ。
 別になにか特殊なことをしたわけでもなく、単純にひっくり返しただけなのに、しんしんと降り積もる雪のように、キーボードからゴミがわき出て机の上を白く染めていきます。
 ある意味美しい、と言えないこともない。
 まあ机の上はアレな感じになりましたが、キーボードの中はすっきり。
 これで文章を打つと、スピードが倍になったりクオリティがアップしたりと、いいことずくめ。きっと。たぶん。
 評価シートがはかどりまくっているK村が言うんだから、間違いない (編注:大嘘)
 なので、GA文庫大賞に応募する方は、ぜひ一度お試しあれ。
 掃除機とかぞうきんを用意せず、かる~い気持ちでいきなりひっくり返すのがコツですよ?

   

 最近DOMEMO(ドメモ)に夢中な今日この頃。
 みなさまいかがお過ごしでしょうか。
 GA文庫K村です。
 このDOMEMO、自分の手札を相手側に向けて配置、プレイヤーは自分の手札の数字を見ないで当てる、当てたら1枚ずつ取っていき、手札が先になくなったら勝ち、というシンプルなゲーム。
 番号札は1が1枚、2が2枚~7が7枚と、その数字の枚数分用意されていて、全部で28枚。
 2人でプレイするときは、7枚ずつが手札、場に7枚さらして、7枚は伏せたまま、となります。
 つまり、常に何枚かはわからない状態のまま、対戦相手の手札を見つつ、自分の手札に何が来ているか読み合うわけ。
 最初は単純に確率の高い数字を言うだけなんですが、慣れてくると微妙に駆け引きが絡んだり、へんな引っかけを画策できたりして結構おもしろい。
 例えば、相手の手札に1が見えているのに、わざと「1」と言ってみる。
 そもそも1って言うのは手がかりなしの状態で言わなきゃいけないことが多いのに、先に他のプレイヤーに言われてしまうと、
「あれ? 1って言った。てことは、自分のところに1はない?」
と疑心暗鬼に。
 結果、他の数字が全部外れてから言いたくなる=その間自分の手が進む、というわけ。
 もちろん見抜かれてあっさり「1」とか言われることもありますが、そのへんは相手の顔色や心理状態を窺いながら、お互いポーカーフェイスで戦うわけです。
 人数も2~4名、一回の勝負も短め、しかも適当に数字を言っても参加できるので、小さな子供でも大丈夫。
 意外なほどおもしろいので、ぜひ一度お試しあれ。
 と言いつつ、長らくお待たせしております「無限のリンケージ」。
 ついに最新刊の刊行が決定しました!
 タイトルもすでに確定して、
「無限のリンケージ3 ―レディ・フェンサー―」
 ををを、なんかカッコエエ。
 というわけで、今回は早出しカバーイラストのご紹介。


 今回のメインは新キャラのカルラ・フェルステルさん。
 フェンシングの元銀河選手権覇者にして、ベックスの後輩。
 ところがこのカルラさん、なぜかベックスに激しく懐いていて、銀河選手権覇者の座を投げ捨て、ベックスを追い掛けてFTRになっちゃったんですね。
 え? 確かベックス結婚してたよね? どうするの? と思った読者のみなさま。
 あなたは正しい。
 ヘタをすれば命すら落としかねないBTRに自分を追い掛けてやってきたかわいい後輩。
 しかも次戦はラーベルト!
 勝つも負けるも大騒ぎ! な超展開となっております。
 というわけで、絶賛進行中の
「無限のリンケージ3 ―レディ・フェンサー―」
5月の発売をお待ちくださいませ。
 こんな調子でまだまだ続くムゲリンなわけですが、実はこれと同時進行でしゃこーくんの別企画も進行中。
 こちらも少しずつ情報を出していきますので、楽しみにお待ちくださいませ。
   

 水温む春。
 雪解けと同時に、編集部の各地でも机の上に置いたものどもが雪崩て大騒ぎな今日この頃。
 みなさまいかがお過ごしでしょうか。
 GA文庫K村です。
 さて、公式サイトでも発表がありましたが、第2回GA文庫大賞後期選考結果の発表であります。
https://ga.sbcr.jp/novel/taisyo/02/index2.html
 今回はとにかく数が多くて大変でした。
 とはいえ、大変だったのは最終候補が出そろうまで。
 奨励賞そのものは、比較的すんなり決まりました。
 コメディ色の強いものが多かったので、個人的にはもちっとスケールの大きな作品も欲しかったなぁ、とは思いますが、残った作品はどれもおもしろく読ませて頂きました。
 ともあれ、まずは後期奨励賞受賞のお二人、おめでとうございます。
 これからのほうが大変ではありますが、担当編集と一緒にがんばっていい作品を生み出してくださいませ。
 そして残念ながら受賞に至らなかったみなさま。
 これにめげず、評価シートを参考にさらなる精進を期待します。
 特に今回、見事奨励賞を射止めた冬木冬樹さんは、第1回から応募を続けた強者。
 実際編集部でも回を追うごとに進化する彼の作品に対し、
「いつ奨励賞作品になるんだろうか」
 とワクワクしながら待っていたという経緯があります。
 今回奨励賞となった「かんなぎ家のひとびと」は、会話を主体にした軽妙なファミリーコメディ。
 これでもか、と繰り出されるボケ・ツッコミに、ちょっとしんみりさせる物語が選考会でも高く評価されました。
 特にキャラクターが増えて3人になった状態での高速ボケ・ツッコミはK村的イチオシ。
 それから、もう1人の弐乃りくとさん。
 こちらは「善意の魔法」というタイトルとは裏腹に、ある町で起きる連続殺人の謎と、それを追う謎の女の子&主人公、というハードな設定。
 心に傷を持つものが、その傷を抱えながら戦う様がカッコイイんですが、実のところヒロインのかわいさが一番の魅力。
 また、こちらも会話のノリというか勢いがよく、冒頭のヒロイン登場からガッチリつかんでくれます。
 ともあれ、そんな2つの奨励賞作品ですが、秋の刊行を目指してがんばりますので、楽しみにお待ちください。

   

評価シート発送状況など

 黄砂と花粉で車がメッチャ汚れる今日この頃。
 みなさまいかがお過ごしでしょうか。
 GA文庫K村です。
 さて、大変お待たせしている評価シートですが、現在の状況とか発送予定についてご報告。
 現在一次落選作品の評価シートがあと100通ほど残っています。
 こちらは4月刊の校了をやりつつ、月内には発送する予定。
 結局一次選考落選作品につきましては、3回に分けての発送となってしまいました。
 ヤキモキしてお待ちのみなさま、申し訳ありませんが、今しばらくご辛抱ください。
 それから2次落選以降の評価シートですが、こちらは4月中旬には発送の予定。最終選考の分までまとめて送ります。
 また、今月末には第2回GA文庫大賞後期奨励賞の発表も行いますので、併せてお待ちくださいませ。
 ちなみに誰も心配していないと思いますが、ただいま療養中のみっひーは、4月中旬から下旬にかけての復帰を予定。
 発送が終わってから帰ってくる、ってあたりにヤツの腹黒さがうかがえまする。ガッデーム。