新兵器登場!

 いよいよ寒くなってきた今日この頃。みなさまいかがお過ごしでしょうか。
 GA文庫K村です。
 さて、本日は寒い冬に対抗するための新兵器のご紹介。


 えっと、10代のみなさまには馴染みがないと思いますが、これ、カイロです。
 その名もハクキンカイロ
 プラチナをまぶした綿状の触媒と気化したベンジンを反応させてぬくもる、という代物ですが、これが実に暖かい。
 燃料がベンジンなので、若干取り扱いに注意が必要ではありますが、実際にやることと言えば、付属の計量カップを使って中の綿にとぽとぽとぽ、としみこませるだけ。
 そのベンジンだって、専用ベンジン以外に、キャンプ用のホワイトガソリンとかジッポーライター用のオイルが使えたりします。もちろんその他カイロ用のベンジンでも多分大丈夫。モノによっては臭くなるらしいのであまりオススメしませんけど、その意味でも利便性が高い。
 燃料の補充に関して言うと、ジッポーなどのオイルライターとやってることはほぼ同じ。難しいところはありませんです。
 当然持続時間は入れる燃料の量で調整できます。写真のBMというモデルで最大18時間。ライターの付いてないピーコックというモデルだと24時間。
 一度付けたら一日中持つ、というのは実に心強い。ゴミも出ないしね。
 ちなみにこのライター部分ですが、タバコに火を付けるためのパーツではありませぬ。
 このカイロは、触媒反応を起こすために最初火口を温める必要があるんですが、このパーツはそのためのライター。なので、ライターが付いていないモデルは百円ライターで最初だけ火口をあぶる必要があります。
 K村的使い方は、火を入れてフリースのポケットに入れ、その上から上着を着るというもの。夜中に一人で起きてゴソゴソしているときとか、長時間外をうろうろするときとか、上半身全体がほんわかぬくもって幸せ。
 あまりの使い勝手の良さに、今年はスキーに行こうかな、とか冬のキャンプでもいっちょ行ったろか、という気にさえなる。すげー。
 まあ冬のキャンプはホントに寒いんでパスするとして、唯一の弱点が、臭い。
 液体燃料を使う都合上しかたないんですが、若干臭いがあります。これが気になるようだと、ちょっと使いにくいかなぁ。あと、低温ヤケドに注意する必要があるのは、この手の暖房器具の常。
 とはいえ、実際使ってみると意外なほど出番があります。寒さに震える日々を過ごしている人は、ぜひ一度お試しあれ。ぬっくいぜ~~~~。
 ちなみにこのハクキンカイロですが、ジッポーからOEMなんじゃなかろか、と思われる商品が出てます。気になる人は、“ジッポーハンディウォーマー”で調べてくださいまし。Amazonや東急ハンズで取り扱いがあるみたいです。
   

モニター祭り

 出社したらモニターが壊れて仕事にならない今日このごろ。いかがお過ごしでしょうか、編集長K村です。
 そもそも仕事中の自分の行動パターンというのは、
1)PCの前で原稿読み、のフリをしてネット
2)著者さんと打ち合わせ、のフリをしてバカ話
3)DSで探査船を丸飲みしちゃったブタと戦っている、フリをして悪魔合体
だいたいこの3択。
 すなわちモニターが使えないと、ほぼ仕事にならない。
 しかたがないので廃棄モニターのなかから、15インチのやつを拾ってきて設置。
 当然なんですが、社内にはPCがわんさかあり、古くなってダメになったパーツやモニターがコロコロ落ちているのですね。なので、その中から映りそうなものを選んで付けてしまえば当座はしのげる、という算段なのでありますが……。
 付けたはいいけど狭いのよ。
 もとのモニターが17インチだったわけなので、当然アイコンの配置とかウインドウサイズとかが気持ちよく使えるようにあつらえてあるわけですが、それが全部ハチャメチャになっとる。
 おまけにブラウザもエディタも一画面に入りきらない。何かするたびに縦横にスクロールさせないと読めない。
 この場合何が困るって原稿がひと目で見渡せない、というのが致命的。ぜんっぜん内容が頭に入らん。
 かといって、小さなモニターに合わせて設定を変えるのもイヤ。だってすぐに新品導入するつもりだし。
 というわけで、早速Amazonで21.5インチのヤツをポチっとな。それが昨日までの話。あっという間に本日到着。取り付けたわけですが。
「ひっろ~~~~~~い!」
 縦方向の解像度はほとんど変わっていないんですが、さすが21.5インチ・ワイドスクリーン。画面端にあるゴミ箱までボツ原稿を持っていくのに大変時間がかかる!
 というわけで、その広さをみなさんにお裾分け。


 これ、画面いっぱいにインベーダーが配置されるフリーゲームなんですが、ちょっと待て。いくらなんでもミッシリすぎないか。どうやってこいつらを退治しろと。
 というわけで、四畳半の木造アパートから3LDKデザイナーズマンションに引っ越したような新鮮な気分で仕事に励むK村でした。次はウロボロスだぜ~~~。
   

K村的説教タイ~ム その2

 というわけで、毎度おなじみ説教タイ~ムがやってまいりました。
 いつものしゃこーくん(仮名)が、いつものように自分のブログで緩いことを垂れているので、修正するのだよ。
 なお、前回苦行の末に習得したハンマー語は、なぜか編集部では大不評で、メールを打つたびに
「日本語で書け」
とか
「どこを縦読みするのだ」
とか
「応募原稿なら一次落ち」
とかさんざん言われたので、今回はハードボイルドで攻めております。
 せっかくこの“説教タイ~ム”コーナーのために習得したのに。
 しくしくしく。
 というわけで、以下お説教。
◆   ◆   ◆
 いいか、しゃこー。
 いい年して「ウ●コ集めてきたwwww」などと喜んでいる場合ではない。
 世の中には、お前の想像を遙かに超えた世界があるのだ。
 それを今から教えてやろう。
「ベトナム観光公社」 筒井康隆 著 中公文庫
 まずこれを読め。
 全部読む必要はない。短編集なので、その中の1本-「最高級有機質肥料」-これだけを読めばよい。
 20ページもない本当に短いものだが、本を閉じたとき、お前は新しい世界に自分が足を踏み入れたことに気付くであろう。
 そして本作を読むタイミングだが、食事前を強く強く強~~~~~~~く、推奨する。
 そうだな、ハンバーグとかだとちょうどいいかな。
 ほっこりしたジューシーなヤツだとバッチリフィット。
「これから晩ご飯~、おいしいおいしいハンバーグ~~~~~」
 などと浮かれているところで読むとベリーデリシャスな感じである。
 というわけで、諸君の健闘を祈る。
※編集部注:ここで取り上げている「最高級有機質肥料」ですが、
     マジであっちネタがダメな人は読んじゃダメです
     ついうっかり読んじゃった結果について編集部は一切関知しませんです

   

カセットガスバンザイ の巻

 編集長K村です。ウチは別に畑をやっているわけでもなく、家庭菜園の趣味もないので直接は関係ないのですが、なんとカセットガスを燃料にした耕耘機、なるものがあるそうな。しかもこれが結構売れているとか。
http://www.honda.co.jp/tiller/pianta/spec/index.html
 カセットガス1本で使用時間1時間、というのは確かに趣味の畑にはちょうどよさそうな気配。しかも軽油とかガソリンなんかの液体燃料と違って手も汚れないし危険も少ない。コンビニでも買えるし、余ったらとっておいてもいいし、コンロで使っちゃってもOK、しかも1本100円もしないお値段、となんともお手軽この上ない。
 そりゃまあ確かに売れるわな、と。
 ちなみに自分の家はキャンプで使うランタンやコンロの燃料をカセットガスに統一しているので、カセットガスは常備。耕耘機だってその気になればいつだって使える。
 当然そうなると“耕耘機以外になにがあるんだろ”となるわけで、調べてみたら“発電機”と“草刈り機”は確認。発電機は災害時に役立ちそう。
 あと個人的にはチェーンソーがラインアップにあるといいんだけどな、武器的な意味で。
 で、これまた気になって叩いてみたら、ちゃんと取り扱ってた。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001UDT4BM/tsukinukeruyo-22/
 どんだけフトコロ深いんだ、Amazon。

   

アブラブ

 いきなりヘンな呪文でこんにちは。編集長K村です。
 今回のお題は、アブラブ。
 別にこれ、呪文とかではありません。漢字を当てると
“油部”。
 なんと言いますか、見たまんまであります。
 とはいえ、別に部活ではないです。
 目隠しした状態で食用油を飲み比べて銘柄を当てるとか、全国のご当地油を調査してレポートにまとめるとか、自分達で菜種を栽培して油を精製、売上の足しに、とかそういうわけでも、ない。もちろん、油田を探して会社の行き帰りにダウンジング、というわけでもない。
 ここで言う油部とは、“油分補給部隊”の略。
 実は編集部には煮詰まったとき、はけ口として、串揚げ食べ放題とかホルモン食べ放題とか焼き肉半額キャンペーンとかそういう油っこい食物をわっしゃわっしゃ詰め込む、という習性を持っているメンバーが多い。てか、全員それ。
 あと、なにかデカいメニューが話題になったときなんかに、
「オレ達は誰の挑戦でも受ける!」
「みんなのために油分を補給してくるぜ!」
とか言いながら全員で突撃する。そういう設定があるのですね。
 で、そうした走油性を持つわしらを指して“油分補給部隊”、通称“油部”となったわけです。なので、部活というよりは単なる本能。
 もちろんメンバー全員顔はてっかてか。よく言えばコラーゲン、普通に言うと油顔。年に一度の健康診断では、全員があっちこっち引っかかりまくる。
 まあなんと言いますか、そんなメンバーが作っているわけですから、GA文庫はその70%が油分でできていると言って過言ではない。残りの30%はもちろん炭水化物。トッピングにほんの少し愛を振りかけてお召し上がりくださいませ。さっぱりとしたあとくちが魅力です。